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お酒に合う料理メニューの開発はお任せあれ!柴田屋酒店「醸造家兼料理長」を務める神谷シェフをご紹介します。#2

前回#1の続きです。


現在、グループ会社全ての料理メニューを監修する神谷さん。有名店でのスーシェフという立場を捨てるほどに興味を抱いたのが「クラフトビール」の世界でした。



【僕もクラフトビールを造りたい】

クラフトビールとの衝撃の出会いから2年。想いの全てをしたためた履歴書を送るも、何の音沙汰もなく時間が過ぎていきました。「人気店は応募が多そうだし、難しいのかな・・・」その後、何とか電話で面接の機会を得ることに成功したのですが。

「うちは正社員を採用していないから、クルー(アルバイト)からスタートでいいならいいよ。」

ビール工房には毎日のように醸造家希望者から応募があるのですが、正社員採用は一切なし。誰でもクルーからと、スタート地点は一緒。本気かどうか試されているのだと思いました。

「クラフト=手工芸」だからこそ人が全て。

つくり出すものに、想いの強さやその人のポリシーが現れます。「本気度」は良いビールを造るために必要な条件です。



【二度目の旅立ち】

クルーとして働き始めたもののやはり最初は雑用からで、狭山にある知り合いの農家さんから安く譲っていただいた野菜を、ビール工房各店舗に運ぶのが仕事でした。

ただ、当時のビール工房はその野菜を活かせる料理メニューや方法が無く、無駄になってしまうこともしばしばありました。

「美味しいビールは既にある。更にそれを引き立てるような料理があれば、喜んでくれる人がもっと増えるのではないか」



【料理とお酒は夫婦のようなもの】

原料の特徴や最先端の醸造の技法を学ぶ日々を送り、醸造家として5年が経過する頃、自分のバックボーンであるフレンチを活かしたビールを完成させることができました。

そして、そんなビールをより美味しく楽しむのに切っても切れないのが「料理」です。

フレンチでは、ワインと料理の相性がとびきり美味しく合うことを「マリアージュ」といいます。

これは文字通り「結婚」という意味で、お互いを引き立て合い、切っても切れない夫婦のような関係をお酒と料理の相性に当てはめているんです。

お酒だけもいいけれど、料理が合わさることでより幸せを感じる。

お酒とひとことで言っても、ビールやワイン、日本酒など世界各国に様々な種類がある。

多種多様なお酒、それに料理を合わせていけば幸せは無限だと思いませんか。

「お酒×料理」の組み合わせは無限にある。

だからこそ、これからも新しい料理をどんどん開発していきます。


有名店の副料理長から転身し、現在は醸造家と料理長という2つの顔をもつ神谷さん。料理人としての原点である「無限の可能性」への挑戦は、柴田屋の仲間になった今でも変わらず続いています。


アフターコロナの飲食業態「SAKE-YA」を、5年以内に9店舗から34店舗まで拡大する予定です。それに伴い、料理スタッフならびに将来の幹部を大募集します!コロナ禍にも関わらず、過去最高売上を叩き出した新しい飲食店の業態を、私たちと一緒に作り上げませんか?

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