社員インタビューvol.16|数字で会社の成長を支える──怪我を乗り越えた野球少年が、バックオフィスのプロフェッショナルへ
こんにちは、Senjin Holdingsの人事責任者・武智です。
今回は、当社の経理を中心としたバックオフィス業務を担当する永山雄大さんにインタビューを実施しました。小学生から大学まで野球に打ち込み、高校時代の挫折を乗り越えた経験が、今の仕事にどのように活きているのか。また、上場企業からスタートアップへの転職を決めた理由や、数字を通して会社の成長を支える仕事の醍醐味についてお話を伺いました。
目次
高校時代の挫折──怪我を乗り越え、コツコツと積み重ねた先にあるもの
「同世代が多く、意見の言いやすい環境」──Senjinへの入社を決めた理由
会社の成長を数字で見届ける──経理の仕事のやりがい
「体育祭前日のような熱量」──Senjinで働いて感じた最大の驚き
明確な役割分担で、さらなる成長へ──今後の展望と理想の組織像
高校時代の挫折──怪我を乗り越え、コツコツと積み重ねた先にあるもの
永山さんの人生で最も印象に残っている出来事を教えていただけますか?
永山:高校時代の野球部での経験ですね。入学した高校は野球の強豪校で、練習がとても厳しかったんです。1年生と3年生では、体格も違いますし、最初はその練習についていけなくて。それで、無理をして練習を続けた結果、腰を骨折してしまって。約1年間ほど野球ができなくなりました。
歩くことはできても、階段を上るのもきついし、授業中に座っているのも辛い状態でした。思い描いていた高校生活とは全然違うものになってしまって、このままでは自分の夢を諦めなくてはいけないかもしれないと思ったんです。
周りの同級生は練習を続けて、どんどん上級生たちと一緒にプレーできるようになっていく。それを見て焦りました。でも、焦っても体が動くわけではない。そこで「今の自分に何ができるのか」を考えたんです。
怪我をしている間、高校野球に耐えられる体づくりをしようと決意しました。たくさんご飯を食べて、できる範囲で筋トレをして。コツコツと積み上げていった結果、怪我が治った後にレギュラーとして試合に出られるようになったんです。この経験から、何かに行き詰まった時、嘆くのではなく「今できることは何か」を考えて行動することの大切さを学びました。
「同世代が多く、意見の言いやすい環境」──Senjinへの入社を決めた理由
Senjinを知ったきっかけと、入社を決めた理由を教えてください。
永山:転職活動をしていた時に、エージェントさんから紹介してもらった企業の中の一つがSenjinでした。最初は経営管理部のメンバーとリモートで一次面接をして、その後本社に来て下山さんと面接しました。
一番印象的だったのは、経営管理部メンバーの人柄がよくて話しやすかったことですね。また、本社に来てみて、社員の方々が若いということにも驚きました。前職の上場企業とは雰囲気が全然違って、いい意味でカジュアルで、変に構えることなく素直に自分の考えを話せる環境だと感じました。
Senjinへの入社を決めた最大の理由は、同世代が多いという点です。自分がやりたいと思ったことに対して、サポートしてくれる環境があり、意見が言いやすい職場だと感じました。距離感も良い意味で近くて、チームとして一体感があると思いました。
前職は上場企業の子会社で、ある程度安定していましたが、父親も同じような経理の仕事をしていて、「若いうちにいろんなことに挑戦できる環境はいいんじゃないか」という言葉をもらいました。そういった背中を押してもらえる言葉もあって、ハードルを感じることなく入社を決めました。
会社の成長を数字で見届ける──経理の仕事のやりがい
現在の仕事のやりがいはどんなところにありますか?
永山:会社全体のお金に関わることや、決算書などの数字を扱う仕事なので、とてもデリケートな部分を担当しています。その中で、Senjinが成長している裏側を全部数字で見ることができるのは、本当に面白いと感じています。
また、これから会社がさらに成長していくにあたって、金融機関とのやり取りなど、やらなければならないことはたくさんあります。それも全て、Senjinが成長していくために必要なことなので、どんどんチャレンジしていきたいと思っています。
入社当初は、銀行の方と融資の話をするという経験がなかったので、少し身構えました。前職では、そういった対外的なやり取りは上の階層の人たちがやる仕事だったので。でも、実際にやってみると、相手が何を求めているのかを聞き出しながら話していくうちに、徐々に慣れていきました。経験を積み重ねることで、最初の不安は自然と解消されていきましたね。
今の仕事に対して「やりたくない」と思ったことは全くありません。それは、自分で考えて仕事ができる環境があるからだと思います。もちろんルーティンワークもありますが、改善すべきだと思ったことを社長の下山さんに提案すると、「ぜひやったほうがいいんじゃない?」と言ってくれる。そういった風通しの良さが、モチベーションを維持する大きな要因になっていると思います。
「体育祭前日のような熱量」──Senjinで働いて感じた最大の驚き
Senjinで働いてみて、一番印象に残っていることは何ですか?
永山:ホームページにも書いてあると思いますが、「体育祭の前日」みたいな雰囲気がすごく印象的でした。全員が仕事に対して素直で、非常に熱量高く取り組んでいる姿勢が本当に素晴らしいと思います。
最近は人数も増えてきていて、通常であれば、人数が増えるとそういった熱量や文化は薄れていってしまうものだと思うんです。でも、Senjinでは今でもその文化が全く変わっていない。それは、下山さんや武智さんをはじめとしたコアメンバーが、「Senjinってこういうところだよ」ということを新しく入ってきた人たちにもしっかり伝えているからだと感じています。
この環境の中で、自分も自然とその熱に感化されて、より良い仕事をしたいという気持ちになります。指示待ちではなく、自分で考えて行動する。そういったSenjinの働き方に、とても共感しています。
明確な役割分担で、さらなる成長へ──今後の展望と理想の組織像
今後、Senjinがさらに成長していくために、どのような変化が必要だと思いますか?
永山:2〜3年の目標としては、会社の成長に合わせて自分も成長していきたいと考えています。
会社全体でいうと、成長途中の組織なので、役割分担がまだふわっとしている部分があります。例えば、新入社員が入ってきて「これって誰に聞けばいいんだろう?」と思った時に、それが明確になっていないことがあります。聞かれた方も、自分がそれを答える立場だと認識していないかもしれない。
そういった役割や責任をより明確にしていければ、事業としてもさらに伸びていくのではないかと思います。「この人はこの役職で、この役職だからこの仕事をする」というのが明確になると、全員がより動きやすくなるはずです。
また、新しく経営管理部に入ってくる方には、指示を待つのではなく、自分で考えて気づけて、それを伝えられる人であってほしいと思います。Senjinはまだまだ小さな会社なので、やることはたくさんあります。「え、これも私の仕事なの?」と思うのではなく、率先して取り組める方が合うと思います。
Senjinは本当に働きやすい環境です。自分の意見が尊重され、主体的に仕事ができる場所。そんな環境の中で、一緒に会社の成長を支えていける仲間が増えたら嬉しいですね。