社員インタビューvol.6|部活のように本気でぶつかれる場所を求めて──ラクロス部副主将から新卒で事業部責任者へ。
こんにちは、Senjin Holdingsの人事責任者・武智です。
今回は、大学時代にラクロス部で副主将を務め、現在はTTOとメディア現場の統括として活躍中の石川紘平さんにインタビューしました。石川さんの原体験、Senjinへの入社経緯、そして今の仕事観まで、熱量そのままにお届けします。
目次
引退の翌日、衝動的に「働きたい」と思った
仕事=つまらないと思っていた先入観が崩れた瞬間
「自分にはこれくらいで十分」──その幻想を打ち破れた2年目
当たり前の基準が高い人と、本気で勝ちに行きたい
引退の翌日、衝動的に「働きたい」と思った
まずはこれまでのスポーツ歴から教えてもらえますか?
石川:高校卒業までの15年間、ずっと柔道をやっていました。やるからには上を目指していて、柔道が強い筑波大学を第一志望にしていましたが、不合格。東海大学も柔道で名門でしたが、推薦枠のみだったので諦め、一般で受かった大学に進学することになりました。最初は、目標を失ってぼんやりしていましたが、大学で「次に何を本気でやるか」を考えたときに出会ったのがラクロスでした。未知の競技でしたが、日本一を目指せるポテンシャルがあると知って「これだ」と思いました。始めると、1年目からラクロスにのめり込み、4年目には副主将を務めました。部員は50名ほど。組織としてのマネジメントも求められるなかで、プレーヤーとしてもチームとしても結果を出すことに全力でした。
人生の夏休みと言われている大学4年間を、他にも選択肢が無限にある中で、あえてお金がもらえるわけでもないし、サッカーみたいにプロがあるわけでもないアマチュア競技に本気で費やしたことで、今の自分の人格や人間性を築くことができました。それがビジネスの場面でも活かされているので、とても誇れる4年間だったと思っています。
Senjinを知ったきっかけを教えてもらえますか?
石川:部活の引退が10月16日。その翌日、久しぶりに一日予定がなかったので家でゆっくり過ごしていました。久しぶりに自由な状態になって、「遊びたい」ではなく、「何かに取り組みたい」気持ちが急に芽生えてきて。
正直、それまで就活らしいことはほとんどしてこなかったんです。
ずっとラクロスに集中していたので。
でも、オフになって初めて「社会に出る」ことを現実的に考え始めました。
Twitterを見ながら就活情報を漁っていたときに、偶然出会ったのがSenjin副社長・増田さんのnote。
「圧倒的に成長できる環境」「仕事に全力で取り組む」みたいなフレーズが書かれていて、それを読んだ瞬間、「これだ」と思ったんですよね。
部活のように本気で打ち込める環境が欲しかった自分にとって、まさに理想の職場に感じたんです。
その時点では、どんなビジネスをしている会社なのかもよくわかっていませんでした。
それでも「ここで働きたい」という気持ちだけが圧倒的に強くて、翌日には増田さんにDMを送り、すぐにオフィスに行き、翌週には入社が決まりました。
今振り返っても、あのときの衝動と行動が今の自分のキャリアの原点になっていると思います。
仕事=つまらないと思っていた先入観が崩れた瞬間
配属当初はどんな業務をしていたんですか?
石川:最初はSEOチームに配属されました。SEOという単語すら知らなかったので、「何この横文字?」ってレベルでした(笑)。でも、自分の中で「知らない=面白そう」と変換される癖があって、直感的に「やってみたい」と思ったんですよね。
入ってみたら、まさに“努力が報われる世界”でした。数値の変化、改善の成果、成長の実感。まるでラクロスと同じでした。練習すればするほど上達し、試合で勝てば報われる。その構造がSEOやWebメディアの世界にもあって、どんどんのめり込んでいきました。最初は「仕事ってつまらないもの」と思い込んでいたんですが、それが完全にひっくり返りました。むしろ、楽しくて仕方がなかったです。
順風満帆ではなかった時期もあったよね。
石川:1年目は本当にきつかったです。配属先のメディア事業部(SEO)は、広告事業部のように短期の成果が出づらい事業モデルで、長い時間軸から逆算して数字を積み上げて、成果を出さなければいけなかったのに、結果として上手くいかなかったので本当に悔しかったですね...
広告チームが圧倒的な数字を出している中で、自分たちの結果は地味で、劣等感を感じることもありまし毎月の締め会の料理の味がしないくらい、悔しかった月が続きました。
自分は何のためにやっているのか。意味はあるのか。そんなふうに自問自答を繰り返していました。
それでも、逃げずに向き合い続けられたのは、周囲の存在が大きかったです。増田さんや武智さんをはじめ、先輩たちが細かくFBをくれて、成長するためのヒントをくれた。
1年目は正直、成果よりも“社会人としての基礎”を徹底的に鍛えるフェーズだったと思います。
ラクロスしかしてこなかった自分が、クライアント対応や業務管理、そしてマナーの部分まで含めて、地に足のついた成長ができた1年間でした。
「自分にはこれくらいで十分」──その幻想を打ち破れた2年目
そこから現場統括まで一気に成長した背景には、何があったの?
石川:一言で言うなら、「自分の可能性を信じられるようになったから」だと思います。
1年目で基本的なビジネスの戦闘力はつけられたと思っていて、SNSの事業に移動になって3~4ヶ月してから大きな成果が出て評価していただけるようになったのですが、
その1年目の時から急激に何かの能力が爆発的に伸びたっていうよりは、「自分の可能性を信じられるようになった」というマインド面の変化が大きかったのだと思います。
きっかけは当時の上司だった鈴木さんが、人の可能性を開発するのが得意な人で、何も成果を出していない自分の定性的な一面を評価してくれていて、「石川は優秀だから絶対その数字いけるよ」と根拠もなくポジティブな言葉を言い続けてくれました。
最初は半信半疑でしたが、不思議とできそうな気持ちになってきて、そこから目標に対して逆算して動けるようになり、「これは絶対にできる」という前提で行動できるようになった。
以前のように「黙って努力する美学」から、「宣言してそれを現実にしていくスタイル」に大きく変わったのも、大きな成長です。
そして、2年目に入ってからは、チャンスを次々に掴めるようになり、裁量の大きな案件も任されるようになりました。
人を動かす立場になり、責任の重さも実感する日々ですが、間違いなく楽しいです。
そして何より、「あの1年目の苦しさがあったから、今の自分がある」と心から言えます。
将来的にはどんな目標を描いていますか?
石川:何かこれという具体的な目標はまだないのですが、仕事に熱中するのは仲間と大きい目標に向かって努力して、勝っていきたいと思っているからです。
それが、100億規模の事業を作ることなのかもしれないし、その時にワクワクすることに挑戦できたらと思っています。今は新規の事業を任せていただいているので、この事業を形にすることが目先の目標です。今までは素直に上の方の戦略を素直に実行してきてうまくいってきたので、今度は自ら方針を立てて事業を成功させることが自分の挑戦だと思っていますし、すごくワクワクしています。
当たり前の基準が高い人と、本気で勝ちに行きたい
最後に、どんな人と一緒に働きたいですか!
石川:「当たり前の基準が高い人」と一緒に働きたいです。部活動や受験など、『周りからそこまでやる?」と引かれるくらいの、所属してる組織や環境の当たり前の基準をあげている人。僕自身、ラクロスも仕事もそうでしたが、結局夢中になって勝つまでやり続けられるやつが強いと思っていて、この会社にはそういう人が多いと思います。
逆に、「ライフワークバランス重視」「とりあえず大手に入っておけば安心」みたいな人には合わないかもしれません。
でも、「人生で本気で勝ちたい」「突き抜けたい」と思っているなら、ここほど面白い場所はないと心から思います。
合理的に考えて、若い20代の今を全力で働いて挑戦していった方が、長期でみた時に大きな成功をおさめられると信じています。
努力が当たり前で、しかもその努力の質が高い人たちと一緒に働ける。そんな環境を求めている人と一緒に働くことができたら僕は幸せですね!
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