こんにちは。インターン生の神田です。
今回は2023年4月に新卒入社された中村日咲さんにインタビューしました。
スピード感あふれるキャリアのスタートから3年。
入社3年目を迎えた中村日咲さんに、これまでの挑戦と成長、
そして“マーケターとしての現在地”についてお話を伺いました。
<中村 日咲さんのプロフィール>
2023年3月 立命館大学卒業、4月にクイック・ネットワーク株式会社に新卒入社。
新卒3か月目にして、SNSプロジェクト責任者に抜擢。
現在まで、自社YouTubeチャンネルの企画、
CM撮影やSNSリアルイベント出展などの施策立案から実行に従事。
本編は以下の記事の続編となっております。
ぜひこちらもあわせてご覧ください。
<セルカ事業部について>
■中古車オークション領域のCtoBプラットフォーム『セルカ』
中古車流通において複数業者が間に入り
各業者に手数料がかかる旧来の流通フローを破壊し、
当社が間に入ることで成約手数料と落札手数料のみを手数料としていただく
ビジネスモデルのサービス。
車を高く売りたい個人とバイヤーのWinWinの関係を実現しており、
高い顧客満足度を誇るサービスです。
チーム全体を動かす立場へ
現在は、インフルエンサー施策や紹介・リピート施策、
そしてテレビCMの準備をメインに担当しています。
10月からは無料マーケユニットのチーフを任され、
チーム全体の進捗管理やスケジュール調整など、
「チームを動かす」役割にも挑戦しています。
これまでは自分のタスクをこなすことに集中していましたが、
今は“チーム全体で成果を出すにはどう動くか”を常に意識するようになりました。
特に力を入れているのが、テレビCMのプロジェクト。
代理店との折衝からスケジュール調整、
クリエイティブ確認まで幅広く担当しました。
15秒・30秒という限られた尺の中で、
どうやってセルカの魅力を正しく伝えるか——。
異業種の関係者と協働しながら、試行錯誤の末に完成させた経験は、
大きな財産になりました。業界の“当たり前”を理解するのに苦労しましたが、
異なる視点に触れることで自分の思考の幅も広がりました。
初めてのプロジェクトマネージャー就任、
眠れぬ夜を越えて
最も成長を実感したのは、チャットボット導入のプロジェクトです。
チャットボットとは、ユーザーからの質問や申し込みに自動で応答するシステムのこと。
セルカでは、
リードジェネレーションチーム・CS(カスタマーサクセス)・売却アドバイザー
(査定営業職)の各部署で活用されています。
このとき初めてプロジェクトマネージャーを任され、
自らの手で全体を動かすことに挑戦しました。
最初はもう全然わからなくて。専門用語も多くて、
会話についていくのがやっとでした。
開発メンバーに何度も質問を重ね、
仕組みを理解し、リリースまで突き進みました。
スケジュールが逼迫する中、リリース前日は、不安でなかなか眠れず、
気づけば朝5時まで何度もチェックを繰り返していました。
大きなトラブルなくリリースできて、
上司から“リスクを先回りして考えてくれたおかげだ
”と言ってもらえたのがすごく嬉しかったです。
チームを動かす難しさと、開発視点を持つ大切さを実感しました。
「仮説を立てる力」と「調整力」が、
マーケターの土台に
これらの経験を通じて、マーケターとして特に鍛えられたのは
「仮説を立てる力」と「社外との調整力」です。
課題に対してロジックを組み立て、打ち手を考える機会が多いので、
自然と仮説の精度を上げる意識がつきました。
また、社外との調整も多く、
相手の意図をくみ取りながら柔軟に対応する力が磨かれました。
入社当初に抱いていた「華やかなマーケティング」のイメージは、
良い意味で覆され、実際は地道で泥臭い仕事ばかりです(笑)。
ですが、その積み重ねが結果につながる。
お客様の反応を見ながら検証を繰り返すことが、
マーケターとしての醍醐味だと思っています。
直近では、某有名YouTuberとのタイアップ動画を担当。
公開後には問い合わせ数が大きく伸び、確かな手応えを感じました。
『友達があの動画見たってよ!』と社員から言われたり、
家族から“いい会社で働いてるね”と言われたり。
自分の仕事が会社の信頼向上に直結していると実感できた瞬間でした。
マーケティングの成果が社外だけでなく、
社内の誇りにもつながっていく——。
それが彼女のモチベーションを支えています。
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次なるステージへ。リーダーとしての成長を
今後の目標は二つ。
一つは、担当領域で「成功パターン」を見つけ、
やり切ったと言える成果を出すこと。
もう一つは、リーダーとしてチームを導ける力を磨くことです。
これまで幅広く経験してきましたが、
“これを極めた”と言えるものをつくりたい。
その経験を次のメンバーに伝えて、良い循環を生みたいです。
また、「いいリーダーとは何か」を考えながら、
メンバー育成にも挑戦していきたいです。
就活生にメッセージ
案外なんとかなるから、不安になりすぎずに突き進んで大丈夫。
失敗しても、必ず学びがあるから。
インタビュアーより
インターンとしてお話を伺う中で、中村さんの言葉一つひとつに
“挑戦を楽しむ人の強さ”を感じました。
どんな環境でも前向きに取り組み、チームを信じて動く姿が印象的でした。