今年の6月からクイック・ネットワーク( https://quicknetwork.co.jp/ )に業務委託として参画。
10月からフルタイムでジョインする予定です。ここに至るまでの話をストーリーにまとめてみました。
40歳を迎え、結婚もし、これからの人生をどう歩んでいくかをあらためて見直してみました。
20代・30代はがむしゃらに走り抜け、経験とキャリアを積み上げることに集中してきたけれど、40代から先はまた違った視点で、自分自身のやりたいことと社会的な意義を重ねていきたい。
そんな思いから、今後の人生プランを少し長期スパンで描き直しました。
私がイメージしているキャリアプランはこんな感じです。
- 40代〜:組織とともに文化と市場のムーブメントを創る、関西を魅力ある街にする
- 50代〜:学業に戻りリスキリング
- 60代〜:再び起業し、平均年齢60オーバーのベンチャーを創る
- 70代〜:シニア人材をモチベートし、生涯現役を実現できる世の中にする
- 80代〜:最年長上場を果たす
- 90代〜:VCなど投資や育成を通じて社会へ還元
- 120歳まで現役
正直なところ、これを本当に全部実現できるかはわかりません。ただ、夢として描くだけでなく、「長期でキャリアを積み重ねていく」ことを前提に置くと、今の一歩一歩の意味合いが大きく変わってきます。
クイック・ネットワークとの出会い
そんな折にご縁をいただいたのが、クイック・ネットワーク株式会社。
本社は兵庫県神戸市。私の地元から、世界に向けて挑戦する会社です。
「日本発のグローバルプラットフォームを創造する」というビジョンに強く共感しました。
私はずっと「人と組織」に向き合うキャリアを歩んできましたが、これからの40代は、HRの観点から事業を伸ばすこと、そして社会にインパクトを与えることを自分の役割にしていきたい。そんなタイミングで声をかけてもらえたのは、本当にありがたいことです。
まずは社長室の一員としてジョインし、その中でも「採用チーム」としてスタートします。
採用は会社の未来を決める活動です。いい人が集まれば事業は自然と伸びていくし、逆にどれだけビジネスモデルが魅力的でも、人がいなければ前に進まない。
これまで数多くの企業を見てきて、改めて思うのは「人がすべて」ということ。だからこそ、採用の力でクイック・ネットワークを次のステージへ押し上げていくことにワクワクしています。
HRから事業成長をつくる
採用は単なる人員確保ではありません。どんなカルチャーをつくるのか、どんなチームを築くのか、ひいてはどんな社会的価値を生み出すのか——。すべての始まりが採用です。
「人材を確保する」ではなく、「仲間を集める」
「今を乗り切る」だけではなく、「未来を一緒につくる」
「キャリア=人生を賭けてくれた人に報いる」
私はこれを信条にして、HRという仕事に向き合っています。
クイック・ネットワークでも、ただ人数を増やすのではなく、この会社・この街に集まりたいと思えるようなムーブメントを採用から起こすことを目指します。
そして、その成果は会社の売上や利益だけでなく、地域や社会に波及していくはずです。
兵庫を産業・イノベーションが生まれる街に
私にとってもうひとつ大きい人生目標が、「兵庫を産業・イノベーションが生まれる街にする」というものです。
東京や大阪に比べて、兵庫はどうしても「ちょっと地味」なイメージを持たれがちです。でも、ポテンシャルは計り知れません。
歴史的にも製造業を中心に産業基盤があり、港や空港といった交通の要所も揃っている。そこに新しい産業を呼び込み、面白い会社を増やしていくことで、人が集まり、街が活気づいていく。
「仕事があるから住む」のはもちろんですが、「この街で働きたいから人が集まる」——そんな流れをつくっていきたい。
クイック・ネットワークはまさにその挑戦の先頭を走る存在です。地元から世界を目指すチャレンジを、HRの力で支えていくことは、私自身にとっても使命感を持てる取り組みです。
長期のキャリアと、これからの第一歩
40歳の今だからこそ、これまでの経験を総動員しつつ、次のキャリアの第一歩を踏み出せる。
そして、その一歩が地元兵庫から世界につながる道のりになる。
この文章を書きながらも、「まだまだこれからだな」と感じます。
120歳まで現役という大きな夢の途中で、40代はまだ通過点。ここでどれだけの仕組みや文化をつくれるかが、50代・60代のキャリアを決めていくはずです。
だからこそ、今はしっかりと組織にコミットし、仲間とともに挑戦を広げていきます。
最後に
クイック・ネットワークにジョインすることは、単なる転職ではなく「人生のプロジェクト」だと思っています。
HRの力で事業を伸ばし、兵庫という街を盛り上げ、世界に向けた産業と文化を創る。その挑戦の一部になれることに心からワクワクしています。
これから少しずつ、その過程や学びを発信していきますので、ぜひ見守っていただければ嬉しいです。