こんにちは!
株式会社SAMURAI広報担当 佐藤です。
今回は学習塾の校舎長から弊社の教育コンサルタントとしてご入社いただいた板井さんにインタビューをさせていただきました!
座右の銘は「歩いたところに道ができる」という板井さん。
教育業界への想いが溢れる板井さんに迫っていきたいと思います。
人見知りだった学生時代
ーーー本日は宜しくお願いいたします!早速ですが、今までのご経歴を教えてください。
こちらこそ宜しくお願いします!
学生時代からお話をさせていただきますと18歳までは大分県の地元の公立小学校、中学校、高校と平々凡々な感じで何も面白みもない子供時代を過ごしてました。笑
元々人見知りで人と話すのが得意ではなく、部活もやっていましたがそこまで深い関係でもなくどちらかというと一人で過ごすことが多かったです。
特に通っていた高校の空気に馴染めず、勉強も全然頑張っていなかったので学年でも最下位クラスでした。
「本気で自分を変えなければならない」という自覚
ーーー今の板井さんからは全く想像ができず、驚いています!どこで転機があったのでしょうか?
転機は19歳の時でした。
そんな高校時代だったのでもちろん大学受験も上手く行かず、現役で受かったのは地元のボーダーフリーといわれる1校だけでした。その状況になって、やっと自分の立ち位置を自覚し「本気で自分を変えないといけないんだ」と強く思いました。
そこから親に頭を下げて浪人をさせてもらえることとなり、地元では「監獄」と呼ばれる予備校に入り、併設されている男子寮に入りました。テレビ、パソコン、携帯など何もなく、門限は18時、部屋の窓は2cmまでしか開かないような環境で1年間カンヅメで勉強だけをしていました。
予備校で学んでいる中で、英語が楽しいと思わせてもらえるような先生に出会って、当初は東京の私立の大学を目指していたのですがその先生にAPUを勧められたことがきっかけで、東京ではなく地元のAPUに進学することにしました。
APUは「学生主体」の方針の大学だったため、学部生が大学の教授と一緒に授業をする機会があることや先輩と後輩の結びつきが強い文化でした。そんな環境だったので様々な人と関わることが増え、関わった人が変わっていく様子が面白いと感じはじめたことが、現在の自分に繋がるところが大きいと思います。
ーーー板井さんの原点はここにあったのですね!そこからなぜ教育業界に就職することになったのでしょうか?
前職の会社の事業部長が採用活動のために大学に来ていて、学生管理課の人から「面白いが人来るから話してみたら?」とご紹介いただき、お会いすることになりました。そこでお話をし、誘っていただいたことがきっかけです。
当時、商社やメーカーなどでも内定をいただいていたのですが、その会社で働いているイメージが全く湧かず、一番想像できたのは「教育業界での仕事」でした。浪人時代も含めて、勉強を頑張り、自分が変わるきっかけである大学に入学することもできた勉強。一番自分の働くイメージが持てる仕事をしようと思ったことが大きいです。
ーーー実際働いてみてどうでしたか?
学習塾の校舎長として生徒募集の営業から生徒のフォローや保護者対応、スタッフのマネジメントなど幅広い業務を経験できて、良い経験でした。
特に休日返上で辛い時期もありましたが、生徒が間近で変わっていく様子が見られたことが面白く、やりがいでもあり、7年間もの長い間続けられました。
教育業界で働いて気がついた教育現場の課題
ーーーー新卒で入社した学習塾からなぜ転職を考えたのでしょうか?
2つ理由があります。
1つ目のプライベートの側面では、社会人になってから地元との繋がりが希薄になっていることが気になっていました。
実家が大分で職場が神奈川で距離が遠いことと、学習塾だとどうしても現場ありきだったため、地元に帰るタイミングが少ない状態でした。家族とも疎遠になってしまっていて、でも自分は長男でどこかで地元との繋がりを考えなくてはならないと思っていて、地元に気軽に帰省し易く、働き方に自由度のある仕事がしたいなと考え始めていました。
2つ目の仕事の側面では、2021年頃から学校でPCやタブレットを用いた”グループディスカッション”や”アクティブラーニング”などの勉強方法が増えた時期で、それがだんだん主流になってきていることを感じていました。一方で自分の所属している学習塾はまだまだ”受験”要素が強く、少しずれてきていると感じました。教えていく役割を担っている自分たちもスキルアップをしなければならないと思っておりました。
また、世の中が「学ぶ過程」を大事にする勉強法にシフトしているなかで、最終的に評価をされるのは「知識」であることが、ちぐはぐだと感じていました。
そこが今後の課題でありチャンスではないのかと思い、学習のシステムや学びのあり方をITから解決できるところがあるのではないかと思い、IT業界へ転職をしようと考えました。
自分のビジョンとマッチしたSAMURAIとの出会い
ーーーSAMURAIへ入社しようと思った決め手を教えて下さい。
いざ転職活動をしてみて分かったのですが、自分が考えている課題にアプローチをしている会社がほとんどないことがわかりました。
会社がないのであれば、自分で会社を立ち上げる道が選択肢として出てきますが、自分だけだと限界がありITスキルを持ち合わせていないためできるのか不安になりました。
ただ、色々考えた末に「無いのであれば作るしかない」という考えになり、先々自分で事業を立ち上げるためのスキルを身につけるという前提のもと、ITコンサルや未経験エンジニア職などのキャリアを考えていた時にSAMURAIと出会いました。
面接でお話をしていく中で、私は学習のシステムを使ってその人の自己実現をサポートをする考えでしたが、SAMURAIはプログラミング教育を通じて受講生の自己実現をサポートをするという考えで、アプローチの仕方は違いますが考えていることは近いかもしれないとお話をもらいました。
自分がやってきたことを活かしながら、自分が考えている課題を達成できる道なのではないか?と思えたことがきっかけで、SAMURAIに入社を決めました。
「コンサルタント」とはライフプランナーである
ーーーSAMURAIでのミッションや役割について教えて下さい!
現在はコンサルタントとして、SAMURAI ENGINEERに興味がある受講希望者様とのカウンセリングをさせていただいております。
実際に業務をやってみて感じたのは「セールス」ではなくあくまで「コンサルタント」だということです。
一般的な営業はその商品を利用していただくために「期待値を上げること」が仕事だと思うのですが、プログラミングの習得は難易度が高い。プログラミングを習得し自己実現をするためには期待値だけ上げすぎてしまうのは違うと思います。厳しい現実も見せつつ、その中で「それでもプログラミング学習をしたい」と思っていただける信頼関係を築いて、その自己実現に向けての伴走支援をすることがコンサルタントの役割だと思っております。
そして、前職との違いも感じ、もっと自分自身が成長しなければならないと感じる場面も多いです。
例えば前職の学習塾では年齢層も決まっていて第一志望の大学に合格するという目的がみんな同じで、期間も決まっている戦いです。さらに勉強をするのは子供ですが、投資するのは親であるため、子供の意思とは関係ないところで契約に至るケースもあります。
一方でプログラミング学習は学習を希望する方の年齢層はバラバラで、学ぶ目的も一人ひとり異なり、期間も今すぐやらなければならないわけではないため、お客様一人ひとりに合った伴走支援が必要であり、難易度が高いと感じます。
だからこそただ単純にプログラミングを学ぶメリットを説明するだけではなく、一人ひとりと向き合い「プログラミング学習を通じてどんなキャリアやどんな人生を歩みたいのかということ」を明確化してもらうプロセスを大事にしています。
コンサルタントの業務はライフプランナーであると思っています。
入社年次関係なく一人ひとりの考えを尊重する組織風土
ーーーSAMURAIの良いところ、好きなところを教えて下さい!
前向きな人が多いところです。フルリモートの会社であるからこそだとは思いますが、一人ひとりが自立していることも感じます。
フルリモートで情報だけがトップダウンでテキストで降りてくるわけではなく、毎週の定例や勉強会など話し合う機会を多く持とうとしており、仮に新人だろうと意見をちゃんと伝えられるボトムアップ型の組織であることがとても良いところだと感じます。
また、フルリモートだからこその働きやすさを感じています。
弊社のターゲットのほとんどが現職で働いている方が多く、土日や遅番(13~22時勤務)のタイミングに商談が重なることもありますが、前職と比較して通勤時間がなくまた残業も月15時間程度なので、体力的にだいぶ楽だと感じます。
地元の大分に帰省する頻度も増えました。フルリモート勤務ができるからこそ、実家の大分から仕事することもできるので地元とのつながりも増やすことができて、とても充実しています!
SAMURAIで実現したいこと
ーーー板井さんがSAMURAIで実現したいことを教えて下さい!
お客様の人生の転換点を作り、コンサルタントとして技術的な側面ではなく、もっと広義な課題解決に向き合い続けたいです。
「質の高いIT教育をすべての人に」という教育理念的な側面がSAMURAIの一番の魅力だと思っています。それは最も見えづらいけれど、他のスクールには絶対に見られない唯一無二の価値なのではないかと感じています。
下は10代前半から上は80代まで、年齢も性別も関係ない受け皿の広さ、その人の目的に合わせてオーダーメイドで作るカリキュラム、それだけでお金をとっていいレベルの無料カウンセリング、どれも本気で教育的視点で向き合わないと出てこないアイデアとアクションだと思っています(目的を絞るなら年齢制限設けたほうが効率がよく、固定のカリキュラムの方が運営しやすく、売るだけならテンプレートトークすればよい)。
SAMURAIという組織の拡大に貢献し、日本のプログラミング教育現場において大きな存在感を残したいと思っています。
未来のメンバーへ一言
元教育業界出身者からして、日本の教育も変革期を迎えつつも、まだまだ途上です。
プログラミング教育もその一端で、だからこそ教育手法を作ることも新しい学びのプラットフォームを作ることも、まだまだチャンスがあります。
そういうチャンスに、ワークライフバランス、給与面、生活する上での環境を担保し、取り組ませてくれる環境がここにはあります。
コンサルタントはその最前線でお客様の人生に関われるポジションなので、一緒にお客様の人生の転換点を作りたい人は是非SAMURAIに来てください!
ーーー素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
教育への熱い想いがあふれる板井さんのインタビューでした!
SAMURAIでは板井さんのように”教育”に熱い想いがある方が多く在籍しております。
あなたの熱い想いをSAMURAIにぶつけてみませんか?
今後も一緒に働く仲間を紹介できればと思っておりますので、乞うご期待^^
株式会社SAMURAIでは一緒に働く仲間を募集しています