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「一次面接は飲み会だった。」元ボディビルダーがアルバイトから支配人へ。型にはまらない会社で掴んだ、自分らしいキャリアパス。

▶目次

⑴ボディビルに捧げた日々から一転。僕が「麦わら海賊団」に惹かれた理由

⑵支配人の役割は「最後の責任を取ること」。Satisfillらしいリーダー像を模索して

⑶家族との転勤も安心。タイ人の妻と共に、広島から札幌へ

⑷「まずは話してみたい」責任感と自己主張が、未来を切り拓く

「入社して初めてボーナスをもらった時、震えましたね。」

そう語るのは、株式会社Satisfill(以下、Satisfill)で札幌のホテル支配人を務める藤井光洲さん。学生時代からボディビルに打ち込み、アルバイトで生計を立てていた中で、正社員として初めて手にした賞与。

前職は、元請けとして関わっていたSatisfillに、担当者の人柄に惹かれて入社。面接のプロセスさえも型破りで、「一次面接は飲み会だった」と笑う。

学歴や経歴にとらわれず、個人のポテンシャルを信じて抜擢する。そんなSatisfillの社風の中で、藤井さんはどのようにキャリアを築き、家族との人生を歩んでいるのか。その軌跡と想いに迫りました。

ボディビルに捧げた日々から一転。僕が「麦わら海賊団」に惹かれた理由

まず、はじめに、藤井さんのこれまでのご経歴について教えてください。

藤井光洲と申します。東京生まれ大阪育ちです。小学生の時にカナダに3年ほど住んでいた経験から、関西外国語大学の英米語学科に進学しました。ただ、思い描いていた大学生活とは少し違い...1年留年してしまいました。卒業がコロナ禍と重なったこともあり、趣味だった筋トレを突き詰めて、ボディビルの大会に出場することを決意。そこから4年ほど、トレーニングに打ち込む日々を送りました。

正社員としては、Satisfillが2社目です。ボディビルに打ち込んでいた期間は、エニタイムフィットネスでアルバイトをしていました。その前には、ホテルの清掃会社で管理者として正社員で働いていた経験があります。

元々は清掃会社にいらっしゃったのですね。そこから元請けだったSatisfillへ入社された経緯は何だったのでしょうか?

前職の清掃会社は、雇用形態などが少しグレーな部分があり、正直あまり良い印象を持てずにいました。そんな時、元請けの担当者だった原田さん(現Satisfill社員)に色々と相談していたんです。その時から「光洲が辞めるんだったら、うちの面接を受けてみるのもアリかもね」と、ふんわり声をかけてもらっていて。実際に退職を決めた時、「原田さんみたいにかっこよく働きたい」と思い、面接をお願いしました。

入社前のSatisfillの印象は、とにかく「自由」の一言。良くも悪くも型にはまっていない、まるでワンピースの「麦わら海賊団」みたいなイメージでしたね。

選考の過程で、印象に残っているエピソードはありますか?

それが、一次面接が飲み会だったんです。(笑)関西に代表や役員が集まる機会に呼んでいただき、まだ入社も決まっていないのに皆さんとお酒を飲んで。そうしたら次に「東京に来てほしい、最終面接をしよう」と言われて。「あれ、一次面接はどこに ?」と思ったら、実はあの飲み会がそうだった、という感じでした。

支配人の役割は「最後の責任を取ること」。Satisfillらしいリーダー像を模索して

現在のお仕事内容について教えてください。

今は札幌のホテルの支配人を務めています。エリアスタッフの採用及び正社員の採用に携わり、それと並行して、全国のホテルの清掃クオリティ管理も兼任しています。

支配人としての主な業務は、ホテルに関わる全ての事象に対して「最後の責任を取ること」です。クレーム対応やスタッフのミスも含め、すべてを引き受ける覚悟が求められます。そして、そういった問題が起こらないように管理することがもう一つの大きな軸です。

藤井さんが目指すリーダー像や、チーム作りで工夫していることはありますか?

メンバーには、なるべく「みんなが考えられる集団」になってほしいと思っています。トラブルが起きた時、経験が長い人がすぐに解決するのは簡単ですが、あえて「なぜ起こったのか」「どうすれば次は起きないのか」を全員で考え、根本原因を潰していく機会を作るようにしています。

そのために、何か問題が起きても、ただ感情的に怒ることは絶対にしないように心がけています。まずは一旦全てを受け止め、「なぜこれが起きてしまったんだろう」という問いから始められるような雰囲気作りを大切にしていますね。

家族との転勤も安心。タイ人の妻と共に、広島から札幌へ

入社後のキャリアについてお伺いします。ずっと札幌にいらっしゃるのですか?

いえ、入社してから1年半は、広島で副支配人をしていました。札幌に来たのは3ヶ月ほど前です。広島も札幌も、全く縁もゆかりもない土地でした。

ご家族もいらっしゃるとのことですが、転勤に対するハードルはありませんでしたか?

これは少し特殊なケースかもしれませんが、私の妻はタイ人なんです。彼女は「日本に来ている時点で、どこでも一緒だよ」と言ってくれているので、転勤自体に大きな抵抗はありませんでした。

ただ、会社としても家族での転勤をサポートする体制を整えてくれています。例えば、少し大きめの社宅を用意してくれたり。また、妻も外国人ということで日本での仕事探しに不安がありましたが、異動先のホテルで清掃スタッフとして働ける環境を提供してもらえたので、その点も非常に助かりました。

Satisfillで働いていて、特に嬉しかったこと、大変だったことは何ですか?

大変だったのは、予約サイトのアゴダで起きたマッピングエラーの対応ですね。他のサイトの情報を元に誤った販売がされてしまい、そのクレーム対応に追われた時は本当に大変でした。嬉しかったことは、やはり初めてボーナスをもらったことです。それまでずっとアルバイトだったので、その感覚がなくて。本当に震えました。あとは、出張でニセコに行った際に、VIPルームの清掃を担当させてもらい、お客様で名前は言えませんが世界的に有名な方にお会いできたことも嬉しかったです。

「まずは話してみたい」責任感と自己主張が、未来を切り拓く

どのような方と一緒に働きたいと思われますか?

ざっくりしていますが、「責任感が強い方」ですね。

社員は各エリア少人数で数棟のホテルのマネジメントを行うため、早い段階から責任感が問われます。その上で、しっかり「自己主張ができる方」も重要です。弊社はまだ人数が少ない分、一人の発言力が大きい。自分の思いを言葉にして伝えられる方と一緒に働きたいです。面接では、数あるホテルの中でなぜうちのようなホテルベンチャーを選ぶのか、その「志望動機」を特に重視しています。

藤井さんご自身の今後のビジョンについて教えてください。

いずれは役員として、会社の中枢を担う存在になりたいです。

今は現場の支配人ですが、これからは会社全体の「守り」の部分を固める役割を担いたい。たくさんのホテルを安心して運営できるよう、僕が介入することで「安心してもらえる存在」になるのが目標です。そのために、まだ社内に存在しないマニュアルや、「Satisfillとは何か」を定義付けるものを作っていきたいと考えています。

最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。

少しでも興味があれば、まずは一度お話ししてみたいです。本当にカジュアルな面談という形で構いませんので、ぜひ気軽に声をかけてほしいですね。

それと、もし可能であれば、面接に来る前に一度Googleで「株式会社Satisfill」と検索して、弊社のページを読んでから来ていただけると、より話が早いかなと思います。

みなさんからのご応募をお待ちしています!

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