S&Iの若手育成制度について | 組織
こんにちは!S&I採用担当の山本です。入社後、どんな学びがあり、どのように成長できるのか。就活において、そんな疑問や不安を持っている方も多いのではないでしょうか?人の成長なくして、会社の成長はあ...
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こんにちは!S&I 採用担当の山本です。
就活を進める中で、新人研修についても詳しく知りたいと感じる学生さんも少なくないはず。
具体的な研修内容は?どれくらいの期間やるの?研修後はどんな風に成長できる?
そんな学生さんの疑問を解消すべく、全2回にわたってS&Iの新人研修制度についてのコンテンツをお届けします。
第1回となる今回は、S&Iの新人研修の実施期間や研修内容をご紹介します。
S&Iの新人研修制度
自社以外にも同期がたくさん!グループ会社との合同研修
① 企業理解(約1か月)
② ビジネス基礎研修(研修期間を通じて)
③ IT基礎研修(研修期間:2か月)
④ 職種別研修(研修期間:約1か月)
現場に出る前の最後の準備期間!S&I独自の配属前研修
さいごに
新人研修は、社会人としての基礎を身につけるとともに、会社の一員としての意識を高め、配属後にスムーズに業務をスタートできるようにすることを目的としています。また、同期同士の関係を構築するための貴重な機会でもあります。研修を通じて一緒に学び、成長する中で生まれるつながりは、これからのキャリアを支える大切な絆になります。
S&Iでは入社から約5か月間を新人研修期間として設定しており、この期間で社会人として、会社の一員として成長をスタートさせるための土台作りを行います。
最初の4か月間はグループ企業の新入社員と合同で研修を実施し、基礎的なビジネススキルやITの基礎を学びます。その後の1か月間はS&I独自の配属前研修を実施し、現場で必要となる知識やスキルを身につけます。
入社後~7月末までの合同研修は豊洲にあるユニアデックス本社にて行われ、ユニアデックスの新入社員と一緒に研修を受けます。自社だけではなく、たくさんの同期と一緒に学べるのが大きな特長です。
この合同研修では、大きく4つの目的・テーマにそってプログラムが構成されています。
ここからは、それぞれどのような研修が行われるのか、詳しく紹介していきます!
まずは1つ目の「企業理解」をテーマにした研修です。この研修では、「自分の所属企業およびグループ企業がどのような事業に取り組み、どのように関係し、どのように社会貢献しているのかを理解する」ことを目的にしています。
企業の社員として働く上で、自分の会社がどのような事業に取り組んでいるのかを知ることは大変重要です。
この研修ではS&Iをはじめとしたグループ企業各社の社長や役職員が登場し、それぞれの会社の事業内容やビジョン、経営方針などを直接紹介します。経営層から直接話を聞ける貴重な機会で、質疑応答の時間も設けられており、会社ホームページには載っていない話を聞くこともできます。自分が働くS&Iという会社をより深く理解できることはもちろん、グループ全体のつながりや各社についての理解を深めることができます。
ビジネス基礎研修では、「学生から社会人へのマインドチェンジ」と、働く上で必要となる基本的な知識・スキルを身につけることを目的にしています。
「IT企業の新人研修」と聞くと、IT知識や技術を身につける研修を思い浮かべる方も多いかもしれません。もちろん専門知識も重要ですが、業界・業種に関わらず必要な社会人としてのスキルやマインドも同じくらい大切です。新人のみなさんが先輩や上司、お客さまと共に仕事をしていく上で、これらの力は欠かせません。コミュニケーションがうまく取れない、メールや資料がわかりにくい、期限・納期が守れないといったことがあると、どれだけ専門知識があっても周囲の人からの信頼を得るのは難しくなります。
この研修は、社会人としての基礎力を身につけるカリキュラムで、内容は多岐にわたります。社会人基礎力、ビジネスマナー、タイムマネジメント、メールの書き方、Excelの使い方など、どれも社会人としては欠かせないスキルばかり。この後に紹介するIT基礎研修や職種別研修と同じ期間・熱量で並行して実施されており、約4か月をかけてじっくり学びます。
さらに、これからの長い社会人生活を見据え、自身の「キャリア形成」について学び、考える研修も実施されます。ITスキルだけではなく、社会人としてのマインドや姿勢を総合的に養うことで、長く活躍できる人材へと成長できます。
IT企業で働く以上、技術職も営業職も、基本となるIT知識や考え方を身につけるための「IT基礎研修」が始まります。
IT基礎研修では、「電気の基礎」を学ぶ(復習する)ことからスタートします。
「電気とは何か」「直流と交流の違い」など、小学生の理科でも扱う基本的な内容から始まり、その知識をIT機器と結びつけ、より実践的に理解する「コンピュータ基礎」のカリキュラムへと進んでいきます。
ただ知識を詰め込むだけでなく、学生時代に理系やIT系を専攻していなかった方でも順を追って理解できるよう、段階的に構成された研修内容になっています。
また、S&Iの新人は職種を問わず全員が「基本情報技術者試験」の合格を目指して研修に取り組みます。基本情報技術試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験で、ITエンジニアとしての基礎力を証明する代表的な資格です。
研修内容は資格取得にも直結しているため、個人学習とあわせて、新人たちは資格合格を意識しながら日々の研修に励んでいます。
IT基礎の研修が終わると、次は技術職・営業職に分かれ、それぞれの職種に応じた専門的・実践的な知識を習得する研修に進みます。
技術職では、サーバー、ネットワーク、クラウド、プログラミングなど、S&Iが事業で扱う幅広い技術を学びます。座学による知識習得に加え、実機を触ってその構造を理解したり、機器に設定を組み込んでネットワーク環境を構築したりと、手を動かしながら実践的に学べる内容です。
営業職専門のカリキュラムも用意されていますが、S&Iの新人は職種を問わず全員が技術職研修に参加します。システムインテグレーターとしてお客さまの課題を解決するためには、扱う技術やソリューションへの理解が欠かせないためです。
営業職に必要な専門知識は、8月に実施するS&I独自の配属前研修や、9月の配属後に現場で実践的に身につけていきます。そのため、この合同研修期間では、まずは技術的な基礎をしっかり固めていくことを重視しています。
ここまでに紹介した研修内容に加え、研修で身につけたスキルを活かし、チームでのプロジェクト運営全体を学ぶグループワークも用意されています。同期と協力しながらコミュニケーションをとり、実践的な課題に取り組むことで、より現場に近い形で学ぶことができます。
また、S&Iではこの合同研修を通じて、新人一人ひとりの成長や適性を見極めるとともに、面談で本人の希望も確認し、具体的な配属先を決定します。
8月に入ると、S&Iに戻って配属前研修が始まります。
この研修では、S&Iの事業や社風をより深く理解してもらうための企業理解研修に加え、配属後に利用する社内システムの使い方・ルールを学ぶ研修など、文字通り配属前の準備を行います。また、9月からの配属先もこの時期に決定し、研修の合間には配属先の上司や先輩と顔合わせをすることもあります。
合同研修とは異なり、S&I本社で行われる研修のため、配属先に関わらず、実際に現場で働く先輩方と話す機会もあります。S&Iの雰囲気を肌で感じながら、より現場に根差した内容の研修を受けることで、配属前の最後の準備期間として位置付けられています。
また、9月の配属以降は、配属先の先輩から直接学ぶOJT期間に入ります。入社3年目までは「若手育成期間」としてのプログラムも用意されており、長期的な成長を支える仕組みになっています。
若手育成制度については別の記事でもご紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひあわせて読んでみてくださいね!
いかがだったでしょうか。これまで新人研修については会社説明会などで、期間や概要に絞ってお伝えしていましたが、今回の記事をとおして、入社後の具体的なイメージを少しでもお届けできていれば幸いです。
次回は、今回ご紹介した研修を実際に受けた2025年度の新入社員へのインタビューの様子をお届けします!