SANGO1の愛されキャラ!持ち前の明るさでチームを牽引!人情を大切にする仕事の秘訣とは!? | SANGO株式会社
皆さんこんにちは!SANGOの採用担当です!今回は現在、絶賛育児休業中のパパ、平阪さんのインタビュー内容をお届けします!ー入社きっかけ(入社を決めた背景、理由)は?大学時代の友人のリファーラル。...
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SANGO株式会社の採用担当です!
SANGOで活躍するリーダーについて紹介していきます♪
今回はSANGOイチの子煩悩といえばこの人!「平阪さん」です!
平阪さんは現在2回目の育児休業中!
育休取得の葛藤や気持ちの変化についてもぜひご覧ください。
新卒で車屋に入社して営業をやってたんですが、まあ全然売れない。
店舗でも微妙な空気を漂わせながら、なんとか1年半。そんなとき、当時SANGOでリーダーをしていた友人に「うち来てみない?」と声をかけてもらいました。
正直、「営業でコケた俺がまた営業?」って思いました。
でもSANGOでは、営業の基本から丁寧に教えてもらい、ちゃんと成果を出せるように。2年後にはLDに昇進して、複数拠点の管理や新規部署の立ち上げ、撤退など、良いも悪いも全部経験しました。
最終的には、3人で立ち上げた部署を16名規模まで成長させることができて、そこを任せてもらっていました。そんな中、2025年6月に第二子が誕生。今は現場を離れて、1年間の育児休業をいただいています。
5年前、第一子のときにも1ヶ月だけ育休を取りました。
当時はSANGOでも男性の育休なんてほぼ前例なし。取れるだけで奇跡、みたいな空気だったので、1ヶ月でも「ありがたい」って感じでした。
でもこの5年で、世の中も会社もすごく変わった。男性の育休が当たり前になりつつあるし、SANGOの中でも、そういう話題が自然に出るようになって。
うちの夫婦も「もし次に子どもができたら、育休はしっかり取りたいよね」と前から話していました。
もちろん「子どもの成長をそばで見たい」とか「妻と育児をちゃんと分担したい」という気持ちもあるんですけど、一番の理由は、ぶっちゃけ「自分を試してみたかった」。
「時間がないから」「今は無理だから」って言い訳して、ずっと何も変われなかった自分。
でも、1年も休んで手当が支給されるなんて、人生でそうそうない。
このチャンスを逃したら一生“言い訳のまま”終わると思って、「背水の陣」で育休を取ることを決めました。
立場上、16人のチームを見ていたので、1年間も現場を離れるのは不安しかなかったです。
「メンバーに迷惑かけるんじゃないか」「業績どうなるんだろう」「戻ったときのポジションは?」みたいな心配がずっと頭にありました。
でも、結局のところ、会社に無理を聞いてもらっているのは事実だし、だからこそ“できる範囲で恩返ししよう”と思って、家からでもサポートを続けています。
Slackで相談に乗ったり、資料の壁打ちを手伝ったり。
「育休だから完全に遮断!」じゃなくて、「やりたいときは関わる」くらいのスタンスで過ごしてます。
権利を主張するだけじゃ気持ちが落ち着かないタイプなんですよね。
「そこまでしなくてもいいんじゃ?」って言われるくらいが、むしろ自分にはちょうどいい。
法律では“原職または原職相当職”に復帰できるように配慮されるって決まってます。
でも、正直、僕はその保証いらないと思ってます。
1年も離れるのに、同じポジションを約束してもらうのは違うんじゃないかと。
「自分が止まってる間に抜かされるのは当たり前でしょ」と思うからこそ、
その間に“蓄える時間”にしなきゃいけない。
“成長できなかったら置いていかれる”という焦りじゃなくて、
“どうせ戻るなら前より強くなってたい”という前向きなプレッシャー。
それが、今の僕のモチベーションです。
育休に入る前の引き継ぎ、これが本当に大変で。
3ヶ月前からスケジュール立ててたのに、全然計画通りにいかなくて…。
「自己都合の育休だから、自分で完結させなきゃ」って無駄なプライドを発動して、結果的に後任に迷惑をかけました。
結局、休みに入ってからもオンラインで引き継ぎして穴埋めしてましたね(笑)。
今なら断言できます。
引き継ぎはチーム戦。
頼ることを恥ずかしがったらダメ。
巻き込んで、助けてもらって、やっとうまくいくもんです。
正直、一番緊張したのは上司への報告でした。
でも、うちの取締役は開口一番、
「ええやん!お前いなくても一緒やし!」と笑いながら言ってくれたんですよ(笑)。
その冗談が、本当にありがたかった。
同僚たちも「素敵な時間を過ごしてください!」って声をかけてくれたり、
「どうせ暇でしょ?ランチ行きましょ!」なんて言ってくれたり。
不安な気持ちは一気に吹き飛びました。
なかでも一番感謝してるのは、後任のPLDと、横で支えてくれた同僚LDの二人。
絶対に不安だったはずなのに、それを顔に出さず、僕を安心させてくれた。
今思い出しても胸が熱くなります。
今はほぼ主夫です。
授乳以外の家事・育児は全部やってます。ミルク、洗濯、料理、上の子の送り迎え、買い物。「俺ができることは全部やる」って決めて、妻にはできるだけ体を休めてもらっています。
ただ、どうしてもダメなのが夜泣き。
気づかず朝まで寝てしまうんですよ…。妻にはめっちゃ申し訳ない(笑)。
それでも、この生活をして気づいたのは「俺、仕事嫌いじゃなかったんだな」ってこと。
前は「休みたい」「仕事から解放されたい」と思ってたけど、
実際に離れてみたら、ついPC開いて資料作ってたり、後輩に「最近どう?」って連絡してたり。
ああ、結局好きなんだなって。
仕事も育児も、どっちも大事にできる今の生活が、意外としっくりきてます。
(4人家族になって幸せいっぱい…!)
僕が大事にしているのは、Win-Winです。
育休は“権利”だけど、それを振りかざして「当然でしょ」みたいな態度を取るのは違う。
会社にとっては、一定期間穴があくわけで、その分を「投資」と思ってもらえるような姿勢でいれば、きっとお互いに気持ちよくなれると思います。
権利を使う側は「感謝」を。
支える側は「信頼」を。
この関係がちゃんと築けたら、みんなが幸せに働ける。
僕自身、この1年を“恩返しの準備期間”として過ごしています。
次に戻るときは、「あいつ、なんか一回りデカくなったな」と思われる自分でいたい。