- プロダクトマネジメント
- 戦略コンサルタント
- Full-Stack
- Other occupations (30)
- Development
- Business
- Other
自分が本気で「広めたい」と思えるサービスに出会えたとき、コンテンツはただの情報ではなく、“誰かの一歩を後押しする力”になる——。
新卒でWeb広告代理店に入社し、事業会社のマーケターとしても経験を重ねてきた馬場さん。キャリアの岐路に何度も立ち、迷いながらも“自分で選び取る働き方”を貫いてきた彼女が、次なる挑戦の舞台として選んだのは、Sales Marker。
現在は、コンテンツマーケターとしてプロダクトに込められた思想や価値を言葉に乗せて届けています。「インテント」という新しい概念を世の中に浸透させるために、戦略を描き、手を動かし、社内外をつなぎながら、コンテンツの可能性を模索しています。
今回は、そんな馬場さんに、自らキャリアを切り拓いてきた背景や、Sales Markerでのやりがい、そしてこれから目指す未来について、お話を伺いました。
馬場 静香 / マーケティング本部 コンテンツマーケティング部
新卒でWeb広告代理店に入社し、営業・広告運用を一貫して担う中でマーケティングの基礎を習得。その後、事業会社で約8年間にわたり、リスティング広告やSEO、サイトディレクション、ホワイトペーパーの制作など幅広い手法を用いて事業成長に貢献。現在はSales Markerにてコンテンツマーケターとして、記事やホワイトペーパーの企画・制作を通じて「インテントトランスフォーメーション(IX)」などの新しい概念を社会に広める役割を担う。「誰かの意思決定の後押しとなるコンテンツ」を信条に、戦略設計から実行まで一気通貫で取り組んでいる。
自分で選び取るキャリア——代理店、事業会社、そしてSales Markerへ
──これまでのご経歴を教えてください。
新卒でWeb広告代理店のメディックスに入社し、営業と広告運用を兼任しながら約3年ほど務めました。特徴的だったのは、フロントの営業担当が広告運用から分析、改善提案まで一気通貫で担当するスタイルだったことですね。当時は、競合他社が分業制を強みにしていた一方で、私たちは「全部やる」が強みだったんです。営業としての基礎から、リスティング広告の運用スキルまで、幅広く経験できたのは大きな財産です。
その後、クライアントワークではなく「もっと事業に深く関わりたい」という思いから、求人広告系の事業会社のマーケターとして転職しました。代理店時代は、どれだけ熱心に提案しても最終的な判断はクライアントに委ねられます。その経験を通じて、自分の意思で事業を動かす側に立ちたいと思うようになったんです。その会社では約8年勤務し、広告運用にとどまらず、SEO、ホワイトペーパー制作、SNS広告運用、LPディレクションなど、多岐にわたる業務を経験しました。マーケの「なんでも屋さん」状態でしたが、その分スキルの引き出しはぐっと増えました。
──幅広くマーケティングをご経験されていたんですね…!当時、そこからのキャリアはどうお考えだったんですか?
実はSales Markerに入社する前に、1年ほどキャリアをお休みしていたんです。長く働いてきた中で、「この環境でずっと働き続けられるかな?」という不安がじわじわ湧いてきて。たまたま同じ部署に、結婚や出産を経て働いている女性が一人もいなかったことや、人の入れ替わりも激しい会社だったので、将来の自分をイメージできなくなってしまったんですよね。
当時は私しかリスティング広告を運用できる人がいなかったので、後任の採用・育成を進め、一区切りがついたタイミングで退職を決めました。お休み期間中は、家族との時間を大切にしたり、自宅でネイルサロンを開いたりしながら、今後の「働き方」についてじっくりと向き合う時間を過ごしました。
──ご自身と向き合う時間を取られていたんですね。そこからSales Markerに入社を決めた理由を教えてください。
転職活動の軸としては、自社プロダクトを持っていて、自分の仕事が事業成長に直結する環境がいいなと思っていました。代理店や受託のような“間接的”な仕事よりも、プロダクトの価値を自分の手で高めていく実感を持ちたかったんです。
エージェントを介してSales Markerを知ったのですが、この会社のプロダクトには共感できましたし、リモート環境など働き方の面でもフィットしました。ようやく、「自分でちゃんと選んだ」と胸を張って言える職場に出会えた感覚がありました。あのとき一度立ち止まって、自分の価値観と向き合ったからこそ、今の仕事にしっかり向き合えていると感じます。
実は私自身も、新卒時代は営業職でいわゆる“地獄のテレアポ”を経験してきました。ホワイトボードに個人のアポ獲得数が書き出され、日々数字を競わされる中で、心が折れてしまう同期も少なくありませんでした…。Sales Markerのようなプロダクトがその頃にあったら、きっと救われていたんじゃないかと思いましたね。だからこそ、「このプロダクトをもっと広めたい」と思えたのが、大きな転職理由になりました。
──選考を通して、どんな印象を持ちましたか?
1次面接はマーケティング本部部長の西田さん、最終面接はCEOの小笠原さんが担当してくださったのですが、お二人ともすごく私に向き合ってくれている印象がありました。
西田さんとの面接は、まさに「面接というより会話」。型にはまった質問の応酬ではなく、お互いを理解し合おうとする対話が心地よく、安心感がありました。当初はオープンポジションで応募していて、経験の中でも特にリスティング広告の運用経験を活かせればと考えていたのですが、そのポジションはすでに充足していて…。
そんな中、「今後コンテンツマーケティングを強化していきたいが、リソースが足りていない。よかったら挑戦してみませんか?」と提案をもらったんです。長年関わってきた領域でもあり、自信もあったので、「ぜひお力になれたらと思います」とお返しし、そのまま選考が進んでいきました。また、西田さんが語ってくださった「このプロダクトを、コンテンツマーケの力でさらに成長させたい」という熱量にも心が動かされました。
最終面接の小笠原さんは、ケーススタディが中心。「Sales Markerの顧客が競合と比較されているとき、馬場さんならどんなコンテンツを用意しますか?」といった実際の業務を想定した問いかけが中心でした。回答する中で、「その視点すごく良いですね」とまず肯定してくださる姿勢があり、その上で「こうしたらもっと良くなる」と具体的なアドバイスもくださったりと、誠実に向き合ってくれているのが伝わってきて、自然と信頼感が湧きました。
──最終的な入社の決め手は何でしたか?
内定をいただいた会社はいくつかありましたが、最終的に心を動かされたのは、「プロダクトの面白さ」でした。このプロダクトを、世の中にもっと広めていきたい。そう心から思えたのは、Sales Markerだけだったんです。
もちろん、働く環境としてもリモート勤務やフレックスタイムなど、柔軟な働き方を選択できる点は魅力でした。今後ライフイベントも控えている中で、キャリアとプライベートを両立できる環境というのは、自分にとってすごく重要な要素でした。「ここなら、自分らしく働ける」と思えたのが決め手です。
誰かの武器になるコンテンツを、自信を持って届けたい——Sales Markerで描くマーケターの現在地
──現在はどのようなお仕事を担当されていますか?
主にコンテンツマーケティングを担当しています。具体的には、ホワイトペーパーの企画・制作や記事執筆を通して、Sales Markerの思想やプロダクトの価値を世の中に広めるためのコンテンツを日々企画・発信しています。
例えば、カンファレンス前には“インテントトランスフォーメーション(IX)”の概念を広めるために、IXをテーマにしたコンテンツ制作を複数本、同時進行したこともありました。テーマはその時々の会社の戦略や動きに合わせて決まるので、スピード感のある中で柔軟に対応しています。
──Sales Markerのコンテンツマーケティングの面白さ、やりがいはどんなところにありますか?
まず一つは、「ちゃんと形になる仕事」であることですね。記事やホワイトペーパーの制作は決して簡単ではありませんが、完成してWebに公開されたり、ダウンロード導線が整った瞬間に「あ、自分の仕事が誰かの役に立っているんだな」と実感できるんです。
さらに、作ったコンテンツがそのまま営業やインサイドセールスの現場で“武器”として使われることも多くて。お客様にとっても「知ってよかった」「使ってみたい」と思ってもらえる情報になっていると思うと、やっぱり嬉しいです。
そして何より、自分自身がプロダクトに心から惚れ込んでいるというのは大きいですね。Sales Markerのサービスは本当に価値のあるものだと信じていますし、特に“インテント”のような新しい概念を世の中に広めていく今のフェーズに関われるのは、マーケターとしてとても面白さを感じています。
新しいカテゴリーがどんどん生まれていく中で、コンテンツという手段を通じて社会的インパクトを生み出すリーダーシップをとっていきたいと思っています。
コンテンツの価値を、もっと戦略的に引き出していきたい——Sales Markerで描くこれからの挑戦
──今後、コンテンツマーケターとして取り組んでいきたいことはありますか?
ありがたいことに、今は日々さまざまなコンテンツ制作に携わらせてもらっていますが、一方でどうしても目の前の業務に手一杯になってしまうこともあります。一つひとつの施策が“点”として存在していて、それを“線”にする視点がまだまだ足りないと感じていて。
これからは、より俯瞰した視点で、コンテンツ同士の関係性や、全体の戦略を考えていきたいと思っています。コンテンツをどう活かすか、他部署とも連携しながら設計していけるような、より戦略的に価値を引き出せるマーケターを目指したいです。
──Sales Markerだからこそ、そうした挑戦ができると感じる理由は何ですか?
やっぱり「プロダクトへの信頼感」が一番大きいですね。正直、これまでのキャリアでは、自分の言葉で「これは本当に良いサービスです」と胸を張って言えなかった部分がありました。その分、発信するコンテンツや言葉もどこか薄くなってしまっていた部分があって。でも今は、自分が本気で広めたいと思えるサービスなんです。だからこそ、言葉にも熱が入るし、良いコンテンツを生み出せる原動力になっています。
また、経営陣の思いや考え方がプロダクトにしっかり反映されているのも良い部分ですね。週1で全社会があって、プロダクト開発の裏側や背景を経営陣自らの言葉で語ってくれるんです。そうした場を通じて「今、何を伝えたいのか」「どんな意志が込められているのか」をダイレクトに受け取れる。それが、コンテンツ制作の指針にもなっていますし、大きな支えにもなっています。これからもSales Markerの魅力や可能性を伝えるため、良いコンテンツを作り続けていきたいです。
──ありがとうございました!
私たちは、当社のビジョンに共感し、既存の枠組みを超えて様々な挑戦をしてくださる仲間を募集しています。少しでもご興味を持っていただけた方は、ぜひカジュアル面談で一度お話ししましょう!