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日本の国力を上げ、豊かにしたい——そう語るのが2025年1月よりSales Markerに参画した西槇さん。デロイト トーマツ コンサルティングで6年にわたって働きながら、家業にも携わってきた彼が、これからSales Markerで成し遂げたいことは?
Sales Markerに感じている面白さとこれからについて、お話を伺いました。
西槇 一成 / ストラテジーコンサルティング事業本部
実家の事業承継を見据え、経営を学ぶべくデロイト トーマツ コンサルティングへ新卒入社。官公庁や金融機関向けの業務改革・DXプロジェクトを多数経験し、法令調整やステークホルダーとの根回しなど、大規模プロジェクトを前にした実行力と交渉力を磨く。在職中は家業の経営にも携わり、現場に近いスケールでの実務に触れる中で「より等身大の事業成長を自らの手で実現したい」という想いが芽生える。将来の事業運営に直結する経験を積むべく、2025年にSales Markerへ参画。現在は成長フェーズの中核で挑戦と学びを重ねながら、自社事業への知見還元も見据えたキャリアを歩んでいる。
新卒でコンサルティング会社に就職——大企業と家業の両立
ーー西槇さんは新卒でデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社されたんですよね。就活当時はどんな軸で会社を選ばれていたんですか?
新卒から6年間デロイト トーマツ コンサルティングで働いていたのですが、もともと実家が会社を経営していて、いずれは家業に関わりたいと考えていたんです。そのためには経営を学ぶ必要があるので、コンサルまたは金融業界を軸に就職活動をしていました。その中で、幅広くスキルや知識をつけられるこの会社を選びました。
入社後は、主に金融領域でメガバンク向けの業務改革プロジェクトに携わった後、官公庁のユニットに異動して国や地方自治体の案件なども経験しました。コンサルタントとして幅広い領域をカバーしながら、経営に関する知見を深めていった6年間でしたね。
ーーデロイト トーマツ コンサルティング在籍中に、特に印象に残っている案件などはありますか?
官公庁向けのDXプロジェクトですかね。予算策定からシステムのリリースまで、プロジェクトの上流から下流まで一気通貫で担当し、多くの経験とスキルを積めました。
特に印象的だったのは、影響範囲の大きさです。案件を推進していくにあたり業務変更に伴って影響を及ぼす範囲について分析を行うと、現場職員・国民(利用者)の観点で少なくとも数十万人に影響することが分かり、改めて国にかかる案件のダイナミックさを痛感しました。
ーーそんな大きなプロジェクトもご担当されていたんですね!国が関わる案件となると、通常のプロジェクトとはまた違う難しさもありましたか?
まさに、官公庁の案件ならではの難しさも多かったですね。国民規模となると利用者のパターンが膨大にあるため、そもそも改革すべきなのか? 法令に抵触しないか? といった国ならではの視点で議論を重ねました。プロジェクト関係者も非常に多く、各所からの質問や説明要求に対応しながら、一つひとつ丁寧に進めていく必要がありました。特に法令関係の調整や根回しは重要で、キーパーソンに対して密にコミュニケーションを取りながら説明をし、理解を得ながらプロジェクトを進めていきました。
そんな進め方をしていくうちに、根回しの大切さを痛感しました。誰が発言するか、どの立場の人を味方につけるかによって、プロジェクトの進行スピードや成否が大きく左右されます。説得のために足りない材料をどう集めるか、どんな説明の仕方が最も効果的かを常に考えながら進めていたことが、今の仕事にも活きています。
ーー貴重な経験をされましたね。そこから転職を考えたきっかけは何かありますか?
デロイトで働きながら、実は食品製造と飲食店の運営をしている家業の経営にも携わっていました。父が数年前に他界したことをきっかけに、ミドルバックオフィスの運営や営業を担当し始めたんです。
そんな中デロイトと家業を比較すると、やはりプロジェクトの規模感が全然違うんですよね。デロイトでは数億円単位の案件を動かしていましたが、自分の会社は数百万円規模……スケールが違いすぎてどうしても現実味が湧かない部分があったんです。30代のうちに、もう少し近しい規模の案件を積み上げる経験をしたいと思い、転職を決めました。
大企業から成長企業へ——Sales Markerを選んだ理由
ーー将来を見越した上での転職だったんですね。次のキャリアに、Sales Markerを選んだ理由を教えてください。
Sales Markerはエージェント経由で知ったのですが、日本でいま凄まじく成長している企業のひとつだと紹介されたんです。
実際に話を聞いていくうちに、会社の事業状況や組織の成長率的にも、今後さらに大きく伸びそうだと感じましたし、オファー面談の際には、経営陣との会食も設定していただき、自分のビジョンに耳を傾け、本気で議論してくれたのが印象的でした。実家が飲食店を経営していることもあり、飲食店絡みのテーマとして「キムチって今後どう売っていくべきだろう?」といった話から、インテントデータを活用して日本だけでなく世界を目指すといったスケールの大きな話までしていただいて…それにすごく刺激を受けたんですよね。
自分の会社を成長させていくうえで、Sales Markerで得られる経験は必ず役立つと思いました。成長フェーズ真っ只中のSales Markerだからこそ、成長に伴う痛みも喜びも経験できる。30代の今このタイミングで飛び込まないといけない、リスクを取って挑戦したい——そう強く思い、入社を決めました。
圧倒的なスピードで変化する。Sales Markerで挑むエンタープライズセールスの最前線とは
ーー現在の業務内容・どんな案件を担当しているかを教えてください。
2025年1月にSales Markerに入社し、現在はエンタープライズセールスを担当しています。具体的には、エンタープライズ顧客の開拓を行い、Sales Markerの提案やコンサルティングを担当しています。
クライアントのペインポイントを深く考え、「どんな提案をすれば課題を解決できるのか?」という視点は、デロイト時代の経験が活きていますね。プレゼンの基礎スキルや論理的な組み立て方、ステークホルダーとの調整力など、これまで積み上げてきたスキルを活かしながら、より実践的な営業活動に取り組んでいます。
Sales Markerの成長フェーズの中で、これまでの経験をどこまで活かせるか、そしてどこまで自分自身を成長させられるか——そういった挑戦ができる環境にワクワクしています。
ーーSales Markerに実際入社してみて、入社前とギャップに感じる部分はありますか?
ある程度カオスな環境なのは想像していましたが、思った以上にカオスでした(笑)。 もちろん良い意味でのカオスなのですが、物事の変化がとにかく早い。例えば、先月決まった方針が、より成長につながる形にブラッシュアップされ、次の月には提案がガラッと変わっていることもあります。
このスピード感は楽しくもあり、正直なところ少し怖さもあります。前職では変化がもう少し緩やかでしたが、Sales Markerでは数日単位で方針が変わることも珍しくない。これまでは中長期的なビジネススパンで考えることが多かったので、このスピードにどこまで適応できるか、不安に感じる部分もあります。
ただ、その分チームのサポートが厚いのがSales Markerの良いところです。頼れるメンバーが多く、提案の方向性や資料についてもチームの垣根を越えてコミュニケーションが取れる環境があります。自分自身まだまだ知らないことが多いと思っているので、意識的にガンガン動いて情報を取りに行くようにしています。 会社としてもオープンなカルチャーが根付いていて、話しかけやすい雰囲気がある。心理的安全性の高い環境の中で、積極的に学び、成長できるのがSales Markerの魅力だと感じています。
ーー能動的に動きつつ、チームの垣根を越えて協力し合う文化はSales Markerならではですよね。そんなSales Markerの面白さを教えていただけますか?
Sales Markerでの仕事は、世界観そのものが面白いと感じています。今までになかった「インテントデータを活用したセールス」がどんどん進化していくのを間近で見られるのは刺激的ですね。
また、開発チームのスピード感にも驚きました。例えば、顧客との会話の中で「こんな機能が欲しい」というニーズが出てきたとき、CTOの陳さんにこんな機能をつくれませんかと相談してみたんです。そうしたら、「契約とってきてくれるならつくれるよ!」と即答。開発チームが本当に頼もしく、スピード感を持って一緒にプロダクトを進化させられるのが面白いですね。
ーーそのスピード感はすごいですね…!Sales Markerで働く上で、感じるやりがいはありますか?
役割にとらわれず挑戦できる環境ですかね。手を挙げれば、どんどん新しいことに挑戦できる。プロダクトを活用しつつ、コンサルティング的な視点で制度設計を考えることができるところが大きなやりがいです。
現在担当しているプロジェクトの案件では、複数部署にヒアリングを行いながら提案を進める必要があり、そこで印象的だったことが、レイヤーごとの課題の発見でした。課長レイヤーにヒアリングした際に出てきた悩みを、部長レイヤーに伝えたところ、「現場はそんな悩みを抱えていたんだ…」と驚かれていました。部門を超えた情報の連携や発見ができるのは、Sales Markerの強みだと改めて感じましたし、データを活用することで企業の組織改革にも貢献できる可能性を実感しました。
こういった気付きを得られるのも、Sales Markerで働く面白さのひとつですね。
企業の成長が日本の未来を変える——これからのビジネス変革と国力向上
ーー今後の目標・取り組んでいきたいことを教えてください。
まずは、エンタープライズセールスとしてSales Markerをより多くの企業様に向けて導入していくことが現在のメインミッションです。大企業にプロダクトを導入いただき、成果を創出することが最優先ですね。
このミッションがある程度落ち着いたら、未上場企業やプライム市場に上場していない企業の支援にも取り組みたいと考えています。もちろん、大企業にプロダクトを入れた方が売上も大きく、ビジネスとしてはスケールしやすい。でも、それは「強いものをより強くする」ことに過ぎません。
日本は中小企業が圧倒的に多い国であり、統計的に見ても、日本の労働人口の多くは中小企業で働いています。中小企業が成長していかないと日本全体の国力が下がってしまう。だからこそ、中小企業の営業力を底上げすることで、より広範なインパクトを与えられるのではないかと思っています。
それから、労働人口が減少していく中で、少ないリソースで最大限の成果を出す仕組みを作ることが、日本のビジネス全体にとって重要だと考えています。Sales Markerだけでなく、クライアントの成長フェーズも一緒に体験し、売上向上や上場といった成功を支援できるような仕事をしていきたいです。
ーー確かに中小企業は増え続けていますもんね…!その想いに至った原体験などは何かありますか?
学生時代、オーストラリアのメルボルンで過ごしていた時期があります。オーストラリアは人口が増え、移民も多く、常に成長している国です。そこで働く人たちは、いつも楽しそうに仕事をしていて、日本とは違う雰囲気を感じました。
「成長している国は幸せなんだな」と、あのとき強く思いました。悲観的な空気はほとんどなく、みんなが前を向いて働き、生活を楽しんでいたんです。日本もそんな風にあって欲しい。企業が成長し、活気が生まれ、国全体が明るくなることで、日本人の幸福度も変わるはずです。
だからこそ、企業の成長の土台を作ること、そして日本を豊かにしていくことが、私の最終的な目標です。
そのためにも、Sales Markerを通して企業がよりスピーディーに適切な営業先にアプローチできる環境を作ることをサポートし、単にプロダクトを売るだけではなく、根幹から成長できる仕組みを一緒に作りたい。この野望を実現するため、Sales Markerで自身も成長し続けていきたいと思います。
ーーありがとうございました!
私たちは、当社のビジョンに共感し、既存の枠組みを超えて様々な挑戦をしてくださる仲間を募集しています。少しでもご興味を持っていただけた方は、ぜひカジュアル面談で一度お話ししましょう!
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