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【前編】約200人の社員が本気でAIハッカソン。Sales Markerの全社オフサイト“Love me do”を開催しました!
こんにちは! Sales Markerの小林 夏帆です!
2025年7月、Sales Markerにとって第3回目となるオフサイトミーティングが開催されました。当日の様子を余すところなくお届けするため、今回は2本立てでご紹介します!
※本記事は前後編の【前編】です。
オフサイト専用のTシャツです
▼去年の様子はこちら
https://www.wantedly.com/companies/salesmarker/post_articles/930429
これから、Sales Markerが強い組織であり続けるために、互いに信じ合い、より成長を加速するための大きな機会が必要です。
今回のオフサイトのテーマ、”Love me do”には、参加者同士の信頼や共感を深め、次の挑戦へ進む「火種」を灯そう!という意味が込められています。
Love me doは皆さんご存知の通り、伝説的ロックバンドビートルズの記念すべきデビュー曲です。つまり、彼らの「始まりの一歩」であり、すべての伝説はここから始まりました。
また、“Love Me Do”という言葉はシンプルですが、「愛する」ではなく「愛されたい」と願う人間らしい声。
「自分を大事にしてくれる場所がある」「頑張りを認めてもらえると、もっと頑張れる」そんな想いが込められているとも解釈できます。
経営陣と、創業初期からずっと成長を見守って下さっているカメラマンさんでのショット!
本記事では、オフサイトミーティングの様子をレポートするとともに、Sales Markerが「どんな想いで」オフサイトを開催しているのか。そして「どんな仲間がいるのか」ご紹介したいと思います。
弊社のカルチャーやどんな社員が働いているのかが気になる方は、ぜひご覧ください!
なぜオフサイトミーティングを行うのか?
代表の小笠原さんは終始笑顔が印象的でした
2025年7月で創業5年目を迎えるSales Markerは、従業員数も大幅に増え、社員同士で「顔と名前が一致しない」こともしばしばです。
この4年間で従業員は315名にまで伸びました
そこで、「会社が社員のつながりや文化を大切にしている」というメッセージを伝えるために、オフサイトでは経営陣と社員が実際にコミュニケーションを取り、交流を深めることを意識しています。
また、社員同士の繋がりをもっと深めてもらうために、「意図的に違う部署ごとのメンバーでグルーピングをし、繋がっていただく」時間も多く設けています!
会社への帰属意識を高め、心理的安全性が保たれる状態にし、より強い組織を作ることが目的です。
第3回オフサイトミーティングの概要
今回は箱根湯本!!!ホテルはテンションが上がりますね!
箱根湯本駅から徒歩3分の場所にある「湯本富士屋ホテル」で、7月4日・5日の2日間にわたり開催されました。なんと、 参加者は約200名!去年の150名を大きく上回る数に、運営もさすがに身構えました。
今回のオフサイトのメインコンテンツは「AIハッカソン」。約200人の社員が、「この会社で課題に感じていること」を持ち寄り、それを解決するためのプロダクトをAIで開発し、その成果を競い合うイベントです。成果発表はローンチされたばかりである弊社プロダクト、「Orcha(オルカ)※1」を使って発表します!超AI活用時代ですね!
OrchaCreate slides effortlessly with AIapp.orcha.jp
※1 AIスーパーエージェント「Orcha(オルカ)」とは?
「Orcha(オルカ)」は、ビジネスパーソンのあらゆる業務を支援するAI機能群を統合した新サービスです。営業に限らず、企画、マーケティング、人事、経営など多様な職種の業務において、意思決定・資料作成・タスク実行・記録管理などをAIが幅広くサポートします。
第一弾として提供を開始した「AIスライド」は、営業資料に限らず、社内プレゼン、提案書、企画書など多様なビジネス資料を自動生成できる機能です。
オフサイトミーティングの様子をご紹介!
では、オフサイトミーティングの様子について、詳しくご紹介します!
<1日目>
集合
集合場所は箱根湯本駅から徒歩3分!
集合場所まではロマンスカーに乗って出発です!
ロマンスカー中でもハッカソンのグループで集まってあれこれ議論していました
箱根についたら川を渡って続々とメンバーがやってきます!
ロマンスカーの中では、部署やポジションに関係なく、メンバー同士旅行感覚で楽しんでいる姿が見られました!
ホテルの会議室に着くと早速ハッカソンのグループごとに着座です
今回も参加者専用Tシャツを準備!「Orcha」のロゴTを着用してもらいました!
早めについたメンバーにはすぐに着替えてもらいます
約200人もの人数が一堂に会することもあり、「遅刻者続出しないかな・・・」と心配することもありましたが、概ね時間通りでの開幕です!!!!
オープニング
さて、会場が暗転すると、一本の動画が流れます。
見ていただければわかりますが、映画みたいでシビれます
冒頭にもお伝えしましたが、今回のオフサイトのテーマは”Love me do”。The Beatlesの有名なデビュー曲ですね!
これには参加者同士の信頼や共感を深め、次の挑戦へ進む「火種」を灯そう!という意味が込められていましたね!
あれっ
もしかして
The Beatles!?
リンゴ・スターも大白熱のドラム
なんと今回、特別ゲスト、The Beatlesが登場してくださいました!
これは現場も大盛り上がりですね!?
「Love me Do」を言わせるスタイルの演目
笑顔であればOKです!
The Beatlesには演奏・歌・ハーモニカ共に前日までに仕上げてきていただき、なんと生演奏での発表となりました!なんて豪華なゲストなんでしょう!
経営陣にも食らいつく!
代表の小笠原さんがニコニコしていたのも見逃しませんよ
最後はCOO荻原さんによりコールアンドレスポンスで大盛り上がり
The Beatles(偽)によるオープニングにより、場が温まったところで、オフサイトはスタートとなります!
みんな笑顔になって素晴らしい演奏でした!協力していただいた皆様、本当にありがとうございます!
新入社員紹介
そしてなんと今回!入社して3日目でオフサイトに参加しているメンバーが5人もいる!ということで、前に出て自己紹介を行なってもらいました!
私もアドリブでこの演目を追加しました。新入社員のみんな、ごめんね!
緊張の面持ちを感じます
その場で考えて200人の前で発表は緊張したことと思います。
Sales Markerで活躍される方は、「瞬発力」のある方が多いと感じています。こうやって大勢の人の前で自己紹介する力も、立派なスキルの一つ!
ぜひ大活躍して、今後どんどん目立っていただけたらと思います!
経営からの言葉
新入社員紹介が終わると、次は経営陣からのメッセージタイム。
まずは校長先生役のCOO荻原さんからのメッセージ
荻原さんからは、「自分ごと化」の大切さについて。「会社とは誰のことを指しているのか?会社とは、ある種そこに所属する"自分自身"のことも指しているのではないか。たとえば会社のこと(特にマイナスなこと)を話すときに、自分自身が一員であることをしっかりと認識すべきだ」という話を皮切りに、「オフサイトは運営が作るものではなく、社員一人一人が自分たちで自分ごと化して作り上げていくべきものだ」というメッセージを伝えてくれました。
グランドルールとして、今回改めて皆さんに周知したパーパス/バリューがこちらです。
なんでもいいですが、Valueのeが消えてますね
荻原校長の一言のおかげで、参加者の皆さんも身が引き締まったとともに、私としても「社員が一体となって会社になるということ」の意味を深く考える機会になりました。
次は代表、小笠原さんからのスピーチです。
弊社にいると見慣れますが、やはり小笠原さんのスピーチは圧巻です
多くの社員が真剣に耳を傾けているのが印象的でした
真剣な表情ですね
うんうん頷く姿も
こちらのスピーチでは、「せっかく新しく弊社に入ってきた社員も多く集まるのだから、私の過去について改めてお話ししたい」という小笠原さんの想いを込めたメッセージが含まれていました。
小学生の頃、地球温暖化を解決したいと強く思った小笠原少年は、小さいころから「世の中の課題を見つけて解決する方法を考える」のが大好きでした。
若き日の小笠原さん
そんな若き日の子供時代から、中学校のころにテスト週間になるとゲームをガムテープでぐるぐる巻きにして勉強を頑張ったり、ボーリング部でキャプテンとして活躍されていた話、声が「虫の鳴き声より小さい」と馬鹿にされていたことを克服するために中華料理店でアルバイトを始めた、というような、とても人間味のある小笠原さんの話が飛び交います。
初対面の方に「小笠原さんって、AIかと思ってました」と言われることが多い彼ですが、こうした人間味のあるエピソードを聞くと、安心した気持ちになりますね。
社内の方だけでなく、世界中の方に聞いてもらいたくなるような、そんな素敵なスピーチとなりました!
ここでも小笠原さんは素敵な笑顔を見せていました
ハッカソン開始
CTOの陳さん登場です
さて、経営陣からのメッセージが終わると、ついにメインコンテンツ「AIハッカソン」の開始です!
当日のスケジュールはこんな感じです!
12:00- ランチ
12:30- 食べ終わり次第ハッカソン着手開始
16:30- 予選
17:30- 決勝
つまり、4時間半でプロダクトを完成させ、発表資料とデモを完成させないといけません!
参加者の皆様からも、大きくどよめきの声があがりました。
しかし、しのごの言ってられません。
発表資料はSales Markerのプロダクト「Orcha」で、プロダクトは自然言語でUIデザインを生成できるAIツール「Vercel v0」を活用して作成します!
参加者の皆様はすでにそれらのAIツールの使い方をしっかり身につけて参加しているので、あとは作りたいプロダクトをどのようにブラッシュアップしていくかが大切です。
さっそくプロダクト開発に取り掛かるメンバーも
ランチタイムはゆっくりアイスブレイクしてもOKです
エンジニアチームからの本気も伝わります
会場では話しにくいからと、場所を変えて集まるチームも
出来上がったデモを見せて真剣に改善提案する姿も
小笠原さんは全てのチームを周り、アイディアに対して助言をして回っていました
厳しい時間になるのかと思いきや、参加者の笑顔も沢山見受けられ安心いたしました
運営チームの3人もハッカソンに参加しながら運営準備です。時間が足りない!
16:00になると、本部長が集められ、審査方法についてインプットの時間があります
予選
16:30-になると、いよいよ本部長による予選審査会の開始です!
このハッカソンのルールでは、35チームの中から、10人の本部長が8チームを選出します!
英語チームには英語が話せる本部長をつけて英語で発表する時間も
基本はOrchaを活用した資料を使って発表します
発表中は他のチームの発表を覗いても構いません
こちらもEnglishメンバー。もちろん日本語で説明してもOKです
実際のデモ画面をお見せするシーンも
真剣な面持ちで話を聞く本部長
発表は必ずしもリーダーでなくても大丈夫です
基本は3分資料説明、2分質疑応答とデモ発表になります
実際にデモを触って説明までできるとかなりいいですよね
全チーム発表完了!
全ての発表を聞いて本部長たちもかなり真剣に悩んでいる姿が見受けられます
点数は5点満点で6つの指標を元に算出します。正直審査員の本部長たちが一番大変そうでした
決勝戦
決勝は8つのチームとなり、全社発表となります。
実際の風景を紹介します。
約200人の前で発表です
インターン生が発表しているシーンも!すごい!
各チームの発表全てが素晴らしいものとなりました
200名の前で5分間のピッチは非常に良い経験になったと思います
迫真のデモ紹介。アツい。
経営陣も真剣な面持ち
代表は写真を撮るのが大好きなので、発表中も何度も撮影されてました
これにて、約6時間にも及ぶハッカソン大会が終了しました。
結果発表は、夕食中に行います。
約1週間の準備期間と、6時間のハッカソン大会の参加、皆さん本当にお疲れ様でした!
ハッカソンの最後には集合写真も!こんなに多くの社員で集合写真が撮れて幸せです!
Orchaのロールアップバナーの前で記念撮影をするメンバーも!
今回のチーム構成は「同期」。同期入社のメンバーを大切にしていただきたい気持ちから選びました!
もちろん普段の部署チームでの集合写真も
正直「自社サービス」とAIを屈指して「ハッカソン大会」を全社員で開催する、なんてとんでもないイベント運営でしたが、無事終了でき運営として一安心でした!
しかしここからが本番です・・・!
夕食
夕食は日本らしく、お座敷のお部屋で宴会です!
古き良き宴会場で海外メンバーもテンションが上がっています!
経営陣は決勝戦の話し合い中なので我々で先んじて乾杯しました!
乾杯と同時にお酌するメンバー。日本風ですね。
海外メンバーは畳に大盛り上がり!
部署の垣根を超えて交流タイム!
入社したてのメンバーも修学旅行感覚で楽しそうでした!
あまり飲みすぎないようにしてくださいね
さて!経営陣の準備が整ったところで、バリュー表彰&決勝発表です!
バリュー表彰
まずは今期会社に大きく貢献した人を表彰するバリュー表彰のお時間です!
☆「Value表彰」とは?
Sales Markerには5つのバリューがあります。
- Excellent
- Speed
- Client Growth
- Disruptor
- Respect
これらを体現したメンバーを「ピカチュウ賞」「カイリュー賞」「セレビィ賞」「ミュウツー賞」と4つの賞にして表彰します。左から順にどんどんレベルアップしていきます。ちなみに弊社はポケモンが大好きです。
賞を受けたメンバーは一人一人荻原さんから表彰状を受け取ります
いい笑顔ですね
ピカチュウ賞の皆様!おめでとうございます!
そして本部長推薦のメンバーは部署ごとに一人ずつ呼ばれ、これを「カイリュー賞」としています。
カイリュー賞に選ばれたのは〜……
この男〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
はい。名誉ある賞なので、普通にめちゃくちゃ嬉しいと思います。
本部長と共に選ばれたメンバーたちです!
つづいては会社に大きく貢献したチームメンバーに表彰されるセレビィ賞の紹介です!
セレビィ賞にはクリスタルガラス製の表彰状が渡されます。
クリスタルの表彰、この世に二つとないもので非常に嬉しいですね・・・!
最後はミュウツー賞!
クライアントコンサルティング本部 部長の木戸脇さんと
Recruit Marker事業部 本部長の梅村さんです!おめでとうございます!!!!!
さて、Sales Markerでは半年に一度行なっているバリュー表彰ですが、こうやって会社に貢献している方が表彰される仕組みはとても良いなと感じています。
賞を取れたメンバーは「これからもっと頑張ろう!」と思えますし、取れなかったメンバーも「次こそ表彰されるように頑張ろう!」と新たな意気込みを感じます。
バリュー表彰が皆さんにとって「業務に対する活力の動機」になれば幸いです。
ハッカソン結果発表
そして、いよいよ待ちに待ったハッカソンの優勝者の発表です!
Orcha AIエージェントハッカソンが正式名称ですね
なんと、優勝者達には・・・
賞金総額100万円をプレゼントしています!アツい!アツすぎる!
まずは本部長から決勝進出メンバー全員へプレゼントタイム
決勝進出も十分素晴らしいですね!
賞金だけでなく、プレゼントがもらえるだけでもハッピーです!
そしていよいよ結果発表です!
まず、スポンサーとして株式会社ライズ・コンサルティング・グループ様より「ライズ賞」を作っていただきました!ありがとうございます!
ライズ賞を受賞したのはグループ「ミラノ風イノベーターズ」の皆様!おめでとうございます!
続いて準優勝の発表なのですが、まさかの2組が選出されました!
チーム「FASKY」!エンジニアメンバーグループです!
そして・・・
グループ「宮重と愉快な仲間たち」!何やらイカついメンバーです!
彼らのピッチも素晴らしかったですし、プロダクトも含め世の中にぜひとも紹介したいところですね!
そしていよいよ・・・栄えある今回の最優秀賞チームは・・・
グループ「夏帆 the セクシー!」まさかの私のチームでした
名前はふざけていますが、小笠原さんより「Sales Markerの根本課題を的確に捉えて、解決可能な状態」と満点お墨付きをいただきました!
1週間前、グループメンバーが決まった瞬間、深夜11時に「優勝」とだけ書かれたMTGに招待されたあの日、我々は始まりました・・・。
「50万円、何使います?」なんて会話ばかりして、進まないプロダクトデモ。
なかなか思うような資料が出てこなくて、悪戦苦闘の日々。
当日、全く繋がらないWi-Fi。
近所のカフェでもくもくと作業する辛かった時間。
それらを乗り越え、私たちのグループメンバーは優勝に輝きました!
私は運営にかかりきりで、皆さんとの時間を多く取ることができませんでしたが、信頼できるメンバーに巡り会えて本当によかったと思います!
代表の小笠原さんから一言
もちろん35グループ皆さん、本当に素晴らしいプロダクトの開発に力を入れてくださいました。
今後は全社共有会で全てのグループがどんな課題に向き合い、どんな資料を作り、デモを行うか発表してもらう時間も設けています。
中には、ハッカソンを乗り越えて「同期」とのつながりをより深くし、グループで打ち上げに行ったりと「横のつながり」を深めてくれているチームもたくさんあると聞いています。
改めて200名の社員の皆様!本当にお疲れ様でした!
……と、ここまでが前編の内容でした!
後編では、インターン生が企画した2次会コンテンツの様子や、2日目のBBQ &お楽しみコンテンツの内容等をご紹介します。
続きもどうぞお楽しみに!
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