こんにちは、Yazawaです。
このたび、幹部合宿に抜擢人事プロジェクト(※通称BJP)のメンバーとして参加してきました!
今回の合宿の舞台は山梨🗻
渋谷のオフィスとは全く異なる「お寺」という空間で、濃密な2日間を過ごしました!
このブログでは、少しでも合宿の雰囲気と学びのシェアができればと思います。
※抜擢人事プロジェクトとは…以下画像
SAKURUGの人的資本に関する資料「HRオクタゴン2.0」より
・プロフィール
Yazawa
長野県出身。留学生が半数を占める、立命館アジア太平洋大学(大分県)を卒業。在学中は国際経営学部でマーケティングを学びつつラクロス部の副部長を務めていた。2024年4月に新卒入社し、QDXコンサルティング事業の営業を担当。25年4月からは新卒研修にも挑戦。
目次
Day1:畳香る会議室で実感した「会社はみんなでつくる」
Day2:おつとめで学ぶ「縁」。「採用基準」の本質。
経営の意思決定の難しさ。限られた時間の中でどれだけの合意形成ができるか。
Day1:畳香る会議室で実感した「会社はみんなでつくる」
8時30分ごろ新宿駅に集合。
代表と役員2名は2日目からの合流のため、それ以外のメンバーで山梨へ向かいます。
腹が減っては戦はできず。
甲府駅に到着すると、まず腹ごしらえのほうとうをいただきました!
ほうとうを食べた後は、いよいよ今回の合宿の会場になるお寺「法源寺」へ移動。
今回は代表の遠藤とのご縁から、株式会社シェアウィングの佐藤様より、
会場を借りさせていただきました!
会議室は、お寺の本堂にあり、畳のイグサの清々しい香りに包まれると、
どこか懐かしく、深呼吸するたびに体の中まで澄み渡るような感覚に。
落ち着きの中に気の引き締まりがあるような空間でいよいよ会議がスタートです。
会議では「採用・文化・ガバナンス・ビジネス・未来」という軸で、
2日間にわたり約20のトピックスについて話し合いが行われました。
その中でも、1日目は各自が持ち寄った議題が中心になりました。
私自身も積極的な発言を求められ、緊張しつつも自分なりの考えを伝えた所、年次関係なく一意見として議論が進んでいきました。
17時から行われた「代表への提案時間」では、新卒3年目のメンバーからの提案もあり、代表から承認されました。承認後、自らが「任せてください」と手を挙げたことで、決議事項に関して提案したメンバー自身が推進していくことになりました。
「会社はみんなでつくる」という言葉がSAKURUGには浸透していますが、1日目を振り返るとその文化が根付いていることを強く実感しました。3年目のメンバーが会社の体制の再編成を担える様に、誰でも会社を作る1人であれる環境であることを改めて実感しました!
1日目の会議を終えると、本日の宿泊先へ移動。
自然に囲まれた静かな場所で、伝統と新しさが共存する素敵な空間が広がります。
今回会議室と宿をお借りしたシェアウィングの佐藤様から、
ウェルカムドリンクとしてワインをいただき、バーベキューを楽しみました!
Day2:おつとめで学ぶ「縁」。「採用基準」の本質。
合宿2日目の朝は法源寺にて「おつとめ」から始まりました。
宿泊したメンバーが並んで座り、お坊さんの後に続いて「南無妙法蓮華経」を唱えます。
「南無妙法蓮華経」では、「縁」をとても大切にしているとのこと。
私たちは、人と関わらないと生きていけない存在であり、
人と関わるとそこには「縁」が生まれます。
正しい心をもって接すればそれは「良縁」となり、
卑しい心をもって接すればそれは「悪縁」となるというお話でした。
改めて、人との関わり方の根本に立ち返り考えさせられる有難いお話も聞けました!
おつとめを終えると代表と役員2名が合流し、より経営の核心に近いトピックについて議論が行われました。個人的に印象に残ったのは、新しい採用基準と「自分より優秀な人材を採用する」についての議論です。
特に「自分より優秀な人材を採用する」では、一種自己否定とも捉えられることを受け入れる必要があるという話がありました。「採用基準を上げる」ということは、過去の自分では入社できないような会社を作るという事。そのために、自分自身が成長し続けなければいけないということを改めて実感しました。
会議が終わった後は、お寺の方に挨拶をし甲府駅に向かいます。
2日間、親睦を深めながら意見を交わしあった充実感を感じながらバスに揺られました。
甲府駅に着くとお土産を買い、いよいよ解散。皆さん、お疲れ様でした!
経営の意思決定の難しさ。限られた時間の中でどれだけの合意形成ができるか。
さて、ここからは2日間の合宿を通しての私の学びを共有します。
それは経営における意思決定の難しさです。
目まぐるしく変化し続ける社会で、経営における意思決定にとって重要なのはスピード感です。また、スピード感に加え、全体の納得感も同じくらい重要です。どれだけの人を意思決定に巻き込むかで全体での納得感が変わり、その後決定事を実行する際の推進力も変わります。
意思決定をする上でのスピード感と全体の納得感。
どのようにその2つのバランスをとればいいか。
今回の合宿に参加して、その難しさを痛感しました。
スピード感と納得感のバランスを最大化する上で大切になるのが会議の運営方法です。
実際に合宿の中でファシリテーションを任せていただき、会議を運営する上で下記6つが重要であると感じました。
①目的は何か:なぜこの議題を話し合う必要があるのか、決裁者の期待は何か。
②会議のゴールは何か:意思決定がしたいのか、様々な立場からの意見が聞きたいのか。
③どのような方法で会議を進行するか:意思決定型か、ブレスト型か。
④目的を達成するために誰を巻き込むか:全体の納得感 ↔ スピード感
⑤どの粒度で会議に議題を持ち込むか:意見の多様性 ↔ スピード感
⑥そして①~⑤を準備した上で、当日の温度感に合わせて柔軟にファシリテートする。
当日私が担当したテーマの時間としては30分間でしたが、決裁者との目的のすり合わせ、認識を揃えるための事前準備、当日の運営方法など、その時間を最大限に活かすために準備時間ではかなり試行錯誤をしました。
普段の仕事の中でも様々なミーティングの機会がありますが、今回の経験を持ち帰り、ミーティングの効果を高めたいと思います!
2日間を通して、普段の業務とはまた別の角度から会社について考える事ができました。
会場を貸していただいたシェアウィングの佐藤様、鈴木様には心より感謝申し上げます。
素敵な空間をご提供いただきありがとうございました!