みなさん、こんちには!
ROBOT PAYMENTにて管理管掌役員を勤めております久野です。
実は、ROBOT PAYMENTに入社以来、管理部門の理想像について考える機会が増えたように思います。私の思う管理部の理想とはズバリ、「低反発マットレス」のような存在。
頭にハテナが浮かんだ人のために、どういうことなのかを解説していきたいと思います。
管理部の理想形は、”低反発” マットレス?
そもそも、管理部は会社にとってどんな存在だと思いますか?
「屋台骨」 「土台」 「お相撲さんの足腰」 などが一般的なイメージだと思います。
私自身、ROBOT PAYMENTに入社するまではそう思っていました。でもいざ自分がその立場に立って思ったのは、いわゆる「土台」のような存在ではないということです。
そして、色々考えた中で1番しっくりきたのが「低反発マットレス」 なのです…!
今、みなさんの頭の中に「某〇〇スリーパー」のCMが流れたのではないでしょうか。
はい、まさにその通りです。
寝ている体勢や寝相がどんなでも、背骨がちゃんと正しい形になるように形を整えてくれるあのマットレスです。
そのCMの中で、寝ている人が起き上がって、その人の寝相の形がくっきりマットレスについているのを見たときに、ふと管理部のあるべき姿はこういうものではと思うようになりました。
どういう事かというと、答えはこうです。
・寝ている人(=会社)を包み込む存在
・その人の姿や形に応じて支えてくれる
・背骨を正しい形でサポートしてくれる
(=正しく事業が進むようサポートする)
それが管理部の理想だと思ったんです。
各事業部と相対するところでは臨機応変に対応しながら、根っこの本質は変わらない、変わってはいけないというところでしょうか。
でも、言うは易く行うは難しで、実際は「生卵」状態になってしまっています。
現実は、生卵状態?
先ほどの理想形から表すと、現状は「生卵」状態というのが本音かもしれません。
ある程度の重さまでは耐えられるものの、どしんっと座られると一気にぺしゃんこになってしまう。管理部内の組織体制が不十分なので、支えられる力を持っていないのです。
挙げるときりがないのですが、例えば今の課題はこんなところでしょうか。
【課題①】管理部の基盤が整っていない
会社が急成長を遂げると、整備が整っていない中で管理を進行していくので、後から直さなければならない箇所がたくさん出てきます。
例えば、業務のマニュアルがない状態で進めていくので、個別の業務が属人化されていたり、規程やマニュアルがあっても実態は大きく乖離していたりなど。事業部との関係をどうしていくべきかを考える前に、自分たちの部署内に正すべき項目がたくさんあるという会社がほとんどです。
特に当社のようなベンチャー企業だと、事業部側の変化が激しく、管理部がやっとキャッチアップしたと思ったらもう違うことが始まっている、先月始まった施策がもう終わっているなんてこともよくあるため、短期間での変化を許容する気持ちでないとやっていけません。
【課題②】事業部との距離が近いようで遠い
執務室の距離的にはせいぜい10~20mくらいしか離れていないのですが、心理的距離は結構遠い気がします。事業部が悪い、管理部が悪いということではなく、なんか遠いのです。
みんな忙しい、自分のミッションだけで精一杯という余裕のなさが大きな要因です。
【課題③】頻繁に起こる体制変更
事業部側は体制変更が頻繁に起きます。悪いことではありません。急成長の証でもあると思います。でも指揮する人が変わると、誰の話を聞かなければならないのかも変わります。
組織が複雑化している場合、場合分けで「こういう時はこの人」 「こういう時は別の人」 という状況も発生するため、これを追うのは結構大変。指揮官が変わるたびにそれを管理部内で周知していくというのも大変だったりします。
管理部内での対処方法
では、これらの課題に対してどのように対処すべきなのでしょうか。弊社の中で日々模索しながら取り組んでいることをざっと紹介いたします。
「チーム内の意思疎通を図る」
あるべき姿をチーム内で共有することで課題を共有していきます。
月1で管理部の社員と1対1で面談を行ったり、管理部内での課を越えた横の絆を深めることに取り組む必要があります。
「Todoに落とし込み、それを評価するという仕組みづくり」
コミュニケーションから見えてくる課題に全員で取り組むこと、今度はそれをちゃんと評価する仕組みを作ることも重要になります。
この半期で何を実践するのか、それを上司部下で月1で定点観測していくという仕組みを作る必要があります。
「部署を超えたコミュニケーションを増やす」
管理部内だけでなく、事業部側ともしっかりコミュニケーションを取ること、そして常に社内で起こっていることをキャッチアップできる体制を作っていくことも重要です。弊社では、事業部のMTGに管理部のメンバーが週1で参加するなどして、情報共有の場を作るようにしています。
もちろん全て一朝一夕にはできません。しかし少しずつでも変わっていこうとしています。その証拠に現在、弊社の管理部の中では「経理の横のつながり」 を広げようという動きが盛んで、最近では「日本の経理をもっと自由にコミュニティ」 が発足されました。
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管理部というのは、営業と違って人数が少ないので、悩みの共有だけでも、なかなか難しいですよね。
だからこそ、社内だけでなく、社外の方々とも、もっともっと意見交換の場を広げ、お互いアップデートする機会を作っていければなと思います。
そして、私は理想像である「低反発マットレス」のような管理部を実現していきたいです。
まとめ
管理部門にはまだまだ多くの課題が残っていますが、理想である「低反発マットレス」のような存在になれれば、事業の成長に大きく貢献できる部署でもあります。
この記事をきっかけに、管理部門の仕事に興味を持ったという方はぜひ、弊社の話を聞きに来てくださいね!
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