内定者の片江です!
21卒内定者ブログも2周目となりました。2周目のテーマは「私の就職活動」です。
トップバッターの井上さんの記事はもうご覧になりましたか!
コンパクトな就活をやられているものの、非常に集中して取り組まれたんだなと感じました!就活の要点が詰まった記事ですので就活生はご一読することをおすすめします!
改めまして、今回は「私の就職活動」がテーマということで、この記事では、「就職活動の中でどんなことを考えていたのか・何をしていたのか・どう決めたのか」についてお話しさせていただきます。
今でこそROBOT PAYMENTに内定をいただき、総合職として就職することに決めましたが、実は大学3年の夏まではデザイナーを目指していました。そんな紆余曲折の就活の過程を書いていますので、是非ご覧ください!
やりたいことのきっかけ
まずはじめに、自分の人生の軸が作られたきっかけについてお話しします。
1周目の自己紹介の記事でもお話しした通り、私は大学でアイセックという学生団体に所属していました。
ざっくりと団体の紹介をすると、志を持ったリーダーの輩出を目的に海外インターンシップ事業を運営する団体です。その団体では1年に1回、運営している事業・組織構造・掲げる目標などなど、今あるもの全てを一旦無いものとして、「社会をより良くする」のに必要なことは何かを考える機会があります。
自分なりに出た答えが「ITの力で今までできなかったことをできるようにし、より便利な社会を作ること」でした。そんな事業に関わる人が増えることで、社会は良い方向に進んでいくと信じています。
そもそも、この考えにいきついた背景について、明確にこれだと言えるものはないのですが、当時のフィーリングを振り返ると、ITの成長とそれに伴う世界の変化が身近にあったからだと思います。僕が中学校に入学した頃は、ちょうど日本でiPhone4が普及し始めた時でした。まさに、ITの成長と共に学生時代を過ごし、今までなかったものが生まれ、世界がより便利になる感動を何度も感じながら生きてきました。
今振り返っても、非常に抽象的な考えではありますが、自分にとっては納得感が強く自分を動かす原動力になっています。この出来事が大学2年の秋頃でした。
デザイナーを目指し始める
前述の考えに至った後、じゃあ自分自身はどうやってそこに貢献していこうかと考え始めます。そこで、やはり自分も世の中をガラッと変えるようなサービスを生み出したいと思うように。
当時の僕は、アイセックでデザインソフトを使って広報物を作っていました。自分が作ったもので人に喜んでもらえたことが単純に嬉しかったので、「デザイン」と「サービス作り」が交わるところで何か仕事がないかなーと調べます。そこで、「UXデザイナー」という仕事に行き着きました。「UXデザイナー」の定義には色々議論がありますが、一旦ここではざっくりと「サービスのユーザーに対してより良い体験を作る人」としておきます。
その仕事を知ってからは、本を読んだり、自分なりに実際のアプリのモックアップ(模型)を作ったり、勉強の毎日。そうこうしているうちに、大学3年の夏、サマーインターンの時期になり、僕はUXデザイナーに関係するインターンに片っ端から応募。最終的に2つのインターンに参加し、合計1ヵ月程インターンをさせていただきました。
サマーインターン終了時に奢ってもらった焼肉
デザイナー職から総合職へ
サマーインターンも終わり、大学3年の夏休み最後に、後期の時間割を組んでいると、あることに気付きます。
「本選考までに、実務経験を積む時間が無い!」
デザイナーの就活では、自身がこれまで作ってきた成果物を見せることが多いです。自分がこれまで作ってきたものは、サマーインターンで作ったWebサイト1つのみ。その成果物でさえも自分のプログラミング経験の無さや制作期間といった制約から、デザイン部分で思考した時間は圧倒的に短かったので、クオリティには全く自信がありません。
一方で、きっと他の候補者たちは長期インターンや自主制作で作った成果物を用意してくるでしょう。自分も実務経験を積もうと思っても、授業がたくさん入っており日中には時間がないのです。
このままデザイナーとして就活をしていくのかどうか悩みました。
そこで改めて自分が一番大事にしたい軸に立ち返ると、「ITの力で今までできなかったことをできるようにし、より便利な社会を作ること」でした。つまり、デザイナーになることが1番大事にしたい軸ではなかったのです。決してデザイナーじゃなくても関わり方はあると気付きました。それ以降は総合職に切り替えて就職活動を進めていきました。
ROBOT PAYMENTとの出会い
総合職として就活を進めていく中で、基本的にはIT領域の自社事業を持っている会社で探していました。自分もいつか事業作りに携わりたいと思っていて、「それなら自社で事業を作っているところでしょ!」と考えていたからです。
そんな中、最初にROBOT PAYMENT(以下RP)と出会ったのは大学3年の2月頃です。最初の頃の印象はなんとなく「バイブスが合うなあ」と思っていました。良い意味でリラックスして面接を受けられ、素の自分を話してもそれが評価されていることが感じられました。
面接が進み、色々な社員の方と会って話す中で、最終的にRPに決めたのは以下の3点からです。
①会社と自分の向いている方向性が同じ
②自分が働くイメージができた
③やりたいことが尊重される会社である
①会社と自分の向いている方向性が同じ
ROBOT PAYMENTでは「お金をつなぐクラウドで世の中を笑顔に」を目指す未来の姿として掲げ、インターネットの決済代行と請求管理ロボの大きく分けて2つのサービスを運営しています。
そのどちらのサービスも、ITの力で非効率を無くし便利な社会を作っていくサービスだと感じました。そして将来目指す未来も、新しい社会を作っていく方向性という点で共感しています。
②自分が働くイメージができた
人事の方と面談をしていく中で、自分に合っているんじゃないかということで、カスタマーサクセスという職種を紹介してもらいました。究極的には「顧客が自社のサービスに期待した成果・成功を手に入れるために何でもする」存在です。
選考フローの途中で実際にカスタマーサクセスとして働く社員の方と話す機会を頂きました。「カスタマーサクセスの仕事では、顧客のことで営業の方ともやり取りするし、自社のサービスのことでエンジニアの方ともやり取りするし、もちろんサービスの使い方に詳しくないと顧客をサポートできないし、顧客のこと自体も知らないといけない」と伺い、まさに、色々な領域を知ろうとする姿勢が必要だと感じました。そこで自分の「好奇心強く何でも挑戦してみたい」性格がうまくハマるんじゃないかと考えるようになります。
さらに、以前挑戦していたUXデザインも、関係ないように見えますが、実は「顧客のことを考え抜く」点で共通する部分があるのです。
以上のことから、自分が働くイメージを明瞭に持つことができました。
③やりたいことが尊重される
選考フローの中で取締役の方と話す機会があり、「うちでこんなことやりたいとかある?」と質問されました。いずれは自分が事業を作ることに興味がある旨を伝えると、そのためにRPでどう働いていくか、どうやったら実現できるのかを一緒に考えてくださりました。自分の記憶では、他にこんなことをしてくださった企業はありません。
以上の3点から、ROBOT PAYMENTへの入社を決めました。
最後に
この記事を通して僕が1番伝えたいことは、「人生の軸を考えることの大切さ」です。
ここで就活の軸と書いていないのは、就活の軸を考える前に、そもそも、「自分がどう生きたいのか」という人生の軸を考えて欲しいと思ったからです。美味しいごはんをいっぱい食べたい・世界中を旅したい・お金持ちになりたい・幸せな家庭を築きたいなどなど、どう生きたいかが人それぞれあると思います。どう生きたいか、人生で何を大事にしたいのかが、決まって初めて、それを達成するために仕事をどう選ぶのかが決まっていきます。もちろん、仕事を通して達成したい人生の目標があれば、それが人生の軸でもあり就活の軸にもなってくると思います。
以上のことから、僕は人生の軸を考えることが大切だと考えています。
これを読んでいる就活生の方は、「就職活動」を重く捉えずに、まずは自分がどう生きたいのか、どんな人生をおくりたいのかを、ラフに考えてみて欲しいです!
「就職活動」という初めてのことに、漠然と不安を感じるかもしれませんが、まずは簡単なところから始めてみてください!
僕自身は、ここに書いた思いを忘れないようにしながらも、まずは与えられた仕事をきっちりこなせるよう頑張っていきます!
最後までお読みいただきありがとうございました!