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【内定者ブログ:久万由華子】負けず嫌いLIFEー「他人」でなく「自分」に負けないこと

こんにちは!株式会社ROBOT PAYMENT内定者の久万です。今回はフリーテーマのブログリレーとなっていますが、前回の増岡さんのブログは留学についてでした。いや、ただの留学ではなくて「温泉」留学ですね!大分県への郷土愛を感じてそのようなユニークな留学に応募する行動力。驚くとともに尊敬です。


"おんせん県おおいた"から温泉留学へトビタテ !!【内定者ブログ・増岡】 | 株式会社ROBOT PAYMENT
こんにちは。株式会社ROBOT PAYMENT内定者の増岡です!内定者ブログもついに終盤に差し掛かってまいりました!第4周目はフリーテーマ。私にしか書けないブログにしたい!という思いから選んだお...
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さて、私は何書こう…と考えたとき、
趣味などの表面的な自己紹介はしたけれども性格的なことを書いてないじゃん
と気づいてしまったので、最終周になってしまいましたが書かせてください。


性格を一言で表すのはもちろん難しいですが、真っ先に私の性格で想い浮かぶのは負けず嫌いです。

負けず嫌いというと、意固地で面倒くさいというイメージも持たれるかもしれません。
しかし、「負けず嫌い」は大きく次の2つに分かれると思っています。

①負けたくない対象が他人

②負けたくない対象が自分

①の場合は、自分が他人に勝つまで必死に物事に取り組みます。一生懸命さは評価されるかもしれませんが、チームプレー等になると、たしかに少々ネガティブな面も出てくるかと思います。一方、②の場合は、他人と比較するのではなく自分なりの高い目標を持って物事に取り組むので、ポジティブに捉えられるのではないでしょうか。向上心があるとも言い換えられますね。

幼少期から自他共に認める負けず嫌いな私ですが、その中で上述した2種類を経験してきました。どちらにしても私の大きな決断などに関わってきたのはこの性格なので、エピソードをいくつかご紹介します。

「暇そうだな」事件:vs兄

私には3歳年上の兄がいます。私が小学5年生の時に兄は中学2年生。野球部で毎日練習があり、帰ってくるのも遅い時間。とても忙しそうにしていました。一方の私は家でゴロゴロ…

ある日、事件は起きました。

私「このテレビすっごく面白くてね」(ニコニコ)

 「今日〜ちゃん家行ったんだけどね」(ニコニコ)

いつもと同じように兄に純粋無垢な笑顔で話しかけていました。
すると、

兄「いいよな、お前は暇そうで。」



…え。はい?

カッチーーーン

私「じゃあ分かった。お兄ちゃん並みに忙しくするわ。」

タタタ…

「お母さん!私塾通いたいんだけど!」

そうです、これが私が小学校5年生で塾に通い始めた理由、そして中学受験をした理由です。

公立の中学校に進む気満々だったのですが、中学受験する子は塾で忙しそうにしているイメージがあったので、とりあえず塾に通うという選択をしたのです。浅はかな考えですが、全ては兄に「暇そう」と言わせないためでした。

この一件で中高一貫校に入って、楽しい学生生活を送ることができたので、今では当時の兄と、私の負けず嫌い精神に感謝しています。

…と、小学生までは「他人と比較する」負けず嫌いでした。

しかし、中学で100人規模の部活で活動する中で考え方が変わりました。一部分を切り取って他の人と比べても、きりがないことに気づいたのです。

一人の人間としてみたら、優劣なんてつけようがないくらい皆かけがえのない存在。だったらもう他人と比較せず、自分を見つめよう。「他人と比較してどうのこうの」ではなく、「自分はどこまでできるか」「自分という人間をどこまで高められるか」が大事なのではないか。

ここから「自分に負けたくない」負けず嫌いへとシフトしていきました。

学年最下位レベルからのスタート:vs自分

先ほど書いたように、非常に不純な動機で経験した中学受験。志望校には受かったものの、入学当初受けたテストは207人中198位。さすがにまずい…。
それまでだったら成績の良い友人に「勝負しよ~」といって成績を上げていたと思います。しかしもうそれでは納得できません。特定の誰かと比べていい成績をとるのではなく、自分が精一杯努力したらどこまでいけるのかを試そうと思い、「中学2年生でクラストップの成績をとる」、という当時の私からしたらかなりハードルの高い目標を自ら掲げて勉強しました。授業中や休み時間はすべての神経を集中させて、部活動があっても放課後は必ず2時間は勉強するよう心がけました。
その結果、中学2年生ではクラスでトップ、さらに高校2年生では学年でトップの成績をとることができました。高校卒業時には優秀賞もいただきました。



唯一の競技初心者:vs自分

何度も私のブログに登場してきているチアダンス。実は、チアダンスを競技として始めたのは大学生になってからです(それまではイベントでポンポンを持って踊る程度でした)。20名中競技初心者は私だけ。どのくらいレベルの差があったかというと、私は綺麗なターンは1回転がやっと。一方、他のチームメイトは4回転くるくるっと回れてしまうのです。

あまりの差だったので、コーチやメンバーからは「1年で3回転できるようになれば上等だよ」と言われていました。それでも私は、

「いえ、4回転絶対に回ってみせます!間に合わせます。」

と高らかに宣言しました。

内心(ヤバイ、言ってしまった…)と思いましたが。

その宣言は反射的に出たものではなく、考えた末のものでした。所属するチームは、メンバー全員で大会に出場することが前提。そのため、私のスキルがメンバーに伴わないことでチーム全体のレベルが下がってしまうと思ったのです。

この時の練習は過酷すぎて、思い出すだけでおなかが痛くなります(笑)
メンバーとの練習に加えて、筋トレはもちろん、授業の空きが一コマでもあれば近くの体育館で練習をし、電車ではつま先立ちで体幹を意識しながら自分とメンバーのターンを動画で比較し、相違点を洗いざらいメモに残して、家でそれを反映した練習をする…という自主練の毎日を過ごしていました。まさに1分1秒無駄にできないくらい、追い込みました。

その結果、1年間で4回転まで回れるようになり、大会にも全員同じレベルで出場することができたのです!チームメイトにも「人間やればここまで成長できるんだ」と驚かれ、我ながらチームを活気づけられたと思います。



このように、私の22年間の人生は負けず嫌いな性格が大きく影響しています。ネガティブな意味にもとられる「負けず嫌い」ですが、対象が「他人」から「自分」に移ったことで、長所として誇らしく思っています。

社会人になっても常に高みを目指すことを忘れず、自分に負けず努力し続けられる人間でありたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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