100万キュービットの量子コンピュータ
こんにちは。ロボケン社員のNTです。池袋の街を歩けば、春の気配がそこかしこに感じられます。日差しは柔らかく、街路樹には新芽が芽吹き、春の訪れを告げています。さて、今回のテーマは「100万キュービットの量子コンピュータ」。これが実現すれば、計算の世界に革命が起こると言われています。現在の量子コンピュータと100万キュービットの違い現在の量子コンピュータは、IBMやGoogle、Microsoftなどの大手企業が開発を進めていますが、いずれも数十~数千キュービット程度の規模にとどまっています。たとえば、IBMの「Condor」は1121キュービット、Googleの「Sycamore」は70キ...