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■プロフィール
今回お話を伺ったのは、入社2年目の任(にん)さんです。
大学時代は小学校の教員を目指し、塾講師やスクールサポーターとして教育現場で経験を積んできた任さん。そんな彼女がIT×教育の世界へ飛び込むきっかけとなったのは、アルバイトで出会った子どもたちの「ある姿」に心を奪われたからだと言います。
元々教員志望だった任さんを惹きつけたロボ団の魅力、そして仕事のやりがいについて、詳しくお話を伺いました。
就職活動はするつもりがなかった。ロボ団との出会い
―もともと教員を目指されていたんですね。
はい。大学では教員免許を取得し、教員採用試験を受けるつもりでした。なので、周りが就職活動を本格化させる大学3年の終わり頃も、特に何もしていなくて。
ただ、採用試験を受けるにあたって「何か一つでも自分の強みになるものが欲しい」と考えたんです。そこで思いついたのが、プログラミングでした。ちょうど小学校で必修化されたタイミングで、まだ経験のある先生が少ない分野だったので、自分の武器になるんじゃないかなと。
それで、プログラミングを経験できるアルバイトを探し始め、大学4年生の時に出会ったのが「ロボ団」でした。
心を射抜かれた、子どもたちの「キラキラした表情」
―ロボ団のアルバイトを経験して、いかがでしたか?
これまで経験してきたどの教育現場とも、全く違いました。一番衝撃的だったのは、通っている子どもたちの表情です。
「ロボ団に通う子どもたちって、本当にキラキラしてるんですよ」
スクールサポーターとして関わっていた小学校では、家庭環境などが原因でしんどさを抱えている子も少なくありませんでした。学校はどうしても勉強がメインになるので、そこでつまずいてしまうと、学校自体が嫌いになってしまう子も見てきました。
でも、ロボ団の子どもたちは、みんな「好き」という気持ちで通っているから、エネルギーが全然違うんです。レッスンが始まる前に、自分でテキストを見て予習している子がいたり、ミッションをクリアしたらみんなで踊って喜びを表現したり。
その生き生きとした姿を見て、「ビビッときた」というか、心を動かされて。ここでなら、学校という大切な学びの場を土台としながら、ロボ団が「もう一つの学びの場」として、子どもたちが好きなことにのびのびと打ち込める環境を作れるんじゃないかと感じたんです。
いつしか、「もっとこの子たちと深く関わりたい」という気持ちが強くなって、教員採用試験と並行して、夢見るへの就職活動を始めることを決意しました。
感情が動く瞬間に立ち会えることが、何よりのやりがい
―入社して2年目になりますが、どんな時にやりがいを感じますか?
子どもたちの様々な感情に触れられる瞬間ですね。大人の仕事って、どこか感情を無にして働くイメージがあったんですけど、ここは全く違います。子どもの面白いアイデアに一緒になって大笑いしたり、逆に悔しくて泣いてしまう子の姿を見て、そこまで夢中になれる経験って素敵だな、と私自身の心が揺さぶられたり。
特にやりがいを感じたのはイベントを企画することですね!この前の夏に開催したサマーイベントでは、コンテンツの一部を私がメインで担当させてもらいました。どうしたら子どもたちが楽しんでくれるかを考えて準備するのは大変な面もありますが、子どもたちが夢中になって喜んでいる姿を見ると、本当に嬉しくて。
イベントがきっかけでプログラミングにハマってくれる子もいて、子どもたちの「好き」が広がる瞬間に立ち会えるのは、この仕事ならではのやりがいだと感じます。
―反対に、仕事で大変なことはありますか?
もともと、大勢の人の前に立ったり、大人の方と話したりするのが少し苦手で…。今でも保護者の方との面談などは緊張します。
トラブルが起きた時も、最初の頃はどうしようとプレッシャーに感じていました。でも、2年目になって色々な経験を積んだことで、動じなくなりましたね。今ではトラブルも「ロボ団からの挑戦状だよ!」とポジティブに変換して、子どもたちと一緒に楽しめるようになりました。たくさんの子どもたちとの関わりが、私自身を強くしてくれていると感じます。
子どもたちにとっての「のびのびできる居場所」を
アルバイト時代から感じていた、もりのみや教室の「のびのびとした雰囲気」を、今度は自分が中心となって作っていきたいと思っています。子どもたちが安心して感情を出せて、好きなことに没頭できる。そんな居場所であり続けたいです。
子どもたちの「好き」という純粋なエネルギーや、キラキラした表情は、私の原動力です。このインタビューを読んで、少しでも興味を持ってくださったなら嬉しいです。