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こんにちは、リツアンSTC採用担当です。
2025年6月21日に開催された「リツアンプレゼン研修」の様子をレポートします。
リツアンでは、社内研修は「すべて任意」での参加となっておりますが、業務に活かせるテーマということもあり、積極的に参加してくださる方も多いんです。
今回の講師は、リツアン本社のある静岡県掛川市出身、NPO法人e‑Education代表の三輪開人さん。「共感」を軸にプレゼン術を伝える第一人者で、書籍『100%共感プレゼン』の著者としても知られています。
そんな三輪さんをお招きしてのプレゼン研修は、今回で4回目を迎えました。
今回のアジェンダはこちら。
「AI時代にどう“伝える”か」を参加メンバーと一緒に改めて考える機会となりました。
目次
「いい話」じゃ弱い?“共感”が主役
AIと一緒に、効率よく分かりやすく
エンジニアのチームだからこその“伝わる技”
「いい話」じゃ弱い?“共感”が主役
三輪さんの口から最初に出たのは、「正しいことを言っても、人の心は動かない」といったキーワード。頭には届いても、心に残るかどうかは別問題。そんな中で、なぜ共感が“伝わるプレゼン”に欠かせないのかを、具体的な事例を交えてお話しいただきました。
ある参加者が「技術スペックだけを並べたら離脱された…」と相談したところ、三輪さんが紹介したのは「自分の小さな失敗談」。失敗に共感し、そこからの成長ストーリーが入るだけで、会場の空気が変わったそうです。これが、「共感の力」のリアルな実感でした。
AIと一緒に、効率よく分かりやすく
研修の後半では、生成AIを使った「実演ライブ」も展開!三輪さん自身がGensparkを活用して、以下のようなワークを披露してくださいました。
- 資料まるごと下書き:スライド構成・キービジュアル・キャッチコピーをAIに一括生成
- ブラッシュアップ術:AIが出したアイデアを人間(=三輪さん)が肉付けし、「共感ポイント」を強化
- 即席添削セッション:参加者が用意したスライドをその場でAI+三輪さんが改善
画面を一緒に見ながら、実際の資料作成もやってみました。
参加者からは、
「え、AIってこんなに役立つんだ!」
「自分の“想い”と“言葉”の両方が書ける気がします」
と、笑顔と驚きの声が続出。
AIだけ・人だけでは届かなくても、“人×AI”の掛け合わせなら、短時間で確かな伝わりが期待できそうですね。
エンジニアのチームだからこその“伝わる技”
私たちリツアンSTCはエンジニアの組織。毎日のように高度な設計や分析に向き合っている中で、「自分の思い」を口に出す機会は案外少ないとの声も。だからこそ、
- 自分がどう感じ、なぜこの技術やプロジェクトを選んだか
- それが「なぜ相手に伝わるのか」
という部分を丁寧に言語化し、共感のきっかけを作ることが、とても大事。
今回の研修を通じて、参加者は「共感、言葉、AI」の掛け合わせを学び、“自分ごと”として伝えられる力を整えました。
これから書く提案書や社内発表、あるいは採用面接の場でも、きっと大きな武器になるでしょう。
AIツールは便利だけれど、それで全部がうまくいくわけではありません。最終的に人の心を動かすのは、やっぱり“人”です。だからこそ、
「AI × 共感力 × あなた自身のストーリー」
この三拍子が揃ってこそ、真の“伝える力”が生まれる。そんな実感を得られた研修でした。
さっそく日々のやりとりや資料づくりに活用できる、生きたヒントがたくさんの研修でした。
リツアンでは、今後もエンジニアの皆さんのスキルアップに繋がる研修を企画してまいります。
少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひカジュアル面談へお越しくださいね。