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レガシーな環境から飛び出し、お客様のビジネスを理解し提案していく顧客志向の開発でキャリアを磨く

RITのメンバーを紹介するインタビューシリーズ第18弾は、エンジニアの横山大地です。黒字経営の安定した環境から離れた理由や、将来を見据えたこれからのキャリアプランなどについて話を伺いました。


プロフィール
横山大地
大学卒業後、システムエンジニアとして金融機関向けパッケージソフトを担当する。設計、構築、運用、保守を一通り経験した後、2023年5月より株式会社RITに参画。技術だけではなく、デザイン・ビジネス等幅広い知識を有するエンジニアを目指している。

「このままじゃやばいかも……」10年後の自分の姿に危機感を持つ

ー今までのご経歴を教えてください。

学校卒業後、新卒でシステム開発会社に入社しました。文系出身でソフトウェアの知識は全くありませんでしたが、就職活動時は、業種や職種よりも黒字経営をしている、安定している会社であることを重視していたことと、新しいことを学ぶのは楽しいので、エンジニア職でもいいかなという感じでした。入社後は出向先の会社さんと進めている信用金庫の社内システム開発にアサインされました。右も左もわからない新卒1~2年目は、先輩と一緒にCOBOLやC#、SQLでのプログラミングやテストの担当でした。3年目になると上流工程に関わるようになり、プログラミングよりもお客さんとの折衝がメインになりましたね。


ー転職をしようと思ったきっかけは何ですか?

理由は大きく2つあります。1つ目は、携わっていた銀行系のプロジェクトが、ウォーターフォール開発であったことです。仕様や計画の変更がしにくいので、途中でもっとこんな機能があったらいいなと思っても、なかなか反映できません。その結果、使いにくいと分かっているシステムを納品してしまうことが、とてももどかしかったです。2つ目は古い体質の組織であったことです。技術は日々進化し、変化していくので流れはとても早いです。でも、所属していた組織は、新しいものを取り入れるのに、ものすごく時間がかかる文化でした。このままでは10年後に“自分は時代に乗り遅れてしまうのではないか”という危機感を持ったからです。


ーなぜRITを選んだのか、その理由を教えてください

登録した転職サイトから来たスカウトメールが直接の理由です。たいていスカウトメールは定型文で送られてくることが多いですが、RITはちゃんと自分のプロフィールを読んでメッセージをくれたんだなと思ったところと、当時、小さなプログラミングスクールでRubyとRailsを学んでいましたが、たまたまそのスクールでもRITの求人情報が出ていたのを見かけて、これも何かの縁かと思い、カジュアル面談を申し込みました。この時、RITともう1社選考が進んでいましたが、面談してくれたメンバーがとても良く印象深かったこと、新しい技術に触れられること、自分が成長できそうだという理由で、RITを選びました。


自分から手を挙げれば積極的にチャレンジできる、リモートワークでも帰属意識が持てる環境

ー今携わっている業務内容はどのようなものですか?

クライアントと関係するものですと、既存のお客様の社内システム開発と、こちらはまだ提案段階ですが、3Dを活用したシステム開発のプロジェクトに参加しています。あとは、社内の業務改善プロジェクトにも携わっています。これは、より仕事をスムーズに進められるよう、メンバーの声をもとにちょっとした業務改善を行うものです。例えば、Slackのチャンネル名を一括変換できるプログラムを組んだり、今まではツールを併用して手動管理していた契約管理を、自動化できるようなプログラムを組んで改善していくようなことです。


ー社内の業務改善プロジェクトにはご自身の意志で参加されたのですか?

はい、そうです。前職は300人ぐらいの会社で、日々の仕事を通じて「こうしたら、もっと業務がスムーズになるのに」というような改善点はいろいろあったのですが、いち社員が声を挙げて皆で協力して変えていくような文化ではありませんでした。そのため積極的に社内業務の改善に取り組んでみたいと思って、自分から「やってみたい」と手を挙げました


ー横山さんの思う、RITのいいところを教えてください

まずは人がいいですね。入社してすぐにGatherが導入されて、朝30分くらいエンジニアチームで雑談の時間があります。そこでも皆さんの人柄の良さが出ていますし、コミュニケーションもしっかり取れるので、リモートだからといって苦労するということもありません。あとは、役員との距離が近い事ですね。前職は人数も多く、縦割り組織であったので、上司に意見することはなかなか難しいところがありました。でもRITは入社して日の浅い私でも、CTOの福田さんに意見できるし、対等に扱ってくれます。それに、自分から手を挙げればチャレンジさせてくれるところも魅力です。以前、友人とUnity(ゲーム開発プラットフォーム)でゲーム開発をしていることをSlackで呟いたら、福田さんから3Dに関わるプロジェクトに声をかけてもらいました。


ーRITにはどんな人が合うと思いますか?

スピード感を持って技術的にもビジネス的にも成長したいと思っている人、自走できる人が向いていると思います。RITは良くも悪くも、大手企業のように研修が充実しているわけではありません。なおかつフルリモートなので、会社頼みでスキルを向上させていくんだ! というタイプの人には辛いと思います。ただ、わからないところなどは他の人に聞きやすい環境なので、何でもかんでも自走しないとダメということではありません。自分自身、入社してまだ半年程度ですが、前の会社以上にいろいろ学べていると実感しています。


愛犬のちょこちゃん。実家に帰るたびに癒されています。


前職で抱いた将来への危機感は消え、目指す人材像に近づくために踏み出しはじめる

ーこれから学んでいきたいことはありますか?

はい、大きくわけて2つあります。1つはクライアントのビジネスに伴走していくための知識です。RITでは0→1の開発を中心に行っているので、新規サービスの市場調査や収益モデルなどのビジネススキルを身に付けたいと思っています。もう1つはAWS(Amazon Web Services)を使ったインフラ周りの知識を深めていきたいですね。


ー仕事以外で時間を費やしている事はありますか?

音楽ライブへの参加です! 私にはお気に入りのバンドがあるのですが、一時活動を休止してしまいました。でも、数年前に活動を再開したので、ツアーがある度に参加しているくらい大好きです。音楽フェスも好きで、いつか全国の音楽フェスを回り尽くしたいという夢があります。もう、ライブに行くために仕事をしていると言っても過言ではないですね(笑)


ー横山さんが直面した最大の挑戦は何でしたか?

転職活動……ですね。ある日、ふと「このままじゃ自分やばいかも」と思い立ち、その日のうちに、お金もないのに結構な値段がするMacBook Proを購入し、転職サイトに登録して、スキルアップのためのスクールも決めました。ただ、失敗はしたくなかったので、1年はプログラミングをしっかり勉強するという計画のもと、スケジュールを組んで転職活動をしました。同じエンジニア職ではありますが、文化も技術も全く違う世界に飛び込むという、葛藤しながら転職を決意したので、自分にとっては大きなチャレンジでした。


ー5年後の自分の姿を思い描いたとき、どんな姿になりたいですか?

そうですね、技術力の向上はもちろんそうですが、ゆくゆくはチームリーダーになって、クライアントと対話していきたいと思っています。先ほどもお話しましたが、そのためにももっとビジネススキルを身に付けなくてはいけないなと感じていますね。クライアントとの対話を重ねて経験を積んでいき、将来的にはフルスタックで立ち回れる人材になりたいと考えています!


野外音楽フェスに参戦した時の一枚
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