▍不動産の再生
私たちは、「遊休資産活用」と「労働力不足」の2つの社会課題を解決するために、省人化ホテル運営事業と、無人・省人化システム『Tabiq』のSaaS事業をメインとした事業を行っています。
どんなモノよりも流動性が低い「不動産」という商品は、 リニューアルしようとしても容易にできません。活用方法に困っている都心の狭小地や、次の使い道が未定で経費のみがかかっている建造物など「遊休資産」は日本に多く存在します。そういった不動産を再生させるために、新たな価値を創出することが私たちの使命です。
▍事業要約
チェックインからチェックアウトまで無人で完結でき、従来の人員配置を90%削減してホテル運営を実現できる【省人化運営スキーム】を構築。人件費は約半分に、宿泊管理業務の時間は約2/3に。
★完全に無人で運営しているホテルも多数あり。(エリアや施設による)
◎省人化運営スキームを実現した【自社システム】を他社ホテルに提供し、2021年度で前年比500%の成長率を実現。
◎今後は「ホテル」だけではなく、幅広い「スペースの再生」に向けて【省人化運営スキーム】と【自社システム】を駆使し、社会問題を解決できる事業の展開へ。
▍① 省人化ホテル運用事業
フロントに人を置かず、無人でチェックインからチェックアウトまでを完結できる省人化ホテルを運用している事業です。
鍵も電子錠を使っており、「鍵を持ち歩く」ということをなくしました。各ホテルに人を置かないことによって、【CS業務集約化→人件費大幅カット→安くていいホテルをお客様に提供できる】を実現しました。
現在では、大手ハウスメーカーと業務提携し、『fav』や『グランドベース(GRAND BASE)』というブランドで、国内で50施設525戸を展開しています。
※無人フロントは市の条例によってできないエリアもあります。
▍② SaaS事業
省人化ホテル運用事業を実現するために開発した自社プロダクト『Tabiq』の開発・外販事業です。
Tabiqは、無人ホテルや省人化ホテルなどに利用されるチェックイン・台帳データの電子化などを支援する自社SaaSシステムです。多言語対応やテレビ電話による本人確認など、各市の条例に合わせたチェックイン項目に対応しており、事前チェックインや顔認証チェックインによって、フロント混雑や非接触チェックインを実現します。
現在はフロントスタッフ業務のDX化に取り組んでおり、ホテルスタッフが「人にしかできないおもてなし」に注力できるよう努めていきます。
▍③ 企画開発事業
ホテル業界のDX化を企画とコンサルティングで解決している事業です。
企画案件の仕入れからオペレーション構築まで、幅広い商流でホテル業界をアップデートし続けています。【業態×スペース×人】のシェアで生み出された価値を顧客に提供できるエンターテイメント性の高いホテル運営を実現させてきました。現在では、コンサルティング型デベロッパー会社と連携して全国にエンターテイメント型ホテルを展開し、事業拡大中です。
▍メディア掲載情報
Financial Times掲載: アジア太平洋地域における急成長企業ランキング2022 にランクイン
https://reqrea.co.jp/news/news-1736/
日本経済新聞掲載: Tabiq『顔認証機能』
https://reqrea.co.jp/news/news-1236/