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UIデザインに特化した勉強会とは?
今回は株式会社Relicのプロダクトイノベーション事業部が実施しているデザインの勉強会についてご紹介します。弊社ではデザイナーだけでなく、デザインに興味がある方であれば誰でも参加できるUIデザインに特化した勉強会を実施しています。勉強会の内容は近年デザイナーの間で広がっていた「Daily UI Design Challenge」をベースに、もっと多くの人が手軽に取り組めるようなルールを設けました。勉強会で発表されたデザインは実際のプロダクトに反映される場合もあります。
アイデアの投稿数は現時点で140! ( Posted by esa )
Daily UI Design Challengeとは?
Daily UI Design Challengeとは、2015年くらいから西海岸のデザイナーを中心に広がった取り組みです。メーリングリストで、毎日届くひとつのUIのお題に沿ってUIを作成、SNSに投稿します。
DribbbleやUplabsなどで[# 001 Sign in]などを入力して検索すると、たくさんの作品が出てくるかと思います。
この勉強会の目的
デザインについて、深く考える機会を作る
最近ではBootstrapやMaterial Designなど、非デザイナーでも簡単にサービスのレイアウトを作ることができます。しかし、配置されているボタンやメニュー画面など普段何気なく利用しているサービスの中にも細かい工夫が取り入れられています。
・なぜこのようなレイアウトをしているのか?
・このページで一番重要な機能は何か?
・自分だったら、どのようにデザインするか?
上記のような点を発表/議論することで、自分の言葉で「デザイン」について話せる機会を増やすという意図があります。
制限の中で最大限のアウトプットを作る
スピードが求められる昨今のプロダクト開発では1人が時間をかけて完璧に作り込むよりも、7〜8割の完成度でも早めにアウトプットを公開して検証/改善のサイクルを作ることが重要になります。
プロダクトイノベーション事業部の大切にしている価値の1つとして「ユーザーを志向し、思考し、試行する」という価値観があります。ユーザーにとっての使いやすさを思考してスピーディーに成果物を発表する習慣を作ることも目的です。
勉強会を実施してみてよかったこと
エンジニアでもデザインに興味を持つきっかけができた
RelicはデザイナーだけでなくエンジニアもAdobeXDなどのプロトタイプツールを利用しています。
勉強会ではデザイナーからエンジニアまで幅広く参加するため、自然とデザインの基礎やデザインツールの勉強にもなります。また、通勤などの隙間時間に多くのサービスを触る習慣がつきました。
デザインパーツだけでなく、担当プロジェクトの中で課題となっているUIについても議論ができる
例えば自社プロダクト「ENjiNE」のファーストビューを課題として皆で新しいデザインを提案したり、担当業務のデザインに関する相談や新しいアイデアを募る場としても使われています。
投稿されたデザインを一部紹介します
・Social Share (シェアボタン)
・Breadcrumb (パンくずリスト)
・Pagination (ページネーション)
その他過去のテーマ
・Favorite List (お気に入り)
・Dropdown
・Setting
etc...
使用ツール
アニメーション付きのデザインであったり、CodePenで実際のソースで披露したり、成果物の方法は様々です。デザインツールの勉強も兼ねて、今まで利用経験のなかったデザインツールで課題に挑戦する人もいます。
・Sketch3
・AdobeXD
・Figma
・CodePen
まとめ
今後も色々なテーマで新しいデザインを作りたいと思います。
Relicではデザインを学び、発表ができる場がたくさんあります。
また、デザインだけでなく、Vue.js, Gatsbyなどのフレームワーク、機械学習やデータサイエンス..といったテクノロジーに興味がある方への勉強会も開催しています。
自らのアイデアをサービスに取り入れたいと思っているデザイナー/エンジニアの方、ぜひお話しましょう!
最後に
Relicの現場で働くエンジニアやデザイナー、PMが執筆している記事はこちらから確認できます!
ぜひ見に来てください!
https://dev.relic.co.jp/