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Reapraは「研究と実践を通じ、産業を創出し、社会に貢献する」ことをミッションとし、【社会と共創する熟達】という手法を通じて、世代を跨ぐほどの長い時間軸の社会課題を解消するために、互いに学び合うことにより、長期にわたって産業を創るアプローチをとっております。
今回は、そんな長い時間軸の社会課題に取り組むReapraの内部監査チームの社員の方にインタビューしてきました!
内部監査チームへのインタビューを通して、Reapra内部監査チームで働いてみる具体的なイメージを描いてもらいたい!そんな思いで企画をしました。
現在、Reapra内部監査チームは社員1名、インターン生4名で運営しています。今回はその中から社員の滝悠史さんにお話を伺ってきました!長期インターンに挑戦してみたい皆さん、内部監査について気になっている皆さん、ぜひ読んでみてください!
自己紹介
名前:滝悠史
出身大学:中央大学
出身地:愛知県
趣味:爬虫類飼育 with娘
Reapraに出会う前はどんな仕事をされていましたか?
Reapraに入る前に大きく3つの仕事に携わっていました。
まず新卒の時にはリクルートのグループ会社で人材派遣の会社に入りました。元々はリクルート本社に入りたかったんですけど落ちてしまって、グループ会社に入ればいつか本社に行くチャンスがあるんじゃないかなと思ったんですよね。そこで1年間人材派遣の営業として働いたのち、たまたまリクルート本社に出向することになりました。リクルート本社では北陸エリアでゼクシィっていう結婚情報誌の提案営業をしていました。
本社への出向期間が終わるタイミングで、北陸エリアを担当しているときに知り合ったあるメーカーの社長さんから「一緒に働かないか?」と誘ってもらったんですよ。ちょうど阪急百貨店に新しいお店を出すときで、店舗統括というマネジメント要素を含む仕事ができると思い転職を決意しました。最初は店長みたいな感じで4人のスタッフと一緒に店舗を運営していました。徐々に、関西エリア全体のお店やイベントをマネジメントするようになりましたね。
その2年後に全店舗のマネージャーになるんですけど、当時僕は20代で各店舗の店長は目上の人が多く、自分の仕事に取り組む姿勢を含めて、反発を食らってしまったんですよね。なかなかうまくいかなくて、降格人事も出てしまったんですよ。このままだと自分の人生はどうなってしまうのかなと思って、自分を鍛えられる環境に身を移したいと思うようになりました。ちょうど子どもが生まれたタイミングでもあったので、僕の地元・奥さんの実家もある愛知に移ろうと思い、愛知県でスイーツやベーカリーを展開しているベンチャー企業に転職を決めました。
その会社には小売店のマネージャー候補として入ったんですけど、ちょうど会社が上場準備段階で、内部監査というポジションを作る必要があったんですよ。前職で、店舗に行ってルールに沿って業務が行われているかチェックしていたこともあり、店舗監査を中心に行う内部監査に配属されました。
なぜReapraに入ったんですか?
愛知ベンチャー企業で内部監査を初めてやる中で、すごくやりがいを感じるようになりました。内部監査は一定のスキルがあれば、業種関わらず活躍できると思ったし、30代前半で内部監査をしているのは貴重性が高いかなと思いました。
自分の不甲斐なさを痛感する経験もありながら、上場準備が終わり社内の体制が変わったタイミングで、転職サイトのオファーをチェックするようになりました。そこで、Reapraからたまたまオファーがきて、カジュアル面談をしたんですよ。話した際に、何もできてなくて、完膚なきまでに自己喪失していた当時の自分ををポジティブに肯定してくれた考え方やReapraのミッションにすごく感銘を受けて、チャレンジしてみようと思い、2021年9月にReapraにジョインしました。
なぜReapraで内部監査業務に携わろうと思ったんですか?
内部監査はどんなふうに業務を進めるか不透明で、価値が見えにくい業種だと思うんですよ。なかなか価値貢献できないっていう構造の中で、会社の中でもあまり必要とされず、同じ組織の人間なんだけど、あまり仲間に入れないみたいな状況が多いのかなと思いました。IFDをする中で、内部監査のこの構造と自分の幼少期がすごく重なったんですよね。幼少期に僕は頭が悪かったので、塾で発言権がなくて、コミュニティにうまく入れなかったことがあるんですよ。うまくコミュニティに馴染めないという点ですごく内部監査と繋がりを感じました。
外部の内部監査の方の話を聞くと、「最後の花道」や「嫌われるポジション」っていうお話をされる人が多くて、孤独の戦士を演じている印象を強く受けました。その話を聞いたときに、個人的にすごく寂しさを感じてしまって、、。会社の組織図的には内部監査は社長の直下に一応いるんですけど、この働き方とか、このモチベーションの低さってすごく課題なんじゃないかなと思ったんですよね。僕個人としては自分の活動によって、内部監査で働けて良かったと思う人が少しでも増えたらいいなという思いで、内部監査業務に携わることを決めました。
※Intensive Foundation Design(IFD):IFDとは、過去から現在にかけて培われてきた「らしさ」を深く理解し、社会と共創する熟達を目指す上での土台を整えるために、複数回にまたがり集中的にセッションを行うことです。
内部監査チームではどんなことをしているんですか?
そもそも内部監査とは、企業の中では、どの組織にも属していない独立的な立場で、社内ルールの整備状況(適切かつ必要なルールがあるかないか)、運用状況(そのルールが遵守されているかどうか)を確認する業務です。
その中で、私たちReapra内部監査チームは「共創する内部監査」の実現を目指しています。「共創する内部監査」は、内部監査する人、監査される人が、互いの多様性(置かれている環境や考え方)を受け入れながら、新しいアイデアを生み出すことで、組織の目標達成に貢献できる監査プロセスを創り上げることを指しています。
Reapraで内部監査業務をするのは今年で3年目なんですけど、1年目はまず一般的な内部監査のことを知るために外部の人に話を聞きに行きました。2年目は「世の中一般的に求められる、内部監査設置企業における内部監査top10%クオリティの言語化・実践」を目標としていました。この目標を達成するために、チームメンバーの採用・形成、内部監査業務の一般化を並行して進め、内部監査をベースにした、投資先との共同学習を行っていました。
3年目となった今年は、「一事業会社を経営していると仮定した上で、内部及び外部へのプロセス提供を経ながら、世の中の一般的に求められる内部監査プロセスの一般化及びチームでの実践」を目標としています。内部監査は経営者目線が求められますが、社員が経営者目線を持つことは難しいと考えました。そこで、今年はチームで一事業会社を経営するという形で目標を設定しました。実際に、内部監査業務のほかに、広報、採用、一般化、経営目標といった業務もチームで行っており、各チームメンバーがチーム全体の目標数値にオーナーシップを持ち、それに紐づく個人目標を設定してます。
内部監査チームで働いて良かった事はありますか?
少しずつではあるんですが、自分の人生にオーナーシップが生まれたところですかね。
これまでの仕事のスタンスとしては、他の人からこうしなさいと言われたことに紐づいて業務をするっていうのが多かったとおもいます。一方、Reapraでは、自分がどうしたいか、どう生きたいかというところに紐づいて、自分から目標設定を行います。誰に言われたわけでもなく、自分で目標設定をして行動することで、自然とオーナーシップを持てるようになったかなと思います。
内部監査チームで働く中で葛藤した経験はありますか?
自分より優秀な人へのアプローチですかね。
ある会社の社外役員をされている方と話す機会があって、その方はめちゃくちゃ優秀で、海外の有名大学出身で、いろんな会社の社会役員をされているんですよ。最初話すときはすごく怖かったんですけど、実際はすごく丁寧に対応してくださって、僕としてもすごくいい時間を過ごせたなと思いました。
自分の思考の癖で、優秀な人は自分の話を聞いてくれないと思っているんですよね。ただ、この考え方はすごく損をしていると思うし、向き合いたいと思っているんですけど、やっぱり怖いんですよね。
その中で、先ほどの社外役員の方と話した時に、自分の苦手と向き合った結果、すごく自分にとってプラスになったことがあり、この経験を増やすことでどんどん行動できるようになっていきたいと思います。
長期インターンをしようか迷っている人へのメッセージをお願いします!
チーム形成も、まさに「共創」しながら作り上げたいと考えています!各メンバーの多様性ある考え方を受け入れ、新しいアイデアを生み出しながら、圧倒的な成果を出していきたいです。
ありたい自分の姿に向けて、「自我変容」しながら取組んでいきたいと思われる方にはぜひ一緒に働きましょう!
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