READYFORでは、2021年3月よりエンジニアリングマネージャーの募集を開始します。日本トップクラスのエンジニア組織を一緒に創っていただける、熱い想いをお持ちの方を探しています。この記事では「なぜ採用したいのか」「なぜ入社すべきか」の2点について書きます。
先に内容をまとめるとこちらです。
なぜ採用したいのか:
2021年、READYFORはVision、Mission実現のために事業として大きな転換期を迎えます。これまでのクラウドファンディングの枠を越え、世の中に新しいお金の流れを作ります。この実現には強くしなやかなエンジニア組織の組成が必要です。日本トップクラスのチームを作らなければなりません。技術の観点ではメンバー・プロダクトともに一定のレベルまで押し上げることができました。次のステップはチームの出力を最大化させ、プロダクト開発にダイレクトに寄与するエンジニアリングマネジメントが必要です。そしてこのエンジニアリングマネジメントの鍵を握るのが本ポジションなのです。
なぜ入社すべきか:
これまで長らく取り組んできたプロダクト基盤の整備が一段落しました。また優秀なメンバーの採用にも成功し、プロダクト開発を最大出力で推し進めていくための「準備」が整いました。例えるなら料理の素材が揃い調理に力を注げる環境です。きっとあなたのマネジメントスキルを最大限活かせます。その結果、ダイナミックにプロダクトと組織をグロースさせる大きなやりがいと、日本トップクラスのエンジニアチームを作ったという実績が得られます。
なぜ採用したいのか
ここではなぜこのポジションを採用したいのかについて、その背景である事業/チームの変化から説明します。
事業の転換期を迎えた
READYFORでは、2019年のリブランディングを機に、クラウドファンディングの枠を越え、新しいお金の流れを生み出していきます。具体的にはより寄付性の高いお金の流れを作ります。まだ未確定な部分が大きいものの、今後は全ての志のある活動に想いの乗ったお金を増やすべく事業を拡大させていきます。
プロダクトの改変、開発チームの拡大
そして、この事業の拡大に伴いプロダクトと開発チームも改変・拡大のフェーズに入っています。詳細はリンク先で解説していますが、いくつかのトピックスを紹介します。
クラウドファンディングの実行者がより簡単に素早くプロジェクト公開に到達するための、プロジェクト編集画面リニューアル、支援者UXの改善などに取り組む他、クラウドファンディングの枠を超えた新規事業開発にも素早い挑戦をするためにアプリケーションアーキテクチャの整理や、Webフロントエンドの分離・モダンな技術スタックへの移行、SPA化なども進めております。
※参考
これらを支えるチームは、現材加速度的に成長しています。2021年7月までに35名規模のプロダクト開発組織を目指しています。チームの変遷として、2019年1月にスマートニュースの立ち上げメンバーの町野がCTOとして参画したのを皮切りに、DeNA・Yahoo・アグリメディアなどからエンジニアがジョインし、急激にエンジニアリング組織が強化されているフェーズです。
チームの理想の状態を定義
またこのチームメンバーを支える形で、評価制度や組織体制の整備も行いました。具体的にはOKRとスクワッド体制の融合です。また、READYFORのVision・Mission・行動指針をもとにエンジニアチームのテックビジョン、テックバリューを制定し、「乳化」を組織として大切にする価値観として定義。エンジニアチームのアイデンティティとして目指すべき状態、チームの指針を言語化しました。
※参考
理想ができたからこそ見えてきた課題
しかし、全てがうまくいっているわけではありません。理想が固まり、組織が急成長したからこそ、成長痛としての現実とのギャップも見えてきました。細かい内容はいろいろとあるものの、端的に言えば「チームのポテンシャルに対してまだまだチーム出力の最大化ができていない」ことです。
結論、このポジションが鍵なのです
これらをまとめると2021年からは以下のように新しい組織フェーズに入ります。このフェーズではこれまで述べてきたような変化・課題に対応し、プロダクトの価値創出のためのチーム出力の最大化(ひいてはTech Visionの実現、さらにはREADYFOR全社のVision・Missionの実現)の鍵となる方が必要なのです。
なぜ入社すべきなのか
とはいってもここまでに述べた内容はREADYFORの都合です。ここから選考をお考えいただける方に向け、「なぜ入社すべきか」ということについて説明します。
社会的に価値のある事業であることが認められ、成長フェーズに入っている
READYFORはVisionとして「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」を掲げ、志のある活動に想いの乗ったお金を流す資金流通プラットフォームを構築しています。具体的には、国内初のクラウドファンディングサービスとしてスタートし、資本主義のしくみでは流れにくい、想いの乗ったお金の流れを増やすプラットフォームを提供しています。これまで1.5万件を超えるプロジェクトを掲載し、総額約180億円の想いの乗ったお金の流れも創出してきました。また前述の通り人数も急拡大しており、2019年からエンジニアの人数比にして約6倍の急成長を遂げています。
単にクラウドファンディング事業という枠組みではなく、世の中に「想いの乗ったお金の流れを増やす」社会的に価値のある事業を一緒に作っていただけます。そして事業としても成長フェーズに入っておりますので、上場も見据えた大きな企業としての成長を肌で感じてもらえるはずです。
開発基盤の大きな整理は力強く進んでいる
プロダクトでは前で述べた通り、事業の拡大に耐えうるよう様々な取り組みを行ってきました。リブランディングに伴いデザインシステムを導入したり、複雑なドメインを再設計しモノリシックなアーキテクチャーの疎結合化を行ったり、技術的負債を戦略的に返済するなど、プロダクトの各種基盤を昨年までに力をかけて整備してきました。また、モノリシックなシステムの分割が進んだことで、複数開発チームが並行に開発できる環境になってきています。
※参考
このようにエンジニアリング関連の大きな問題の整理は力強く進んでいる状況ですので、技術的なマネジメントはある程度他のメンバーに任せつつプロダクトの価値創出のためのチームマネジメントに力を注いでいただけます。
優秀なメンバーと、拡大に伴うダイナミズム
前述した「乳化」をコンセプトにしたOKRやスクワッドなどの組織設計は、エンジニアチームに留まらず全社で取り組んでいるものですので、ビジネスサイドとエンジニアリングサイドが互いの専門性を尊重し合いながらビジョン・ミッションの実現に共に取り組む。そんな土壌が出来上がっています。またそれらのチームに所属するメンバーは非常にこだわって採用をしているため、高い技術力と人柄を兼ね備えたエンジニアが揃っており、非常に働きやすい環境だと自負しております。
このように、開発に理解のある組織と、スキルレベルの高いメンバーとともに一緒にチームを作り上げることができます。
組織体制やメンバーについて少しだけ細かく書いておきます。前述したスクワッドとは、職能単位ではなくミッション単位で複数部署の人員から形成する組織形態です。自律的なミッション実現を促進するための体制であり、スクワッドに割り当てられたミッションに基づいてチームでOKRを設定し、スクワッド内で意思決定が可能になるため、自律性が促進されます。READYFORでは、プロダクト開発チームのみならず、全社的にスクワッド体制で仕事を進めているのが特徴的です。
READYFORには以下のようなメンバーが在籍しています。
結論、組織づくりの素材が揃う環境で、やりがいを感じながら実績を作れる
ここまでで述べたとおり、READYFORの組織を作ることは世の中に「想いの乗ったお金の流れを増やす」社会的に価値のある取り組みに繋がります。そして大きな成長を肌で感じていただけます。
そして何よりもチームづくりに使える素材はある程度準備ができておりますので、この中でどう料理するかを楽しんでいただけると考えています。もちろん足りない素材は私も含めた既存メンバーが全力でサポートします。料理がしたいのに素材の調達ばかりで数年が経ってしまうようなことはありません。
最後にREADYFORのメンバーのリアルな声を載せますので、ぜひ現場の様子を感じていただきたいです。
要件と選考について
この記事ではエンジニアリングマネージャーのポジションについて書きましたが、他のポジションにもご興味がございましたら、ぜひそちらのポジションでもご検討ください。ご興味をお持ちいただけた場合、下記の応募フォームからご応募いただくか、もしくは私に直接ご連絡をいただいても結構です。
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いとひろ@READYFOR
https://twitter.com/itohiro73
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一度カジュアル面談をはさみ、それから選考を受けるかどうかを考えていただいても結構です。その場合もお気軽にご連絡ください。
応募フォーム
●エンジニアリングマネージャー
急成長中のプロダクト開発チームでプロダクトの価値を高めるための開発を行うエンジニアリング観点と、メンバーの採用・育成・評価を通じて組織を育てていく組織マネジメント観点、両方をお任せするので、EMとしてのキャリアを伸ばしていきたい方にとってはとてもチャレンジングで面白い環境です。
●リードフロントエンジニア
READYFORのフロントエンド技術領域において、ご自身の専門性を発揮しながら技術選定・アーキテクチャー設計・実装まで深く関われるポジションです。
●プロダクトエンジニア
技術職能の垣根を設けずプロダクトの価値創出のために必要な開発をすすめていくチームも新設しました。こちらの新チームに所属するエンジニアを「プロダクトエンジニア」と呼んでおり、フロントエンドやバックエンド等の技術領域に閉じずにプロダクト開発に必要なエンジニアリングを推し進めていただくポジションです。もともとフルスタックでプロダクト開発を経験してきたエンジニアや、これまでフロントエンド領域で活躍してこられたエンジニアでバックエンドやインフラにも興味がある方等、技術領域に関わらずプロダクトの価値を生み出すためのエンジニアリングに取り組んでいきたい方に最適です。
選考はこちらのような流れとなります。ご希望に合わせて期間は短縮しますのでお気軽にご要望をお聞かせください。
ご応募心よりお待ちしております!