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MVV再定義に込められた思いと、再定義までの道のり。

みなさん、こんにちは!RCIの大川です。

まず、今回が初登場なので簡単に自己紹介させていただくと、新卒で大手SIerに就職。その後、大手外資系コンサルティングファームを経て、2019年5月にRCIへ入社。その後、約2年ほど、大手飲料メーカーのSAP導入プロジェクトに従事し、2022年2月から白川さんと一緒に、営業、プロジェクトの後方支援、採用など、多岐にわたる業務を担当しています。

自己紹介は、そこそこに、今回、RCIがミッション、ビジョン、バリュー、クレド(以下、「MVV」という)を再定義しましたので、大川がはじめて執筆させていただくことになりました。

再定義まで道のりは長かった、、、今回は、MVV再定義までの道のりをお伝えするとともに、新たなMVVをこの場をかりて、発表したいと思います!(少々長いですが、お付き合いくださいませ)


なぜ、MVVを再定義しようとしたのか?

まず、なぜ今、RCIがMVVを再定義しようとしたのか?についてです。私はデリバリーを終え、今年の2月から社内業務に従事することになりました。すぐに白川さんから「MVVを再定義したいと思っている」と聞きました。白川さんが再定義したいと思っている理由を挙げると、

・既存のミッションやバリューが、組織に浸透していない
・ミッションやバリューが、社員の「意思決定の原動力」、「心の拠り所/困難の状況にぶち当たった時に立ち返ることのできる考え(目的)」として、機能していない
・現在のミッションは、RCIの事業や日々の業務との関連付けが難しい
・存在意義を(社会に対してなにを働きかけたいのか、社会のなかでどうありたいのか)明示できていなかった
・従業員のエンゲージメントを高めたい

ということでした。

そして、MVV再定義を社内の最重要プロジェクトと位置付け、大川が推進/ファシリテーター役となり、以下の目的でMVV再定義のプロジェクトをスタートすることになりました。

社員全員が共通目的に向かって、主体的に行動し、目覚ましい成果をだせる仕組みをつくる


ワークショップを通じて、全社員の頭のなかを可視化

まずは、全社員に対して、MVV再定義の背景、目的を説明したうえで、計3回のワークショップを実施しました。


3日間のワークショップで、計730件のみんなの思いや考えを可視化することができました。(社員のみなさん、ご協力、ありがとうございました!)自分以外の社員の人たちがこんな風に考えているんじゃないかなー?という自分なりの想定はありましたが、実際に付箋に書き起こしてもらい、整理してみると、「そんな風に思っていたんだ!」という新たな気づきがたくさんあり、とても良い機会になったと思っています。


730個の思いや考えから共通項を見つけていく

みんなで発散した思いや考えベースに、ディスカッションを重ね、みんなの思いや考えを徐々にクリアにしていきました。クリアにしていく過程では、人によって言葉の意味の捉え方が微妙に違っていてなかなか認識が合わなかったり、発散した内容をキーワードに落とし込んで共通理解を図っていくのに苦労しました。笑

最終化に頭を悩ませていると・・・救世主が!

ある程度みんなのイメージが固まってきたら、言語化し、みんなへ伝えてみるものの、なんか違う。。ということを何度か繰り返し・・・。収束の難しさを痛感。最終化に向けて頭を悩ませていました。

そんななか、別軸でコーポレートサイトの刷新を進めていて、ちょうど業者の選定を終えたところでした。(余談ですが、コーポレートサイトは、非常にクオリティーの高いサイトをつくっているデザイン会社へ発注することになったのですが、発注金額が、驚きの1,050万円!!Σ(・□・;)年内には完成予定ですので、コーポレートサイトが完成したら、改めて発表します)

そして、デザイン会社のディレクターの方へ、MVVの再定義を進めていることを共有してみると、「自分たちもMVVの最終化から支援させていただきます」という心強い言葉をいただき、最終化に頭を悩ませている我々に対して、さまざまなアドバイスをもらいました。具体的には・・・

【デザイン会社のディレクターのアドバイス】

  • 全社員の意見を取り込もうとしていることはとても良いことだと思うが、人は異なる考えをもっているため、全員が100%納得感をもてる解(MVV)を導き出すことは現実的に不可能という前提で進める方がいい
  • 会社は公器であり、従業員は機能と捉えられる
  • この会社で骨を埋めるという思いを持っている創業者(白川さん)が最終化をするのが望ましい


頭を悩ませていた私たちにとっては、とても心強く、有難い意見でした(´;ω;`)ウゥゥ

そこで、これまでの730個の意見や、収束に向けたディスカッションを通じて明らかになってきたキーワードをベースに、白川さんに最終化を進めていただくことになりました。


そして、ついに完成。RCIの新たなMVVの発表!

計画段階も合わせると約5ヶ月、ついにRCIの新たなミッションが決まりました!焦らすようで申し訳ないですが笑、MVV発表の前に、RCIが考えるMVVの定義と位置づけを説明します。


  • Mission:存在意義
  • Vision:目指す理想の姿
  • Value:ステークホルダーに対する提供価値
  • Credo:RCIメンバーに求められる行動

と、定義しました。

Missionを実現するために、RCIメンバーには、Visionの達成と、Credoに沿った行動が求められます。
また、ステークホルダーに対し、Valueの提供を約束します。


そして、完成した、MVVがこれです。

【Mission】

クライアントの重要課題の解決と、IT業界における多重請け構造の根絶。

【Vision】

デジタルビジネスプラットフォーマー

ー多種多様なデジタル人材が集う場所であり、リソースを適正に活用できる仕組みを提供する。ー

【Value】

  • 目的志向
    • 私たちは、常に「なぜ?/なんのために?」を問い続け、本質(目的)を見失わずに、仕事を進めます。
      仕事をするうえで、目的なき一生懸命が、不幸を生むことを知っているからです。
  • プロフェッショナル
    • 私たちは、プロフェッショナルとして、正否を的確に判断し、常に正しい行動をとり続けます。
      また、論理性と感性のバランスをとり、納得感のある真の答えを導き出します。
  • 多様性と個性の尊重
    • 私たちは、異なるバックグラウンドや価値観をもったメンバーの多様性を受容し、協働します。
      また、考え方やインセンティブの異なる人たちが、共通のゴールに向かえるように導きます。
  • スピードの追求
    • 私たちは、誰もがあっと驚く早さでアクションし、最短ルートで課題解決を推し進めます。
      コミュニケーションの促進、サービスの進化、意思決定の全てで最速のスピードを追求し続けます。
  • ファイティングポーズ
    • 私たちは、どれだけ困難で過酷な状況におかれても、ファイティングポーズをとり続けます。
      価値提供できるまで粘り強く取り組み、やり抜くことが私たちの最大の強みです。

【Credo】

  • すべての人にリスペクトを。
    • この人とは合わないな。この人苦手だな。それらは誰しもが抱く感情。
      そんなときに、相手の良いところを10個洗い出す。そうして、リスペクトできる部分を見つける。
  • 長所は掛け合わせ、短所は補完。
    • 人は誰しも長所や短所がある。自分の短所を補うための努力は必要だが、短所を隠す必要はない。
      長所を掛け合わせ、短所を補完すれば、私たちのチーム力は、倍増する。
  • 自分とチームの未来に対して投資。
    • 私たちには、常に「知見」が求められる。自分とチームの未来のために常に新しい知識を習得し続ける。
      優秀な人とは、たゆまぬ努力を続け、勇気をもって挑戦し続けた「普通の人」である。
  • 家族、パートナー、仲間を大切に。
    • 家族、パートナー、仲間を大切にする人は、豊かな生活を送れ、それが仕事のパフォーマンスに繋がる。
      理屈なしに、家族、パートナー、仲間を大切にする人が多い。私たちの特徴的なカルチャ―。

RCIの創業背景でもある「IT業界の多重請け構造の課題を解決する」という思いと、「クライアントの重要課題を解決する」という2つの思いを、Missionに強く込め、表現しています。(本当は、もっと短くシンプルなMissionにしたかったのですが、最終的には↑の2つを両方やっていくぞ!ということで、このMissionに落ち着きました)

今後は、“クライアントの重要課題の解決と、IT業界における多重請け構造の根絶。”を実現するために、社員全員で力を合わせて頑張りたいと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!


Missionに共感、共鳴したから是非話聞いてみたいと思ったエンジニアやコンサルタントのみなさん、ご応募お持ちしています!

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