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かつて、何かに燃えていた僕たちへ。もう一度、あのときのように心を燃やしませんか?

負けず嫌いで、誰かに勝つことが原動力のあなたに届いて欲しい”想い”

あなたは、なぜ辞めたかった部活動を乗り越えられたのですか?

あなたは、なぜ苦しい受験を頑張れたのですか?


きっと、そこにあったのは「あいつに負けたくない」という熱い想い。
「絶対に見返してやりたい」という悔しい気持ち。


自分で作り上げた仮想の敵を倒すために
頑張ってきたのではないでしょうか。


そして、いざその敵を失ったとき。


あなたは何かに燃える気持ちを失い、
ただ平和に流れる毎日に不安を覚えてしまっている。


大学生活はどうでしょうか?
昔のように燃える気持ちを持てていますか?


今回記事を書いている僕も、見えない敵と、
いつ刺されるのかわからない緊張感の中で生きてきました。

敵を失ったときに、今と将来を不安に思い、
何をしたらいいのかわからない焦りに駆られていました。


でも、僕とあなたで違うことが一つだけあります。


それは、激しい緊張感の中にいなくても、
不安にならない環境を手に入れたということ。

戦わなくても焦りを感じない、
安全なコミュニティに所属できたということ。


そんなコミュニティに所属できた僕がこれまでに感じていたこと、
そしてここで得たものについて、今回は書いていきます。

あなたに何かを与えられたら、この記事を書いてよかったなと思えます。



Radixに入るまでは、何者にもなれなかった。

生まれながらの敵

僕は大阪府で、男3人兄弟の末っ子として生まれ育ちました。

初めて敵として認識した存在は家族の中にいました。5つ上の長男です。


ゲームの取り合いでは、一方的に殴られる。
喧嘩をすれば、泣かされる。


そんな長男に強烈な嫌悪感を抱いていました。


僕は生まれながらにして、いつ刺されるのかわからない環境にいたのです。

中学生の僕の敵

その次の敵は、府内の強豪サッカーチーム。

僕が所属していたクラブチームも府内では指折りの強豪で、
当時一緒にプレーしていたメンバーの2人はJリーグから内定が出ています。


それだけレベルの高い環境でサッカーをしていたため、
チームの根底にあったのは「勝利が正義である」という価値観。


そのために理不尽に叱られましたし、
ただ苦しいだけの練習メニューもありました。

とにかく周りの強豪チームを倒すことだけを考え、
サッカーと向き合っていた時代です。

長男の堕落で大阪大学進学を決意

「絶対に自分はこうならない」

長男が堕落した大学生活を送っているのを目にしたときの感情です。

幼少期から感じていた嫌悪感に加えて、長男を反面教師にするという想いから、大阪大学への進学を志すようになりました。

しかし、自分の中に敵の存在があったにもかかわらず、
現役生では合格することができず、浪人時代が始まります。


とても苦痛な時間でした。


唯一支えてくれていた彼女と別れ、
受験直前の12月には一度もペンを握らず。

そして結局、2度目の受験を持ってしても、
大阪大学に合格することはできませんでした。

長男という敵を倒すために浪人を選択したのにもかかわらず、
殴られていた幼少期と同じく、長男に負けてしまったのです。


高校時代の友達に負けたくない

僕は和歌山大学の学生になりました。


そんな僕の前に現れたのは、学歴コンプレックスという敵。
高校時代の友達はみんな有名国立私立に行き、輝いて見えました。


次こそは負けたくないという想いから起業サークルに所属。
アロマが好きだったので、アロマテラピーの資格も取得。


「もっと何かしないと」と思って、本来学生を雇ってくれないマッサージ店に働かせて欲しいと飛び込み、僕だけの特別コースを作ってもらったりもしました。

ここくらいから、やりたいことが出てきたり、自信が出てきたり、自分が変化している感覚を持ちました。


でも、まだ足りない。
何者にもなれていない感覚が嫌だった。


初めてRadixと出会う

起業サークルで小規模のインターンに参加し、ビジネスに触れる面白さを知った頃、就活を始めたばかりの次男から長期インターンの情報を得ました。

そこで初めてWantedlyをインストールし、Radixと出会いました。


「行動したら、何かを得られる」


短い大学生活の中で、そう学んだ僕は、
今までと同じようにRadixへ応募。


ただ、待ち受けていたのは、自分の未熟さとイラつきでした。


初挑戦のグループディスカッション、インターン生からの厳しいフィードバック。何も太刀打ちできない未熟さと、自分の色を出すことができない感覚が苦しかったです。


結果、落選。


今となってはRadixのマネージャーであり正社員ですが、長期インターン生としての第一関門すら、初めての選考では通過できませんでした。


とにかく長期インターンに入って、絶対に成長したい。
同年代で輝いている人たちに負けたくない。


その想いからWantedlyを通じて、とにかく応募しました。


38社。全て落選。連絡すら来ませんでした。


「あぁ…僕は、どこの会社でも働くことができないのか」


そんな諦めに近い感情の中で送った39社目の会社。
恋に悩む若者に向けて情報発信をする会社から、声がかかったんです。

すぐに連絡を取り、選考の日程を調整してもらいました。


この時、Radixの選考に落ちて8ヶ月。


今なら何者かになれるかもという淡い想いから、
40社目として2度目のRadixの選考に応募しました。

先に選考が行われたのは恋愛メディアの会社。
他の学生よりも目立つため、恋愛の記事を執筆し、面談の日に持っていきました。


そして、Radixの選考会の日。

大阪で時間を潰していたとき、その会社から連絡が入りました。


合格。


恋愛で悩んでいた僕だからこそ、自分にしか描けない世界がある。
そんな何者かになれそうな希望を胸に、
Radixの2度目の選考を受けに行きました。


Radix、2度目の選考

しかし、待ち受けていたのは、8ヶ月前と同じ衝撃でした。

選考会を担当していたのは、
僕が落ちた選考で受かっていたインターン生。
僕が合格していたら、同期になっていた方でした。

グループディスカッションのフィードバックにいたのは、8ヶ月前と同じ社員さん。成長していたはずだったのに、前言われたことは改善したつもりだったのに、またも厳しいフィードバックをもらいました。


自然と涙が溢れてきました。


まだ、何者にもなれていない。
まだ、何も成長していない。
まだ、ここにいる人たちに勝てない。


僕の中に新しい敵が生まれた瞬間でした。

ただし、8ヶ月前と違った点が1つ。


僕の姿勢とその気持ちを評価してくださり、
Radixのインターン生として
迎え入れていただける旨を伝えてもらいました。


誰にも負けたくない。
絶対に何者かになってやる。


その気持ちだけで、僕のインターン生としての生活が始まりました。



僕たちは、誰かを倒そうとせずとも、何かに向かって走り続けられる。

今こうして過去を振り返ると、自分の中に仮想の敵を作り上げ、常に刺すか刺されるかの緊張感の中で、何かに打ち込み続けてきたことがわかります。

その仮想敵の存在があって初めて、僕は頑張ることができました。

これはきっと記事を読んでくださっている皆さんも
同じなのではないでしょうか。

でも、その緊張感がなくなったら、何もできなくなってしまう。
そして緊張感を持っていない自分に焦りと不安を感じてしまう。


僕たちはきっと、何かと戦い続けていくことでしか、生きていけない。


と、Radixに入る前までは思っていました。


でも、ここで得た大きなものは、僕のその考えを超越してきた。

僕はRadixに入った当初「同期になるはずだった先輩に負けたくない」「社員さんを見返したい」という仮想敵を作り上げ、彼らを倒すために熱量を燃やしていました。

しかし、配属が決まったとき、自分の中で何かが崩れる音がしました。


誰も攻撃しようとしない。でもひたすらに成長しようとしている。

自分たちが得たいと思っていることに対して、
みんなが全力で向き合っている。


僕が所属したのは、僕を含めてたった4人の最少のチームでした。
売上も他と比べて圧倒的に少ないし、成果も上がっていない。


でも、その空間が暖かかった。


みんながみんなのために支え合っている1つのチーム。まさしくRadixの理念「Radixに属する人間と、その周りの人間を幸せにする」ことを体現していました。

僕は、生まれて初めて、
本当の意味で居心地のいい環境に出会ったんです。


そして、たった4人の一番小さなチームは、
その後急成長を遂げ、30名を超える巨大な事業部へと進化しました。


僕たちはまた、何かに向かって本気になれる

僕たちは、過度なストレスの中で育ち、いつしかそれが当たり前になり、剣は常に手放すことができず、誰にいつ刺されるのかわからない恐怖と闘いながら、それに負けないように努力し続ける。


ふと緊張から解き放たれたとき、とてつもない不安感に苛まれる。
だからまた新しい敵を見つけようとし、同じループにハマっていく。


でも、そんな戦闘民族みたいな僕たちでも、
安心して成長できる環境がありました。


大学生になって、急に敵を失い、頑張る気力を無くしたあなたへ。

周りと比べて自分が平凡に見え、何者かになりたいと切望するあなたへ。

今のままではダメだと気づいていながらも、動き出せないあなたへ。


きっと、僕たちに必要な環境がここにあります。


もう一度また、何かに向かって頑張ってみませんか?

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