【Tayoriセールス】そのDXは、未来をつくる「確かな手応え」のために。20代の遠回りの経験が教えてくれた、相手の成功を願う覚悟。
PR TIMES採用担当です。今回インタビューしたのは、カスタマーサポートツール「Tayori」のセールスを担う南 眞平さんです。
不動産管理、清掃マネジメント、そしてタオルメーカー。南さんのキャリアは、一見するとITの世界からは離れた場所から始まりました。しかし、その「遠回り」こそが、今や最大の武器となっています。
「何者かになりたい」という若き日の葛藤を経て、南さんが辿り着いたお客様の「ありたい姿」に向き合う提案姿勢。自身の殻を破り、お客様の課題の「本質」に真正面から向き合うことで手にしたTayoriらしい営業哲学について、じっくりと語っていただきました。
南 眞平 / Tayori事業部 セールス
2019年、長崎大学経済学部卒業。新卒で不動産管理大手の株式会社ザイマックスへ入社。清掃現場のマネジメントやシンクタンクでのリサーチ業務に従事。その後、ファンだったタオルメーカー「IKEUCHI ORGANIC」へ転職し、店舗接客と社内DXを独力で推進。2024年、株式会社PR TIMESに入社。カスタマーサポートツール「Tayori」のセールスとして、大手から中小企業まで、多岐にわたる業種の「いい関係づくり」を支援している。
エッセンシャルワーカーへの敬意と、シンクタンクで味わった「無力感」
ーー南さんのキャリアは、非常にユニークですね。まずは新卒で入社された不動産管理会社での経験から教えてください。
大学で地域経済や持続可能性を学んだ背景から当初はデベロッパー志望でしたが、建てるだけでなく「今あるものを残し、次世代へ繋ぐ」不動産管理の視点に惹かれ、入社を決めました。
初配属はホテルの清掃管理です。入社2年目以降はコロナ禍で稼働が激減する中、雇用を守る仕事づくりに奔走しました。当たり前の快適さを支える地道な現場を知ったことで、エッセンシャルワーカーの方々への敬意が強まり、今の仕事観の根底になっています。
ーーその後、グループ内のシンクタンク(研究所)へ異動されていますね。
東大・京大卒の方や博士号保持者が集う、極めてレベルの高い環境でした。当時の僕は「何者かになりたい」という焦燥感が強く、自分の存在証明に執着する「内向き」な状態。周囲との圧倒的な実力差に「自分はここでは何も成し遂げられない」と打ちのめされました。
当時の上司は「何者かになんてなろうとしなくていい、やりたいか否かではなく、ただ人に求められるような仕事をすること。そして相手に感謝すること」と言葉をかけ続けてくれましたが、当時の僕はそれを「何者かになった人」のポジショントークだと感じ、素直に受け入れられなかった。矢印が自分にしか向いていなかったんですね。
そうしてもがく中で一つの転機となったのが、BIツールとの出会いです。複雑なデータを可視化する技術に知的好奇心が刺激され、この体験が後の僕をSaaSの世界へと引き寄せることになります。
「好き」の伝播を守るために。泥臭いデジタル化の先に見た、持続できるDXの姿
ーーその後、以前からファンだったという今治タオルメーカー、IKEUCHI ORGANICに転職されます。ここではどのような経験をされたのでしょうか?
IKEUCHI ORGANICは「創業120周年となる2073年までに、赤ちゃんが食べられるタオルをつくる」という目標を掲げるほど、安全性と使い心地にこだわる会社です。学生時代から大ファンでしたが、中の人となり改めて、原材料であるオーガニックコットンを育てる綿農家さんや今治にいる職人さんへの敬意、そして私自身がそうだったように、熱量の高いファンに長く愛されているブランドであることを再認識しました。
ーー店舗接客を通じて、お客様とはどのような関係を築かれていたのでしょうか。
オンラインでいつでも買える時代だからこそ、直営店舗で実際に肌触りを確かめ、自分好みの一枚と出会う購入体験をサポートすることに大きな価値があると信じていました。僕自身もそのブランドを愛しているからこそ伝えられる想いがあります。
例えば、自分用の一枚に満足されたお客様が、今度は大切な方を連れてきてくださったり、プレゼントとしてリピートしてくださる。「好き」が伝播しファンの輪が広がっていく光景には何より充実感を覚えましたし、それこそが僕の目指す「いい関係」そのものでした。
ーー素晴らしいサイクルですね。ただ、その「いい関係」を維持するための運営面には課題もあったと。
ええ。大好きなブランドを将来へ残すには仕組み作りが不可欠ですが、当時は来店情報が手書きノート管理だったりと店舗業務では旧態依然のアナログな面もありました。お客様とのさらなるいい関係づくりには、より効果的な案内や生産性の向上、そのためのデータを活用する仕組みづくりは避けて通れない課題でした。
ーーそこで、南さん自らデジタル化を推進されたのですね。
はい。数年分の手書き情報を数ヶ月かけてPOSデータに紐付け、1社目の経験で培ったBIツールを用いて「見える化」を推進しました。デジタルに苦手意識のあるスタッフへも「慣れたら難しくない」と感じてもらえるよう根気強くレクチャーを続け、活用基盤が整い属人化を防げるようになったとき、自分なりの答えが見えてきました。
ーーどのような答えでしょうか。
社会的なインパクトを考えたとき、僕が力になりたいのは「小さくても持続できるDX」の世界なんだ、という感覚です。世の中のDXには二つの層があると思っています。一つは高度な専門性と巨額の投資による世界。もう一つは、アナログな文化の中で出来るところから小さく変えていく世界です。
高度な応用・発展をさせる前者に比べ、後者は「これならできる」という手応えを積み上げる、地道ながらも確実な歩みと言えます。現場が無理なく使い続けられる仕組みこそが、実は社会を支えるブランドや人を守る大きな力になる。その手助けをする側に立ちたいという僕自身の使命が、泥臭い作業の末におぼろげな輪郭となって見えてきました。
「僕の見てきた景色」を肯定してくれた、代表山口さんからのメッセージ
ーー南さんが次なるキャリアの「方向性」を見出し始めていたタイミングで、PR TIMES・Tayoriに出会ったのですね。
はい。前職では「好き」という想いだけで飛び込みましたが、次のステップを考えるにあたっては、自分の市場価値を高められるような「汎用的な法人営業のスキル」を身につけたいという現実的な視点も持っていました。ただ、単にスキルを磨ければどこでもいいわけではなく、やはり企業の掲げるミッションや想いに心から共感できる場所であることは、僕にとって譲れない条件でした。
そんな時、代表の山口さんから直接スカウトメッセージをもらいました。そこには僕が2社目で率先して取り組んできた行動や課題感を、PR TIMESのミッションやバリューとリンクさせて評価してくれている言葉が並んでいました。
ーー具体的には、どのようなメッセージだったのでしょうか。
「Tayoriはノーコードで誰もが簡単にFAQやフォームの作成ができ、大企業も中小企業も利用が拡大していること」に触れた上で、「社内のDX推進に取り組んだ経験は、多くの企業活動に抽象化できる点が素晴らしい」と評価していただけきました。
「手軽なツールで業務を改善し、『お客様とのいい関係』にさらに集中できる環境をつくりたい」という願いが、Tayoriなら具体的に叶えられる。山口さんの言葉によって、曖昧だった思いが、目指すべき明確な軸に変わりました。
ーーその想いが、入社の決め手になったのですね。
そうですね。日本の大多数を占める中小企業が、ツールによる手軽なDXでコア業務に集中できるようになれば、もっとファンに愛されるブランドが増えるはずです。ここなら、自分が培ってきた想いを形にしながら、営業としても成長していける。そう確信して入社を決めました。
また、今でも忘れないほど覚えているのは、最終面接当日の山口さんの姿です。部屋に入るなり「南さん、ようやくお会いできましたね、本当に楽しみにしていました!」と開口一番に言ってくださり、自ら握手を求めてくれたんです。
面接でガチガチに緊張してしまった僕に、「水を飲んでゆっくり落ち着いてください」と優しい場づくりをしてくれたことも印象的でした。こうした姿勢に触れ、ここは看板だけのミッションバリューではなく、本当に一人の人間を大切にしている会社なんだなと感じ、安心して飛び込むことができました。
「お客様を主語に」本質的な課題解決へ。一皮むけた瞬間にあった葛藤と覚悟
ーー南さんが現在向き合っている「Tayori」というサービス、そしてセールスの特徴について教えてください。
Tayoriは、FAQ、AIチャットボット、フォームなどをノーコードで作成・管理できるツールですが、単なる効率化の道具ではありません。ご利用企業様とその先にいるエンドユーザーの「いい関係づくり」を支援するインフラです。
そのため、セールスは常に「お客様」を主語に、抱えている課題を解決するための本質的な提案をしていきます。ゆえにその方の業務・ミッション、ありたい姿や「お客様にとってのお客様」とどのように向き合っていきたいのかを理解することも大切です。機能などのカタログスペックを伝えるだけでは課題解決の提案とは言えず、営業未経験だった僕にとって難易度の高い壁でした。
ーー「本質的な提案」ができるようになるまで、どのようなステップがあったのでしょうか。
ある有名大学様との商談で、自分が一皮むけたと感じる瞬間がありました。お客様にとって、日々の問い合わせ対応の負担軽減は急務でした。そのため、社内では「まずは適切なフォーム設計を優先するとご導入の意思決定がしやすいのでは」という意見をもらいました。以前の僕なら鵜呑みにしていたかもしれませんが、「それでは本質的な解決にならないかもしれない」と葛藤したんです。問い合わせのピークから逆算すると、FAQなどの自己解決環境も今整えなければ、結局お客様の負担は減りません。上長と議論を重ね、最後は「これが最良の解決策だ」という営業担当としての直感を信じ抜く選択をしました。
ーーその結果、お客様の反応はどうでしたか?
無事にご提案を終え、運用支援も含めた内容で導入いただけることになりました。受注そのものも嬉しかったのですが、何よりお客様から「私たちの課題と要望を完璧に汲み取った提案です。」というお言葉をいただけたことが一番の喜びでした。
Tayoriは「使いやすさ」や「価格」を決め手にされることも多いのですが、僕自身の「提案姿勢」を最大の決め手として評価いただけたことで、これからもお客様を主語に本質に向き合うんだ、という強い覚悟を持つことができました。
ーー現在は、お客様との向き合い方にどのような変化がありましたか。
お客様の成功を第一に願い、その判断を後押しできるようになりました。環境変化などで検討時期が揺らぐ際も、無理に押し進めるのではなく、お客様やその先にいるエンドユーザーにとっての最善を共に考えます。検討支援とは単なる情報提供ではなく、寄り添う姿勢から出る言葉でお客様の背中を押すこと。そうして一歩ずつ共に進む過程に、セールスとしての大きな学びとやりがいを感じています。
ーー未経験からスタートして、なぜそこまで深く顧客に寄り添い、成果を出せているのでしょうか。
それは、PR TIMESに根付く「期待を込めて抜擢する」文化のおかげです。「できるから任せる」のではなく、「きっとやってくれる」という期待で、未経験の僕にも大きな打席を与えてくれました。入社1年半で展示会の年間責任者を任されたり、2025年上期社員総会のプロジェクトメンバーに選ばれたりと、次々に挑戦の機会をいただきました。
一方で、提案型の営業をしたいと思うものの、どうしても自分本位さが抜け切れず、ゆえに成果が出なかったことで苦しんだ時期も長かったです。そんな僕の成長を諦めずに手を差し伸べてくれたTayori事業部の同僚をはじめ、この会社の皆さんは心から尊敬できる方ばかりです。だからこそ、その想いには成長で報いたいと、逃げずに打席に立ち続けることができました。
ーーその打席を経験する中で、南さん自身の内面にも大きな変化があったと。
ええ。かつての僕は「何者かになりたい」という焦燥感が強く、自分にスポットライトを当てることばかり考えていました。でも、Tayoriでお客様の成功に向き合い、仲間に貢献する手応えを感じるうちに、今は誰かにスポットライトを当てる側の人生もいいなと思えるようになったんです。
そう思えた時、1社目の上司から言われ続けてきた「人から求められる仕事をしろ」という言葉の意味が、ようやく腑に落ちました。結局、あの上司がずっと僕に伝えようとしていたのは、自分ではなく、相手に矢印を向けるということだったんだなと。
10から100のフェーズへ。泥臭い回り道を経て見つけた、僕だけの「使命」
ーー今後の南さん自身の目標、そしてTayori事業部の展望を教えてください。
短期的には提案型営業を洗練させ、数字でチームを牽引できる存在になりたいです。Tayoriは課題解決の支援メニューも強化中なので、そこも含めた「本質的な提案」を極めていきたいですね。
中長期的には、Tayoriを日本中で信頼されるサービスへ押し上げること。5期連続で40%超の高成長を維持している今、PR TIMESが配信サービスの代名詞であるように、Tayoriを「手軽で本質的なDX」の代名詞にしたいんです。10から100へスケールさせる過程を、関西や九州への支社設立も含め僕自身の手で作り上げたい。それが今の大きな野望です。
ーーこれから一緒に働く仲間には、どのようなことを期待しますか?
Mission・Valuesに共感し「お客様の成功を一番に願える人」です。事業部は20名に満たない少数精鋭なので、一人ひとりの介在価値が大きく、手応えもダイレクト。プライム上場の安定基盤と、スタートアップさながらの熱量を両立したい方には最高の打席です。自走は求められますが僕たちは常にワンチーム。強みを活かし、補い合える関係を築きたいですね。
ーー最後に、キャリアに悩んでいる方へメッセージをお願いします。
職種も業界も全く違う中での0からの挑戦でしたが、僕は、今が人生で一番楽しいですし、Tayoriが大好きです。
20代の「回り道」で感じた焦燥感、清掃業界に携わったからこその敬意、タオル会社で大事にした想い、そして、Tayoriでお客様や周囲のために成長したいと感じた日々、そのすべてがあったからこそ今の自分があるんだと、肯定できています。
プレスリリースが「行動者の思いを届ける」ものなら、Tayoriは「行動者の行動を直接支える」インフラです。自分が出来ることで、お客様や会社に貢献し、成長していく。その日々の充実を味わえる場所です。これまでの歩みや経験は人それぞれですが、その一つひとつが、誰かの歩みに寄り添うための唯一無二の強みになります。共に、お客様の課題に真正面から向き合い、その成功に向けた提案を届けていきましょう!
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