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技術好きなITエンジニアが生きる道、人事制度もちょっとご紹介

自己紹介

はじめまして、プロトソリューション仙台本社でソフトウェアエンジニアをしている関内(セキウチ)と申します。

ソフトウェアエンジニアとは?

個人的にこの呼び方を使うようにしています。
「システムエンジニア」というとウォーターフォール型開発の匂いがしますし、「プログラマ」だとその文脈ではエントリークラスの技術者に見えてしまうためです。

チーム内で「デベロッパ」というのがかっこいいのでは?という意見が出たこともあります。上司からは「IT怪獣」と呼ばれることも。呼び方はどうあれ、コードを書いて価値を提供する人というのが伝わればいいかなと思っています。

普段やっていること

AI技術の研究開発を行っています。国の科研費を得て、ディープラーニングによる物体検出技術を使ったスマート水産業のプロジェクトに従事しています。

プロトグループの本業である「クルマ・バイク関連情報」とは一見異なりますが、クルマ関係で培ったAI技術が活かされています。

この他に、機械学習や新技術を使ったPoC(概念実証)を行ったり、他のチームに対して技術アドバイザとして助言することもあります。

情報セキュリティや品質について過去に書いた記事もよろしければご覧ください。

経歴

元々、プログラミングが好きで、自分が書いたコードをネットに上げていました。
そうしているうちに出版社の目に留まり、著書を出版しました。
この時はまだソフトウェアの開発を職業にしようとは考えていませんでしたが、次第にITの世界で挑戦してみようと考えるようになり、2006年、プロトソリューション仙台本社の前身であるアイソリューションズに入社しました。

入社してからしばらくは、保険会社や通信会社が社内で使うようなB2Bのシステムを開発していました。これはこれで面白かったのですが(きつかったけど)、プロスポーツや広告システム・大手のECショッピングモールなど、一般ユーザが使うシステムに携わるようになってから、仕事における楽しさが倍増しましたね。

プロトソリューション発足前後

合併前後から、プロトグループの「クルマ・バイク関連情報」の案件が増えていきました。

そのころの仕事の進め方は、ゴールが示されており、実現方法はこちらの裁量で決めることが許されていました。
技術者目線で最適な技術を選択し、提案していく。
「自分がコントロールできることに集中する」というのがストレス低減のコツと言いますが、まさにそういった環境だったと言えます。

AI開発部署の発足

プロトソリューション発足後、AI技術に注力する部署が作られました。
機械学習・ディープラーニングは、IF-THEN ルールでロジックを組むものではなく、今までの考え方は通用しません。理論を学び、実践してみることの繰り返しです。

幸いなことに、プロトグループはクルマやバイクのデータをたくさん持っているため、その点では恵まれていたと言えます。

不確実性の高い仕事ですので、想定した成果が出ないことの方が多いです。そんなとき、エジソンの言葉を思い出しました。

「私は失敗したことがない。 ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ」

もちろん、最終的にうまくいったときの喜びは、何物にも代えがたいものがあります。

エンジニアの人事制度

プロトソリューションでは、「総合職」と「専門職」のキャリアパスが存在します。私は後者です。

専門職の役職には、

  • アソシエイト (主任相当)
  • エキスパート (係長相当)
  • ミドルエキスパート (課長相当)
  • シニアエキスパート (部長相当)

があります。
私の役職名は「ミドルエキスパート」です。技術を追い求めたい人でもキャリアを積んで評価されることができます。

なお、総合職から専門職へ・専門職から総合職へと途中でスイッチする人もいます。

どちらを選ぶにしても、「マネジメントに向いてないから……」「コミュニケーションが不得意だから……」だとか「技術が分からないから……」といった、「できない」をキャリア選択の理由にしないほうが良いでしょうね。専門職もチームマネジメントや技術マネジメントをしますし、総合職も技術を知っていることが必要です。

どちらに軸足を置きたいかを考えてキャリアプランを練るのが良いと思います。

おわりに

経済学者のシュンペーターは、「郵便馬車をいくらつなげても鉄道を得ることはできない」と言っています。古いものの延長線では、新しいものを獲得することはできないという意味です。

私は、新しくて不確実な選択肢と、古くて確実な選択肢があったら、新しい方を選ぶように心がけています。「失敗を恐れず、新しいことに挑戦したい」という志を持った方がいらっしゃれば、一緒に働いてみませんか?

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