活用事例・導入実績|LearningWare
LearningWareの活用事例・導入実績を確認できます。活用事例を基に最適なeラーニングを比較ご検討ください。
https://www.pro-seeds.com/learningware/casestudy/
2003年の設立以来、この3つのテーマを軸に、株式会社プロシーズは“eラーニング”を中心とした40のサービスを生み出し続けてきました。
その勢いは留まるところを知らず、いまでは10期連続で最高売上を更新しています。
そんなプロシーズの事業を支え続けてきた根幹サービスが、学習管理システム「LearningWare」です。
今回はそのLearningWareに関して当社取締役副社長・藤森にじっくり聞きました。
藤森 大輔(ふじもり・だいすけ)
愛知県出身、同志社大学卒業
株式会社プロシーズ 取締役副社長
特定非営利活動法人 日本イーラーニングコンソシアム 理事
創業間もない2003年に入社。
システムチームにて制作の基礎を学んだ後、営業部門へ。
現場の最前線で数々の新規サービス立ち上げを経験し、プロシーズの成長期を支えてきた。
現在は取締役副社長として経営に携わるとともに、主力事業であるLMS『LearningWare』をはじめとする複数サービスの担当役員を兼任。組織のさらなる発展をリードしている。
■ “パソコン教室の先生”の仕組みを、インターネット上に再現したかった
── プロシーズが開発・提供している学習管理システム「LearningWare(ラーニングウェア)」について教えてください。
藤森:LearningWareは、企業向けeラーニング、大学の講義や試験、業界団体の認定試験など、組織的な学びの場で使われる学習管理システムです。
受講管理や進捗の把握、メッセージの送信など、ただ「動画を見て終わり」ではない“教育の設計”ができる仕組みになっています。
── 開発のきっかけは何だったのでしょうか?
藤森:もともとは、パソコン教室で先生が対面で教えていた内容を、なんとかオンラインで再現できないかと考えたのが始まりです。進捗が遅れている人にはこちらから声をかける、伴走する。そういったことをオンライン上で実現したかった。最初は商品化するつもりもなくて、ただ必要だから作っていたんですよ。
── その後、商品化に至った経緯を教えてください。
藤森:あるお客様に「そのシステム自体を売ってほしい」と言われたのが転機でした。
約20年くらい前の話です。
そこから口コミのように広がっていき、いろんな企業様に使っていただけるようになりました。
── 商品化にあたって、どんな壁がありましたか?
藤森:最初はお客様ごとの要望に合わせてカスタマイズして販売していたので、売上は立っても、肝心のパッケージ自体が全然進化しないという問題がありました。1社に合わせて作ると、他の会社には転換できない。結果として自社製品の価値が上がらないんです。
── 今はバージョンアップの方針も変わりましたよね。
藤森:はい。今は「3社以上の要望があったらパッケージに組み込む」ことをポリシーに、全体に価値を反映できる仕組みにしています。
大事なのは、自社の商品を使い続けたいと思ってもらえること。そのためには、目先の売上ではなく“価値に対する対価”を得る方向にシフトしなきゃいけなかった。
それに“労働に対する対価”から“価値に対する対価”に変化すると、社員の生活の安定にも繋がりますしね。
── お客様の声を聞きながら、舵を取っていく難しさもあるのではないでしょうか?
藤森:本当に難しいです。例えば「シンプルにしてほしい」と言われても、その中身は会社によって全然違う。だからこそ、私たちが「お客様の真の課題は何か?」を考え抜く必要があるんです。表面的な言葉通りに作ってもうまくいかないことも多いので(笑)
とにかく、お客様に対して真摯に向き合うこと。そして世の中にとって良いものとは一体何かを考え続けることを意識していますね。
ただ、そのつもりはあっても、残念ながら、課題があるのも現実です。
── AIの進化によって、学びのスタイルも変化していると思います。藤森さんは今の“学び”をどう見ていますか?
藤森:昔の学校教育においては「どれだけ記憶できたか」が学びの主眼でした。
eラーニングの世界でも、インプットの証拠である視聴履歴やテストやレポートでどれだけいい成績が残せるかが重要視されていました。でも今は、AIが記憶の外部装置かつ個別フィードバックみたいな役割を担えるようになってきた。
それでも、学びの本質は変わっていません。
私は、学びとは「気づきを自分の中に取り入れる作業」だと思っています。
これはAIが登場しても変わらない。むしろ、AIによって、自ら問いを持てる人であればあるほど、気づきのスピードを早め、質も高められるようになるのだと思います。
だからこそ、如何に様々な知見をデータとして蓄積し、集合知として扱えるのかが、企業の人材育成においても重要になってくると思います。
過去の経験や知見を活かした「気づき」を増やすことで、ひとりひとりの人生をより一層、豊かにできる可能性があると思っています。
学びのあり方がかわっているというよりは、学ぶ領域や手段がかわってきたのかもしれませんね。
── なるほど。これからのLearningWareの進化についても教えてください。
藤森:個別最適化された学びをもっと実現したいと思っています。
受講者の背景や理解度に応じて、フィットするコンテンツやフィードバックを出せるようにしたい。例えばITパスポートやTOEICなど、同じ資格を目指していても、苦手な分野は人によって違いますよね。
そういった個人の“違い”を、システムで支援できるようにしたいです。
── 藤森さんが描く教育現場や企業でのeラーニングのあり方はどのようなものですか?
藤森:学校教育においては、生徒個人の学習スピードも違うし、教員不足も深刻化していますね。だから一人の教師の授業を集団で聞くという方法にこだわらなくてもいいと思っています。でも、集団の中で生活する力は学校でしか学べない。
知識のインプット自体はテクノロジーに頼るのが理想かもしれません。
そこにeラーニングの可能性があると思います。
また、企業においては汎用的な知識だけでなく、企業独自のノウハウを社内で効率よく共有するお手伝いをこれからもしていきたいです。
──自社の技術部に誇りを持てる点はどのようなところですか?
藤森:新しい技術に対する感度が高くて、自分ごととして面白がって取り組んでくれる人が多いところです。しかも、プランナーとの相乗効果で顧客視点を取り入れることができている。
── 自社プロダクトを作っている企業だからこその面白さについて教えてください。
藤森:自分で考えたことが形になって、営業資料からUIまで自分の手で変えられるところです。顧客に喜んでもらうために、どうすればいいかを自分の頭で考え、それを実現できる環境があります。
── 入社後に“考える仕事”に向き合えるか、不安に思う人も多いと思います。
そんな方々へ何かアドバイスはありますか?
藤森:「なぜやるのか?」を意識しながら行動することが大事です。
ただ指示された仕事をこなすだけじゃなく、腑に落ちるまで考えて、自分の中に「気づき」を蓄積していくこと。それが将来の武器になります。
── 最後に、プロシーズという会社を一言で表すと?
藤森:「世の中の人が喜ぶことを、わくわくしながら生み出す会社」ですね。
いろんな個性があるけれど、オーケストラのようにキーやテンポが合ってこそ、ハーモニー(調和)が生まれる。
企業理念という“共通のテーマ”を大切にして、みんなが個性を活かしつつも力を発揮できる環境をつくっていきたいです。
プロダクトの裏にある「理念」に共感した人にこそ、プロシーズに来てほしい。
単なる“機能”ではなく、「どうしたら人の人生がよりよくなるか」を真剣に考え続けてきたプロダクトが、ここにあります。