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目標ではなくToBe(あるべき状態)をまず考える

1. はじめに

こんにちは!

グロースマーケティングチーム統括マネジャー兼マーケティングコンサルタントの秋山広輔です。普段はクライアントワークを行いつつ、統括マネジャーとして採用・人材育成に取り組んでいます。

今回は、面接や入社以降で驚かれることが多い、プロクモのユニークな考え方の一つをご紹介します。

2. プロクモには数値目標がない?

実はプロクモには個人の数値目標がありません! それは、「目標ではなく、ToBe(あるべき姿)」という考えがあるからです。※もちろん会社としても数値目標は存在しています。

ToBeとは、「プロクモでどうなりたいか」ではなく、「自分の人生においてどうなりたいか」を描くものです。自分も含めプロクモのメンバーはToBeを設定し、半年に1回見直すタイミングを設けています。

ちなみに私のToBeは「中小・中堅企業のマーケティングを得意とするプロのマーケッター集団を作る」というものです。マーケティング界隈では有名なP&Gマフィアのような集団を中小・中堅企業マーケティングの領域で作りたいと考えています。我ながら、なかなか壮大な目標を立てたなと思っていますwwただ、あえて壮大な目標にしています。

これはToBeを描くとき、「これまでの延長線上では考えない」という考え方があるからです。このToBeを大事にする文化は、弊社の社長である川村の「成長に必要なもの」という考えが反映されているからです。

川村曰く、成長に必要なものは下記の2つです。

① 高いセルフイメージ(ToBe)
② 根拠なき自信

それぞれ、説明していきます。

3. 高いセルフイメージ(ToBe)

私を含め、人は自分に対してなんらかのセルフイメージを無意識・意識的に関わらずもっています。そして日々の選択や行動はこのセルフイメージに基づいて実行されています。このセルフイメージを高く持つことが成長につながります。

例えば、自分は「細かいミスが多く、『おっちょこちょいな人間』だ」と思っている人がいるとします。実は細かいミスが多いのは、『おっちょこちょいな人』というセルフイメージがあり、自分に少々甘くセルフチェックの徹底ができていないという可能性があります。

しかし、この方が「自分はミスが少なく、しっかりとした人間だ」というセルフイメージを持つようになると、そのセルフイメージを持っているからこそ、ミスを発生しないように入念なチェックをするようになります。

ものすごくシンプルな例ですが、この高いセルフイメージ(ToBe)が成長に必要な理由です。

4. 根拠なき自信

根拠のない自信とは、仮に今の自分には難しいことであっても「きっと自分にはできるはず!」と自分を信じて疑わない気持ちです。この根拠なき自信が成長には必要不可欠だとプロクモは考えています。

根拠のある自信しかない方は、その根拠が揺らいだときにその自信が揺らぎます。そして、「もしかして自分はダメなやつなのかもしれない…」と自分自身の否定を行ってしまうようになります。このマインド状態では、なかなか成長はできません。なぜなら自分自身を否定してしまっているからです。

そこから立ち直るには、私を含め常人にはなかなか難しいものです。しかし、根拠のない自信がある方は、揺らぎません。揺らぐ根拠そのものがないからです。根拠のない自信を持っている方は、失敗したときの発言が違います。失敗しても「これはプロセス、成功するまでチャレンジしよう」という言葉が自然と出てきます。

また、根拠のない自信は、高いセルフイメージ、あるべき姿のToBeから生まれるものです。根拠のない自信はそこにあるものではなく、毎日育てていく必要があります。きっとできるはず!と毎日唱えることで強くなっていきます。私も難しい課題にぶち当たったときは、「プロのマーケッター集団」を作るんだから、これぐらいできるはず、と言い聞かせています。まだまだ課題も多く、先も長いですが、この根拠のない自信のおかげで、心が折れることはあまりありません。

5. 実際の制度運用について

さて、これまでプロクモが「ToBe」を大事にしている理由をお伝えしました。次に、実際にどのように制度として運用しているのかを最後に説明させていただきます。

プロクモではToBeシートというものを個人で作成してもらっています。ToBe(こうありたい)を軸に、3カ月ごとの取り組みを設定するようにしています。

ToBeがあるだけでは成長にはつながりませんので、ToBeから逆算し、取り組みを設定します。実は、入社した方に対してマネジャーが最初に行う重要な仕事は「ToBeを一緒に考えること」だったりします。プロクモにおいて、このToBeはそれほど重視されている考え方なのです。

また、このToBeシートは全社に向けて開示されます。それはToBeを作成する際、参考になるだけではなく、私を含めそれぞれがどういうToBeを持っているかを知ることで日々のフィードバックやコミュニケーションが変わると考えているからです。

6. まとめ

プロクモのユニークな考え方である「ToBe」について説明させていただきました。ちなみに1点だけお断りさせていただきます。もしかしたら今後入社されるタイミング次第では、「ToBeシート」の運用方法は違うかもしれません。

というのも、プロクモは組織としてまだまだ成長段階であり、日々最適な運用を協議してアップデートに努めているからです。ただ、「ToBe」を大事にするという考えそのものが変わることはないとお約束させていただきます。

ぜひ、私たちと一緒に「自分のあるべき姿(ToBe)」を設定し、その実現に挑戦してみませんか。
ご応募お待ちしております。



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