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セールスから新卒社員の成長を支える育成担当へ

セールスから育成担当へとキャリアを転換し、新卒社員の育成に力を注ぐ成田さんにインタビューを行いました。育成の難しさややりがい、そして育成を通じてどのように新卒社員の成長を支えているのか、その熱い想いに迫ります。

育成担当としての業務内容を教えてください

事業推進室に配属された新卒社員の育成を担当し、ビジネス基礎スキルの習得から、自立して営業活動ができるようになるまでの育成とサポートを行っています。


具体的にはどのようなサポートをしていますか?

・育成ロードマップに基づいた育成や指導

・定例ミーティングや1on1で目標の進捗確認

・各サービスのレクチャーと定着サポート

・インサイドセールス業務のレクチャー

・商談のロールプレイング

・商談の準備や追加のロールプレイング(個別対応)

・商談後のフィードバック(個別対応)


弊社はサービスの種類がとても多いので、新卒社員が各サービスの内容をしっかり理解するためのテストや商談を想定したロールプレイを行っています。

また、新卒社員が主導となる商談では準備段階からサポートを行い、同行する場合もあります。準備時点で不安を感じている新卒社員に対しては、追加のロールプレイングを行い、できる限り不安を取り除けるように寄り添った対応を心がけています。

コンサルタントと一緒に商談に行く場合は、コンサルタントが先輩として指導してくれるので、私は後方支援としてメール内容の確認や商談管理のサポートを行っています。

私のミッションは、新卒社員が自立して営業活動ができるようにすることなので、しっかりとチェックを行い、商談後のフィードバックまで対応しています。


事業推進室で新卒育成を行う強みはなんですか?

私自身が営業活動に密接に関わることができる点です。人事部門にて一括した新卒育成を行うことが一般的かもしれませんが、実際に私が営業活動を行いながら指導をできるので、新卒社員は実践的なスキルを早期に身につけ、自立した営業活動ができるようになると考えています。

また、事業推進室では、新規リードの拡大からアポイントメントの獲得、最終的な受注に至るまでのプロセスを担っています。チーム全体が一体となってこれらの目標に取り組み、情報を共有しながら連携を強化しているため、営業活動全体の育成を一貫して提供できるという点も強みではないでしょうか。

やりがいを感じる瞬間はありますか?

プリンシプルに入社してくる新卒の皆さんは非常に優秀で、心構えもしっかりしています。

しかし、仕事において難しい局面に直面した時の対処方法は、社会人としての経験が必要だと思います。忙しい時でも安定したパフォーマンスを出すためのモチベーションやマインドセット、メンタルの安定といった内面的な成長が見えた瞬間、大きなやりがいを感じますね。

初めて難しい局面に直面した際、ほとんどは「どうすればいいですか?」と分からないことをただ伝えてくることが多いのですが、私は彼らが自分で考え、自分なりの答えを見つけられるよう意識して指導しています。

その時々で起きることも対処法も変わってくるので、すぐに正解を聞く姿勢ではなく、自分で決断し、その決断に自信を持てるような、自立したビジネスパーソンになってもらいたいと思っています。最初は戸惑いや不安を感じていますが、繰り返し経験を積むことで、徐々に自分の意見や考えを持ち始めて、目に見えて成長を感じられる瞬間がとても嬉しいです。


育成担当になるきっかけはありましたか?

元々、後輩の指導をして成長する姿を見ることが好きで、将来的に人を育てる業務をしたいと思っていました。

プリンシプル入社時はセールスをしていましたが、人事・採用関係の業務にも積極的に手を挙げ、その活動の結果、新卒一斉採用強化のタイミングで新卒育成担当のポジションに声がかかりました。


後輩指導や人材育成に興味を持ったきっかけは何ですか?

「人に興味があること」が根本にあると思います。自分が成果を上げてトップに立って活躍するという道もありますが、私はチーム全体で成果を上げることに大きなやりがいを感じるタイプです。そして、チームで成果を上げるためには、人を育てることが重要だと考えているので、人材育成の仕事に魅力を感じました。


セールス担当として仕事をしていた時と、仕事の取り組み方やマインド面で変化があれば教えてください

セールス担当だった時は、クライアント業務に追われる日々で、自分の仕事に集中していました。

しかし、育成担当に変わってからは視野が広がり、会社全体の業務環境をもっと改善したいと思うようになりました。実際に、営業活動の数値管理の整備を行うプロジェクトメンバーとなって、全社の業務改善に寄与できたことは大きな成果だったと思います。

マインド面では、育成の難しさに直面し、多くの悩みを抱えることもありました。最初は、自分の思い描く育成ができないもどかしさを感じていましたが、「十人十色」だと受け入れるマインドに変化し、各個人の特性に合わせた育成の重要性を認識するようになったと思います。

それぞれの性格的な傾向は、入社後1か月である程度わかりますが、課題に直面した時にその人の精神力や反応が見えてきます。最初の印象から大きく外れることは少ないですが、新たな一面や考え方が見えてくることも多いです。入社直後に感じたことが、3か月後には成長して変化していることもあるので、その時々の状況や考え方に合わせて柔軟に対応していくことが重要だと考えています。


新卒社員に期待することを教えてください

まずは、素直さと積極性に期待しています。最初は、失敗を恐れずにどんどんチャレンジして、急成長してほしいと思っています。失敗しても私がフォローするので、安心して挑戦してください!新卒の皆さんには、自分が今できることに真摯に向き合い、突き進んでもらえるとなにより嬉しいです。

「素直さ」を別の言葉で表現すると?

自分の感情と事実を切り分けることができる力、つまり「柔軟な思考力」ではないでしょうか。

性格的に素直な人でも、業務においては理解が深まらないと実践に落とし込むことが難しい場合があります。仕事における素直さは、性格以上にスキルとして練習が必要な場面もあるかもしれません。

行動に移すことがなかなか難しい場合は、その人が考えていることをより深く聞くことを意識した上で、なぜ行動をためらうのかを理解し、その行動の必要性を丁寧に説明することを心がけています。まずは実践し、結果と自分の意見を合わせて考え、理解を深めてください。


挑戦したいことを教えてください

現在、私は4人の新卒社員を育成していますが、将来的に10人、20人と採用人数が増えていく場合、私一人では対応が難しくなると思います。しっかりとした育成チームを作り、受け入れ体制を整えたいです。

また、今後は新しい育成担当者の指導も必要になってくると考えています。育成担当者同士、一定の考えやマインドを共有し、統一した方向性で育成を行うことが重要なので、担当者によるばらつきを減らし、一貫して提供できるチーム作りを目指します。

育成担当に向いているのはどんな人ですか?

まずは、「人に興味がある人」であることが大切だと考えています。言い換えると、少しおせっかいさんのような人が向いているかもしれません。

例えば、頼まれていないのに「こうした方がいいんじゃないか」とアドバイスするような人、普段の業務で他の人の困りごとに気づきやすく、手助けしようとする人。業務中に自然とフォローに入り、人の成功を自分の喜びと感じられる人、そこにやりがいを感じられる人が理想ですね。

自分から進んで人のために何かをしようとする貢献志向の強い方が、育成担当者として適任だと思います。

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