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社内メンター制度で実感した効果

突然ですが、皆さんは「メンター」という言葉をご存知ですか。

人材育成の一環として、メンター制度を導入する企業は増えています。私自身、プリンシプルに入社後、中途社員でありながら「メンター」についてもらっています。 そのなかで、沢山の気づきがあったため、今回は社内メンターの意義について、改めて考えることにしました。

この記事では、メンター制度を受けた実体験を踏まえつつ、その効果を独自の切り口で記します。

そもそも「メンター」とは?

そもそも「メンター」の由来は、英語のmentor(助言者、指導者)です。企業におけるメンター制度とは、先輩社員が新入社員や後輩の「日々の業務や精神的なサポートをする制度」と捉えられています。

先輩社員などサポート側を「メンター」、一方で新入社員などサポートされる側を「メンティ」と呼びます。

なお、「メンター」に近い言葉として、「コーチ」があります。 両者の共通点と相違点を見ておきましょう。

【共通点】

  • ・1対1の人材育成方法
  • ・対象者が自身で考え、自発的に行動できるような後方支援
  • ・一方的なアドバイスはせず、必要なときのみ

【相違点】

メンター

  • ・仕事や人生など中長期的な支援
  • ・対象者は目標設定も含めて支援
  • ・行動に加え、価値観や使命感、悩みや精神面も支援

コーチ

  • ・業務やプロジェクトなど短期的な支援
  • ・対象者は目標が明確
  • ・目標に対する行動を支援

※「コーチ」の中には、「メンター」の役割を果たしている方もいらっしゃいます。

このように、「メンター」と「コーチ」において、「メンティ」が目標やゴールに向けて自発的な行動が達成できるような支援をすることが共通して大切であり、一方、一言でいうと「関わる範囲が異なっている」といえます。

プリンシプルでのメンター制度

メンター制度についてご理解いただいたところで、プリンシプルでのメンター制度についてご紹介します。

プリンシプルでは、「メンター」を助言者、支援者として、業務のこと以外で相談ができる人と定義しています。また、メンター制度期間は、新卒・第2新卒は6ヶ月、中途は3ヶ月です。

入社当日からメンター制度が開始となり、「メンター」は聞きづらいことなど疑問が無いか聞いてあげること、逆に「メンティ」は、素朴なことでも積極的に質問することを大切にしています。
また、会社負担で2人で会食ができます(費用・回数上限あり)。

メンター制度を受けて思うこと

このメンター制度を受けて、2カ月が経ちました。率直に感じて良かったことを2点ご報告します。

Point1.接触頻度の多さ

まずは良かったこと1点目。 「メンター」と接触する頻度が多数あり、こまめに悩みが解消できたことです。

リモートワークを中心とした働き方のなか、メンター制度があることにより、些細なことでも相談できる機会をたくさん持つことができました。私自身の場合、自ら希望した結果、「メンター」に毎日15分間の時間を取っていただいています。

「毎日?」と驚く人もいるかもしれませんが、週1度・1時間よりも、毎日・15分間相談できたほうが、はるかに効果的だと実感しています。 というのも、長い時間で一気に相談するよりも、少しでも日々相談したほうが、モヤモヤした気持ちを解消しやすいからです。

誰しも、新しい会社で働くことは、分からないことだらけだと思いますが、私は下記のとおり、よい循環を作ることができました。

自分が考えていることを吐き出す→「メンター」からのフィードバックをもらえる→そのフィードバックを踏まえて、内省する→次の行動につなげる
自分でも驚くほどですが、会社にはやく馴染むことができたのは、メンター制度のおかげだと思っています。

Point2.心理的安全性の高さ

続いて良かったこと2点目。
「メンター」に話を聴いてもらうことで、まずは受け入れてもらえる雰囲気があると感じ、心理的に安心できたことです。

組織によっては、「入社して間もないから、こんなこと発言していいのかな…」と躊躇してしまうことがあるかもしれません。
しかし、私は気後れすることなく自分が考えたことなど自由に発言しています。

日々の「メンター」とのコミュニケーションを通じて、仕事はもちろん、プライベートな話までオープンにでき、私の意見や考えを聴いてくださったことが、職場に対する心理的安全性の高さにつながりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
このように、プリンシプルでは社内メンター制度が導入されており、新入社員はもちろん、中途社員でも安心してお仕事できる環境があります。

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