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大企業からベンチャーへ――。安定した環境を離れ、新しい挑戦の場としてPolaris.AIを選んだ菊地さん。
エンジニアリングマネージャーとして新たな一歩を踏み出した今の想いを伺いました。
【プロフィール】
菊地 伸一(きくち しんいち)|エンジニアリングマネージャー
東京都立大学システムデザイン学部卒業。大学院では情報理論を研究。新卒で大手インターネット企業に入社し、プラットフォームシステムの開発・保守を担当。2025年6月、Polaris.AIに転職。現在はエンジニアリングマネージャーとして開発とマネジメントの両面を担う。
学生時代──「普通よりも面白いことを」
ITに興味を持ち始めたのは小学生の頃。
当時はネットサーフィンをしていろんな情報に触れるだけで新鮮でしたが、ある日偶然フィルタリングアプリを止めることに成功してしまって(笑)仕組みがわかればもっと面白いことができるかもしれないと思いました。
中学卒業後は高専(高等専門学校)でプログラミングを専門的に学び、大学では経営工学を専攻。
しかし、数字や理論だけでは解けない“人の行動”に興味を持ち、大学院では情報理論の研究にシフトしました。
「物理の式で“ネット炎上”の構造を説明するような研究をしていました。複雑な現象をシンプルな数式で表せたときの快感がありましたね。」
大手企業時代と転職のきっかけ
大学院修了後は、大手インターネット企業に入社。自社サービスの開発・保守・運用をフルスタックに担当しました。
「大勢の人が使うサービスだからこそ、“止めない仕組み”をつくることが最優先。
攻めよりも“守る技術”が求められる環境でした。」
チームで連携しながらトラブルを未然に防ぐ。
責任感と技術力を鍛えられる一方で、どこか物足りなさを感じる瞬間も増えていきました。
「このまま守るだけのエンジニアでいいのか」と、自分のキャリアに問い直すようになったといいます。
そんな中、ChatGPTをはじめとする生成AIが登場。その変化を目の当たりにして、「AIが社会の中心になる日が近い」と確信しました。
「この領域に飛び込みたいという気持ちが強くなりました。社内異動や副業でAIに触れる機会を探しましたが、思うようにはいかず、焦りだけが募っていきました。」
そんなとき、大学時代の友人からPolaris.AIを紹介され、懇親会に参加。
メンバー同士がフラットに意見を交わしながら、自然に笑い合う姿を見て、「この人たちと働いてみたい」と直感したといいます。
入社後に感じたこと──裁量と支え合いが共存する職場
現在はエンジニアリングマネージャーとして、開発とマネジメントの両軸を担っています。
「エンジニアは細部を突き詰める仕事ですが、マネージャーは全体最適を考える必要がある。クオリティとスケジュールのバランスを取りながら進めるのは難しいですが、やりがいがあります。」
プロジェクトがうまく進まないときも、責めるのではなくメンバーが一緒に考えてくれる文化があるといいます。
「苦労しているねと笑いながら、声をかけてくれるんです。そして自分の視野が行き届いていない部分を指摘して導いてくれる。失敗を糧に成長する様子を見守ってもらえる環境があるのはありがたいです。心理的安全性が確保されていると感じ、働きやすさと成長のための負荷が良いバランスで混ざっていると思います。」
これからのチャレンジ──「具体化して動かす力」を磨きたい
日々のプロジェクトを通じて、自分の課題も見えてきたといいます。
「今は先輩たちと一緒にプロジェクトを回していますが、将来的には自分ひとりで回せるようになりたい。まだタスクを具体化して進める力が足りないと感じている。メンバーがスムーズに動けるように、もっと思考を具体的に落としていかないといけないと思う。」
そんな成長意欲の延長線上に、もう一つの目標もある。 それは、AIに関心がある人が気軽に学べる「社外コミュニティ」を立ち上げること。学生時代からサークル活動を続けてきた経験を生かし、「AIに興味はあるけれど難しそう」と感じている人たちが、楽しみながら自然に学べる場をつくりたいと考えているそうだ。
日々成長を求められる環境にいても、すでに「自分の経験を誰かのために還元したい」という思いがある。その姿勢こそ、エンジニアリングマネージャーとして成長している証といえるだろう。
あなたも「裁量と支え合い」が共存する環境で、次の一歩を
大企業で培った力を武器に、ベンチャーで新たな挑戦をする。Polaris.AIには、そんな思い切り成長できる環境があります。
仲間と支え合いながら、自分の意思でプロジェクトを動かす。その経験が、きっと次のキャリアを大きく広げてくれるはずです。
あなたも、Polaris.AIで自分の可能性を試してみませんか?