法務部リーダーでバックオフィスのスペシャリストが伝えたい、TYLの文化と社風とは? | 社員インタビュー
こんにちは、広報の加藤です🐶前回のストーリーに引き続き、表彰式でQ1 VPを受賞した社員にお話を聞いていきます。今回の記事は、法務部でリーダーを務める岡尾さんにインタビューをおこないました!前回...
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こんにちは!広報の村上です🐶🐱
TYLは年間・半期ごとに、ミッション・ビジョン実現のために大切にしたい価値観であるバリュー(※)に沿って優れた成果や活動をおこなっている社員を模範として賞賛しています。
※TYLの5つのバリュー
Challenge 常によりよいモノを求め、挑戦し続けます。
Client Value 顧客から選ばれ続けるサービスを追求します。
Grit 最後まで諦めずに全力で業務をやり遂げます。
For Mission 会社および事業の目的実現のために業務遂行します。
Respect 仲間を尊重し、相互理解に努めます。
今回は、FY25上期でVPを受賞した、管理部 管理法務グループのマネージャー 岡尾さんにインタビューしました!縁の下の力持ちとして社内の信頼も厚く、チームも含めると3年連続で社内表彰を受賞している岡尾さん。バックオフィスの立場から見るTYLについてのインタビュー、ぜひご覧ください!
>前回のインタビューから3年が経ちました。この間、TYLにはどのような変化を感じていますか?
まず、売上や従業員数が大きく増えました。それに伴い、これまでのやり方だけでは対応しきれないと感じる場面が増えた印象です。
>そうした環境の変化のなかで、岡尾さんご自身にはどのような変化がありましたか?
FY24から管理本部(法務チーム)でマネージャーを務めることになり、「会社の成長にあわせて自分も成長しなければ」という意識が強まりました。これまでは「自分の役割をしっかり果たすこと」に注力していましたが、今はチーム全体の成果を重視するようになったのが大きな変化です。
>バックオフィス業務は、営業利益や売上高のように分かりやすい成果指標が少ない印象です。マネージャーとしての成果は、どういった点にあると考えていますか?
会社のフェーズによって変わると思いますが、今は「組織として仕事をまわせる状態をつくること」だと考えています。これまでの管理部門では業務が属人化しやすく、特定の人しか対応できない仕事が多くありました。業務をマニュアル化し、誰でも安定的に対応できる体制を整えたことは、ひとつの成果だと感じています。
>なるほど…逆に、今の課題と感じていることはありますか?
マニュアルではカバーしきれない、定性的な業務への対応ですね。
>定性的な業務とは、具体的にどのようなものでしょうか?
たとえば、新規事業を立ち上げる際など、前例のないケースや法律上の解釈が明確でないことが多くあります。イエス/ノーで判断できないグレーな領域に踏み込むことも多く、既存のルールでは対処しきれないことが起きてきます。
>なるほど…そうした場面では、どのように対応されているのでしょうか?
「現場と一緒に事業を走らせる」というスタンスを大切にしています。もちろん、違法なことは絶対にしてはいけません。ただ、「法務としてダメです」と一方的に線を引くのではなく、現場の意図や状況を汲み取り、必要な情報を集めたり、協力弁護士と連携しながら最適な落としどころを探るようにしています。
>以前のインタビューでも「事業部と一緒に走る姿勢を大切にしている」とおっしゃっていましたね。
はい。厳しい言い方かもしれませんが、TYLの企業としての実力にはまだ伸びしろがあります。そういった成長フェーズのなかで、事業部とバックオフィスがバラバラでは前進はできません。だからこそ、事業を理解すること、寄り添うことを通じて信頼関係を築いていくことが大切だと思っています。もちろん、メンバーそれぞれ理解度には差がありますし、私自身も反省することはありますが、「事業に向き合う姿勢」は常に持ち続けていたいですね。
>岡尾さんはFY23で最優秀チーム賞、FY24でバリューMVP、そして今回のFY25で3期連続の受賞となりました。継続的に評価されている背景には、どのような要因があるとお考えですか?
よく「GRITがあるね」と言っていただけるのですが、個人的には「必要なことをやっているだけ」という感覚です。ただ、バックオフィスの仕事は多角的な視点が求められるので、常に自分の守備範囲を広げたいという思いは強く持っています。「自分が成長することが、会社の成長に直結する」という意識も大切にしているところですね。とはいえ、マネージャーになってからは自分が手を動かす場面はかなり減りました。チーム全体の力が上がったことで評価いただけた実感があり、むしろ自分が受賞してよいのか…と少し恐縮しています(笑)。
>手を動かす機会が減ったとのことですが、ご自身の働き方にどんな変化がありましたか?
「自分が動く」から「メンバーを支える」へと視点が変わりました。自分がすべて対応するのではなく、メンバーが自走できるような支援を意識しています。
>その変化は、チーム全体にどのような影響をもたらしましたか?
メンバー一人ひとりの強みが発揮され、できることがどんどん増えてきました。チームの雰囲気もよく、自主的に新しいスキルを身につけてくれる人もいて、とても頼もしいです。
>それは嬉しい変化ですね!
本当にそう思います!常に手取り足取り教えられるわけではない環境ですが、それでもメンバーが前向きに取り組んでくれる姿を見ると、すごく力をもらえます。
>3年前のインタビューでは、バックオフィスの目標を「存在感をなくすこと」と語っていました。何か変化はありましたか?
いいえ、今も変わりません。会社が一丸となって同じ方向に進んでいれば、バックオフィスの存在は自然と目立たなくなるものだと思っています。理想は、「何がどうなっているかは分からないけれど、業務がストレスなく円滑に回っている」という状態ですね。現状は正直、手が回りきらず課題が顕在化してから対応する場面も多くありますが、今後はそうした潜在的なリスクに先回りして対応できる力を高め、会社のフェーズに合った“ちょうどいい”仕組みを整えていきたいと考えています。
>岡尾さん個人として、現在掲げている目標はありますか?
「会社の成長をバックオフィスから支えること」です。バックオフィス側の理屈を押し通すのではなく、現場の事情にも目を向けながら「どうすればもっと良い仕組みがつくれるか?」を現場と一緒に考える姿勢を、これからも大切にしたいですね。
>岡尾さんの考える「TYLに向いている人」とは、どんな方ですか?
変化を前向きに楽しめる人ですね。TYLでは常に新しい課題に向き合っていますし、「これまでのやり方が通用しない」という場面にもたびたび遭遇します。そんな環境を面白がってチャレンジできる人が、TYLには合っていると思います。逆に、決まったことを決まった通りにやることを好む方には、少しハードかもしれません。
>岡尾さんご自身は、どちらのタイプだと思いますか?
完全に前者ですね(笑)。決められたとおりに動くのはちょっと苦手で、むしろ「どうしたらうまくいくか?」を考える方が性に合っています。正直、どんなにオペレーションを整えても、現場ではうまくいかないこともあります。そんな不確実性の中でこそ、前向きに試行錯誤しながら楽しめるかどうかが大切なんじゃないかなと思っています。
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