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はたらく業界は変わっても「人の将来の選択肢を増やしたい」「人が自ら考え決断する力を養いたい」という仕事への情熱は変わらない

様々なWebコンテンツの企画・制作やSEO施策を展開することで転職サービスdodaの集客向上を担っているコンテンツマーケティング部。今回は同部門のSEO・オウンドメディアグループでアシスタントマネジャーを務める澤田さんにインタビューを実施。新卒で入社した教育系の会社から人材業界に転職した経緯についてお聞きするとともに、dodaのコンテンツ制作やSEO施策に携わるやりがいや面白さ、さらにはパーソルキャリアというフィールドではたらく意義・メリットなどについても、じっくりとお伺いしました。


ーーまずは澤田さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

大学時代は4年間、予備校でチューターのアルバイトをしていました。多くの高校生・受験生たちと触れ合い、彼らの受験や進路選択にまつわる様々な悩みを直接聞いてきたこともあり、「子どもたちの将来の選択肢を増やしたい」「自らやりたいことを考え、決断できる人を増やしたい」と考え、教育系の企業に就職しました。

その会社で3年半ほどダイレクトメールの企画・制作に携わった後、パーソルキャリアへ転職し、キャリアアドバイザーとして約2年間、企画・マーケティング職領域で転職を検討されている方々のご支援を担当しました。その後、2020年にコンテンツマーケティング部へ異動し、2022年10月より、SEO・オウンドメディアグループのアシスタントマネジャーを務めています。


ーーどうして教育系の会社からパーソルキャリアへ転職されたのですか?

1社目のマーケティングの仕事を通じて多くのことを学び、周囲の仲間にも恵まれ楽しく働いていたのですが、紙中心の部署だったので、なかなか自分の仕事の成果が判断しづらく、改善のスピード感があがらないことが悩みでした。「自分の仕事が顧客にとって良かったのか、悪かったのか反応が見えやすい仕事がしてみたい」と考え、転職を検討していました。

私はそのときの転職活動を通じて、初めて「キャリアアドバイザー」という仕事があることを知りました。転職という人生の岐路に立つ人々に対してサポートするキャリアアドバイザーは、まさに私が新卒で抱いていた、「人の将来の選択肢を増やしたい」「人が自ら考え決断することをサポートしたい」という想いが叶えられる仕事だと思いました。未経験の挑戦でしたが、「やってみたい!」という純粋な気持ちに動かされ、パーソルキャリアのキャリアアドバイザーになることを決めたのです。

その後、数年キャリアアドバイザーとして個人のお客様の転職活動を支援する仕事に取り組んだ後、パーソルキャリアで得た人材業界の経験と前職で身に付けたマーケティング知識の掛け合わせで力を発揮したいと考えたため、社内の人事制度を活用して現在の部署に異動しました。



dodaにとっての「当たり前」を疑い、ユーザー体験の向上に注力してきた

ーー澤田さんが所属するコンテンツマーケティング部 SEO・オウンドメディアグループについて教えてください。

コンテンツマーケティング部は、dodaを中心とするパーソルキャリアの各種サービスの集客を担う部門です。担当するメディアやサービスごとに3つのグループに分かれており、そのうちの一つが私の所属するSEO・オウンドメディアグループです。ユーザーの悩みや疑問に応えるWebコンテンツの企画・制作やSEO施策の実施を通じて、各メディアの自然検索経由の流入数、dodaの新規会員登録数を向上させることが私たちのミッションとなります。

私たちが扱うメディアは、転職サイト「doda」を中心に、ハイクラス向けやITエンジニア向け、女性向けメディア、転職潜在層向けオウンドメディアなど多岐に渡ります。具体的なコンテンツとしては、転職活動全般の進め方や履歴書・職務経歴書のTIPS、面接対策などをベースに、ビジネスパーソン向けの仕事術・キャリア論まで様々なものがあります。


ーー澤田さんがコンテンツマーケティング部の仕事の中でこだわってきたポイントについて教えてください。

私個人としては「当たり前のことを疑う」という視点にこだわりを持っています。dodaは人材サービスのメディアとして一定成熟してはいますが、まだまだユーザー体験の向上を目指して工夫できる余地があることも確かです。「自分たちが当たり前だと思っている感覚を疑い、ユーザーの体験をいかに高めていくか」ということに力を入れて仕事を続けてきました。

たとえばdodaには履歴書の書き方についてアドバイスをするカテゴリがあり、履歴書の基本的な書き方やテンプレートがまとまっているのですが、以前はこの履歴書のページの中に職務経歴書に関する記載や提案が一切ありませんでした。実際のユーザーの転職活動の流れを考えてみると、履歴書と職務経歴書を作成するタイミングはほぼ同時であるにも関わらず、私たちサービス側の都合で履歴書と職務経歴書のページが分かれていたのです。そこで私は履歴書のページ内に職務経歴書のページへのリンクを設置し、「職務経歴書の準備はいかがですか?」という注意喚起のテキストを挿入するなど、様々な改善を行いました。

決して派手なタイプの施策ではなかったものの、このような改善を行った結果、テンプレートのダウンロード数など各種のコンバージョン指標が大きく上昇しました。私たちのグループでは毎日のように様々な改善を行っており、その中での小さな事例の一つに過ぎませんが、履歴書と職務経歴書のページが分断されていた「それまでのdodaにとっての当たり前」を疑い、ユーザー行動の流れについて改めて考え直してみたことで得られた成果であったと考えています。



「一人ではなく、みんなで勝つ」という考え方でユーザーの期待に応えていく

ーー現在携わっているSEO施策やコンテンツ企画・制作の仕事のやりがい・面白さはどこにあると感じていますか?

私が個人的に感じていることではありますが、SEOは検索をしている人たちの「人間らしさ」に触れられる仕事であると考えています。

現代では多くの人々が日常的に「ググる」という行為を行っていますが、それらの検索に使われている言葉の一つひとつを見ていくと「こんなことは人に聞けないな」「些細なこと過ぎて相談できないな」といったモヤモヤした感情が浮かび上がってきますし、人々が抱えている本質的な悩みや困りごとも見えてきます。

SNSのようにフォロワーや閲覧者を意識した発信ではないからこそ、多くの人の人間らしい部分を垣間見ることができますし、そのような人々の本音に近い思いに対してアプローチできる仕事にも面白さを見出しています。

ーー他の会社ではなくパーソルキャリアでこれらの仕事に取り組む意義・メリットはどこにあると考えていますか?

私の場合は「一人で勝つのではなく、みんなで勝つ」という考え方のもと、グループやチームのメンバーがお互いの成長を支援しあいながらユーザーの期待に応えていく、そんな環境で仕事ができていること自体にやりがいを感じています。

また、パーソルグループの「はたらいて、笑おう。」や、パーソルキャリアの「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」というキャリアオーナーシップの考え方など、当社では様々なビジョンやミッション、バリューが掲げられていますが、これらが単なるお題目になっていることもありません。社員一人ひとりが自分ごととして解釈しながら仕事に取り組んでいますし、私自身をはじめとして、そんな環境で働けていることに意義やメリットを感じているメンバーも少なくないと思います。



「仕事」「はたらく」で悩む人たちの背中を少しでも押してあげられる存在に

ーー多くの人々の転職活動をサポートする「人材業界の仕事」に関しては、どのような印象をお持ちですか?

転職や仕事選びに関する情報は、市場の変化スピードに合わせて刻一刻と変化しますし、噂レベルのものも含めて世の中にあふれているので、「どの情報が正しいのかわからない」という方も多いと思います。情報化は進んでいるものの、結果的に情報の非対称性はなかなか変わらない状況であるとも言えますよね。そのような中でも可能な限り正しい情報を伝え、人々の選択肢を増やし、後悔のない自分らしい意思決定をサポートしていくのが人材業界・人材会社の社会的役割であると考えています。

そのような意味で言えば、教育から人材へと業界こそ変わりましたが、「人々の選択肢を増やしてあげたい」「人生における大切な局面での決断をサポートしたい」という思いで仕事と向き合っている私自身のスタンスは、新卒のときから一貫して変わっていないかもしれないな、と思うこともありますね。

人生100年時代、「仕事」や「はたらく」というテーマは多くの人にとって、今後一生悩み続けなければならない課題のひとつだと思います。誰も正しい答えを持っていない社会課題に取り組めるパーソルキャリアでの仕事は、ときには噛み応えがある仕事もありますが、社会貢献性が高くやりがいを感じています。



ーー最後になりますが、パーソルキャリアのコンテンツマーケティング部の仕事に興味を持っている方へのメッセージをお願いします。

先ほどお話ししたことの繰り返しになりますが、パーソルキャリアは「自分一人で成功したい」と考えている人には向かない会社だと思います。たとえ一人で成功を収めた場合でも、「いかに再現性を持たせるか」「その成功を組織の成功、事業の成功、会社の成功にしていくためにはどうすればいいか」を考えていかなければなりません。自分だけ良ければOKと考えている人にとっては少々まどろっこしい会社なんです(笑)。逆に「一人ではなく、組織で成功したい」「組織で成功するための課題解決や仕組みづくりがしたい」と考えている方は、きっと楽しく働けると思います。

あとはどんなことでもいいですし、大層なことでなくてもいいのですが、「自分はこんな価値を社会に届けたい」と思えるようなものを持っている人に期待したいです。それが会社と同じ方向を向いていればハッピーですからね。

「どうせ働くなら楽しく」「社会や人々の役に立つことにみんなでチャレンジする」、そういったことに喜びを見出せる人と一緒に働きたいですね。


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