Wantedlyをご覧のみなさん、こんにちは!ペネトレイターの採用担当です!
今回ご紹介するのは、大学中退後に個人でアフィリエイトを展開し、地方暮らしや自由な働き方を経験したのち、未経験ながらマーケティング支援の世界に飛び込んだ米村 昂汰さんです。
現在はCRM事業部でマーケティングオートメーションの領域を担当。全くの未経験から始まりながらも、知識・視点・行動力を鍛え直し、着実に成果を積み重ねています。
「何者かになりたい」
——そんな想いを胸に、目指すのはただの実務者ではなく、“文化を根づかせる”側の人間になること。
今回は、米村さんがどんな背景を持ち、なぜ今この会社で働いているのか。彼のこれまでとこれからをたどるインタビューを通じて、キャリアに悩むすべての人に、ヒントと勇気をお届けします!
プロフィール
CRM事業部 米村 昂汰(よねむらこうた)/26歳
元アフィリエイターという異色の経歴を持ち、未経験からマーケターとしてキャリアチェンジ。
個人での活動を経て「組織で成果を出す力」を身につけたいとペネトレイターに入社。
現在はCRM領域でマーケティングオートメーション施策の設計・運用を担当しながら、提案力・構造思考・視座の引き上げに取り組んでいる。“文化を根づかせる側”として、エンタメやサブカルなどの領域にビジネス視点で光を当てることをライフテーマに据え、将来的には経営層としての意思決定も目指している。
1. 自己紹介
ーー簡単に自己紹介をお願いできますか?
CRM事業部所属 米村 昂汰(よねむらこうた)と申します!
もともとは個人でアフィリエイトをしていて、その後、マーケティング未経験でこの会社に飛び込んできました。本日はよろしくお願いします!
ーー休日ってどう過ごしてるんですか?リフレッシュ方法があれば、ぜひ教えてください。
休日は、魚をさばくことが多いですね。朝から魚を丸ごと買ってきて、自分でさばいて刺身にしたり、煮たり焼いたりして楽しんでいます。下処理から盛り付けまでじっくり向き合う時間が、無心になれてすごく好きなんですよ。
釣りも一時期ハマっていて、長崎の五島列島に住んでいた頃は、漁師をやっている友達と毎日のように船に乗って、海に出ていました(笑)。
ーー五島列島!なかなかレアな経験ですね。どうしてそこに?
当時はフリーランスとして仕事をしていたので、場所にとらわれずに働けたんです。
せっかくなら「行ったことのない場所に住んでみよう」と思い立って、たまたま見つけた九州のシェアハウスに飛び込みました。海も自然も豊かで、気づけば1年半も住んでました(笑)。
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2. 学生時代〜前職の仕事
ーー学生時代はどんなタイプでした?
感情をあまり表に出さないタイプで、周りからは「何を考えているのか分からない人」と思われていたかもしれません。でも実際は、野球と空手に打ち込んでいて、どちらも関東大会への出場経験があります。特に空手は小学生の頃から続けていて、中学時代には団体戦で関東大会に出場しました。
こうやって振り返ると、黙々と努力するタイプだったと思いますし「あんまりしゃべらないけど、意外と根性あるよね」と言われることもありましたね。そういう体育会系の一面は、今もどこかに残っている気がします。
ーー大学はどちらに通っていたんですか?
関東の私立大学に通っていました。ただ、在籍はしていたものの、正直あまり通っていませんでした。1年の前期が終わる頃には、ほとんど授業に出なくなっていて…。
ーーその頃からアフィリエイトを始めたんですよね?
そうです。きっかけは、携帯販売代理店で働いていた友人の手伝いでした。
その友人が営業ノルマを達成するために困っていて、SNSで集客を試してみたのが始まりです。それをきっかけに、ネットを使って物を売る面白さに気づいて、そこからどんどんのめり込んでいきました。
ーーSNSだけで店舗への集客って、すごい行動力ですね…!
いや、もう必死だっただけですよ(笑)。
仕組みとしては、各店舗のキャンペーン情報をSNSで発信して、そこからユーザーを誘導していました。全国にある300店舗近くとやり取りしながら、日々運用を回していた感じです。ランディングページも使わず、すべてタイムライン投稿だけで対応していました。
ーーそれを1人で…?かなりの量だったんじゃないですか?
スマホが本当に鳴りっぱなしで、四六時中対応していました。
問い合わせが来たら、あらかじめ用意しておいた複数の投げ先(案件)から合いそうなものを選んで送る、みたいな。完全にハブのような立ち回りをしていた感じです。
ーー当時の取り組みって、今で言う「個人が仕組みを作って稼ぐモデル」に近いと思うのですが、どこまで計画してやっていたんですか?
正直、最初はまったく計画なんてなかったです(笑)。とにかく友達の営業ノルマを助けようっていう勢いで始めたんですけど、やっていくうちに「これ、仕組みにできるな」と思って。
そこからは、どうやったら問い合わせを効率よく対応できるか、どんな情報発信が反応いいかをひたすら試して改善していきました。そうしてやり取りの件数も徐々に増えていき、自分でも想像していなかったほど多くの店舗と関わるようになっていました。完全に手探りでしたが、気づけば自然と仕組みとして回るようになっていた感じです。
3. 入社経緯
ーーそんな働き方から、どうして正社員としてのキャリアにシフトしようと思ったんですか?
一度関東に戻ってきたタイミングで、ふと「自分って何者なんだろう?」と考えるようになって…。
6年間アフィリエイトで生計を立ててはいたんですが、どこかで“世の中のレールに乗っていない”感覚がずっとあって、これから先の人生を考えたときに、「一度ちゃんと就職することと向き合わないと」と思ったのが、キャリアの転機でしたね。
ーーそんな中で、当社に出会った理由って何かあったんでしょうか?
めちゃくちゃシンプルなんですけど、「AI」って検索したんです(笑)。
そのときに最初に出てきたのが当社で、Wantedlyの記事を何気なく読んでみたら、「スキルが廃れなさそうだな」と直感的に思ったんですよね。それが最初のキッカケでした。
ーーまさか記事が入口だったとは…!採用チームとしては嬉しいです(笑)。
当時は、「将来的に配信者やVTuber業界に関われたら」という漠然とした想いもあって。文化を広げたり、廃れさせないような活動ができたらいいなと感じていたんです。
そのためには、自分自身が意思決定できる立場になることが必要だと思っていて、いずれは経営ポジションでビジネスを動かせるようになりたい。そのために、まずは今“土台”をつくるフェーズだと考えていました。
ーーだからこそ、裁量がありそうな環境を選ばれたんですね。
はい。ペネトレイターを選んだのも、「成長できそうだから」だけじゃなくて、「ちゃんと自分の頭で考えて、意思決定できる環境」だと感じたからです。実際に面談でも、そういうカルチャーがあることが伝わってきて、自分に合いそうだなと強く思いました。
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4. 入社後〜現在の仕事
ーー実際に入社してみて、最初はどんな業務を担当されたんですか?
入社してすぐは、マーケティングオートメーション(MA)ツールの初期設計やシナリオ設計など、わりとテクニカルな領域から始まりました。正直、最初の数ヶ月は毎日ついていくのに必死でしたね(笑)。
ーー最初は未経験で不安もありましたか?
正直、あんまり「不安」みたいな感情はなかったかもしれないです。どちらかというと、「できないのは当たり前だから、まずはやってみるしかない」っていう感覚でしたね。
ーーそんな中で、どうやってキャッチアップしていったんですか?
とにかくまずは「聞く」ことから始めました。分からないことがあったら、すぐに誰かに質問して。あと、議事録を読み返したり、社内用語をメモしたりして、少しずつ慣れていきました。あとは、メンターや周囲の先輩たちがめちゃくちゃ丁寧に教えてくれたのも大きかったです。
ーー入社してから成長実感が得られた瞬間ってありましたか?
そうですね…直近でいうと、クライアント向けのMA施策の初期設計に自分の意見が採用されたときです。最初は「自分にそこまでの知見があるのか?」と不安もあったんですけど、上司に「それ面白いね」と言ってもらえて、自分でも少しずつ成長している手応えを感じました。
ーーそれはすごく大きな一歩ですね!
はい。まだまだ周りに教えてもらうことのほうが多いですが、最近では自分なりに調べた内容や施策の方向性について、チームに提案できる機会が少しずつ増えてきました。自分の言葉や視点で何かを返せるようになってきた実感があって、そこにやりがいを感じています。
5. 仕事のやりがい/大変なこと
ーーここまでお話を聞いていると、かなりチャレンジングな環境だったと思うのですが、そんな中でどんなやりがいを感じていますか?
そうですね…。やっぱり、「ちゃんと自分の考えが形になる瞬間」はやりがいがありますね。
施策の提案や改善案に対して、上司やメンバーからフィードバックをもらえたり、それが実際に運用に反映されたときはすごく嬉しいです。
ーー逆に、これは大変だったな…というエピソードはありますか?
細かい業務の精度やスピードの面で、まだまだ未熟さを感じることは多いです。特に、構成を詰め切れないまま取りかかってしまって、成果物の完成度が中途半端になってしまったことがあって。そのときはすごく反省しました。
ーーそこからどう立て直したんですか?
「なんでそうなったんだろう?」ってちゃんと分解して考えるようにしました。結局、最初の構造設計が曖昧だったり、目的がぼやけていたりすると、後工程に全部影響が出るんですよね。それ以来、「まずは設計に時間をかける」という意識に変わりました。
ーーその失敗から、しっかり学びを得てるのが素晴らしいですね。
今も正直、できていないことはたくさんあるんです。でも、「できない」とか「知らない」ってことをちゃんと受け入れて、それでも前に進み続けるっていう感覚を持てるようになったのは、大きな変化だと思います。
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6. 入社後に得たもの
ーー入社してから「これは得られたな」と感じるものはありますか?
一番大きいのは「視座」の変化だと思います。
前職では、自分の利益だけを考えて動いていた部分が大きくて、目の前の作業も“自分のタスク”としてしか見えていなかったんです。でも今は、「この仕事がチーム全体にどう影響するか」とか、「クライアントにとって本当に価値があるか」といった、より広い視点で考えられるようになってきました。これはすごく大きな変化ですね。
ーー視座の変化って、まさに“組織で働く”ことの醍醐味かもしれませんね。
本当にそう思います。上司や先輩たちが、案件の背景や目的を毎回丁寧に共有してくれるんですよ。だから、「なぜこの仕事をするのか」が自然と腹落ちするんですよね。そういうコミュニケーションの積み重ねの中で、自分でも「もう少し俯瞰して見てみよう」とか、「一歩引いて考えてみよう」と意識するようになってきました。
ーーそれ、いい意味での“自己理解の深まり”ですね。
そうですね。仕事を通じて、自分の思考のクセや、無意識にやっていたことに気づく機会が増えました。
ペネトレイターって、単にスキルや業務を学ぶ場というよりも、「自分はどう生きたいのか」「どんな価値観を持っていたいのか」といった、もっと根本的なところと向き合える環境だと感じています。
7. 今後挑戦したいこと
ーーここまでで、かなり多くの経験を積んでこられたと思うのですが、これから挑戦したいことってありますか?
短期的には、もっと幅広い業界のクライアントを担当して、知識や視野を広げていきたいと考えています。特定の業界に特化するよりも、「どんな業種にも対応できる柔軟さや引き出しを持った人」になりたいんです。いろんなビジネスモデルや業界課題に触れることで、自分自身の引き出しも増えると思っていて。
ーーなるほど。それって、どこか最終的なゴールを見据えてのことなんですか?
はい、最終的には経営に関わるようなポジションを目指しています。
自分自身が意思決定をする立場に立って、組織や事業の方向性をつくっていけるようになりたい。
そのためには、今のうちに「どんな領域でも通用する力」を身につけておく必要があると感じています。
ーー「文化をつくる側」って、以前からずっとおっしゃってますよね。
そうなんです。エンタメとかサブカルって、世の中ではどこか“軽く見られがち”なこともあると思うんですけど、実際には人の心に深く根ざしているし、社会にとって大きな価値がある領域だと思っていて。
そういった文化がちゃんと評価され、次の世代にも受け継がれていくためには、「売る仕組み」や「届け方」をきちんと設計できる人が必要だと思うんです。自分はそういう役割を担えるマーケターになりたいと思って、この道を選びました。
ーー今の言葉、とても力がありますね…!
ありがとうございます。まだまだ実力も経験も足りないと思っていますが、だからこそ目指す方向だけはブレずに、地に足をつけて進んでいきたいです。
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8. 一緒に働きたいと思う人物像
ーーでは最後に、どんな人と一緒に働きたいと思いますか?
「素直に吸収しようとする姿勢」がある人ですね。
未経験からスタートした自分だからこそ実感しているんですけど、最初から全部できる必要はまったくなくて。わからないことをそのままにせず、ちゃんと学ぼうとする気持ちがあるかどうかの方が、成長にとってはよほど大事だと思っています。
ーーたしかに、素直さって成長の土台ですよね。
そう思います。あとは、自分なりの“好き”や“こだわり”を持っている人も魅力的だなと思いますね。何かに夢中になれる人って、仕事にも熱中できると思うんです。
別に「マーケティングが好き」である必要はなくて、「お笑いが大好き」とか「料理オタク」とか、どんなジャンルでも構わない。自分の熱量を持ってる人と、一緒に働けたら嬉しいです。
ーー米村さん自身が、そういう“こだわり”を大事にしてきたからこそ、共感する部分なんでしょうね。
たしかに、そうかもしれません。
結局、仕事って人生の中でかなり多くの時間を費やすものだからこそ、自分の“好き”や価値観を自然に持ち込める場所であるほうが、きっと楽しいし、長く続けられると思うんです。
9. 入社を検討中の方へ一言
ーー最後に、これから応募を考えている方に向けて、ひと言メッセージをお願いします!
もし今、「このままでいいのかな」とか「ちょっと違う世界を見てみたい」と思っている人がいたら、思いきって環境を変えてみるのも一つの選択肢だと思います。
僕自身もこれまで、いろんな場所や働き方を経験しながら、自分が納得できるキャリアをずっと模索してきました。最初から正解が見えている人なんていないし、動いてみて初めて見えてくる景色のほうが多いと思うんです。
「なんとなく気になる」くらいの気持ちでも十分です。その時点で、もう一歩踏み出す準備はできているのかもしれません。
応募じゃなくても、まずはカジュアルに話してみるだけでもOKなので、ぜひ気軽に応募してもらえたら嬉しいです!
私たちは、時代の変化を前向きに捉えながら、自己成長に本気で向き合う方とともに歩みたいと考えています。キャリアの起点を探している方も、次なるステージを目指す方も、それぞれの目標に寄り添いながら、共に成長できる環境がここにはあります。
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