まずは自己紹介をお願いします!
RPA部門でマネージャーを務めております中国出身の「梁健明 (りょう けんめい)」と申します。
音楽ライブが好きで土日によく行きます。週末に何か気になるライブがあれば、アイドルからバンドものまで様々なジャンルのライブに参戦しています。時には有休を使って遠方のライブに参戦することもあって、訪れた土地の美味しい料理を食べるのも醍醐味ですね。
学生時代は多趣味で活発な女の子でした。マンガ好きが転じて中国で開催されるコミケにしばしば参加したり、独学でWebサイトを作って運営したり。音楽が好きなので、幼少期からエレクトーンを習ったり、合唱部に入って歌ったりしていました。スポーツはバドミントンが得意ですね。
中国の大学を卒業して1年ほど働き、留学という形で日本にきました。日本語を勉強しながら日本の大学を卒業し、26歳の時に日本の企業に就職しています。
中国での仕事、日本での大学生活について教えてください!
香港にあるIT企業に就職し、セールス&マーケティング部門で働いていました。
主な仕事内容は、自社のIT製品の提案販売です。いわゆる営業の仕事で、主に電話でお客様の課題をヒアリングして、それを解決する手段として自社商品を案内するという流れでした。他にもユーザーレビューのヒアリングや、カスタマーサービスのような役割も担っていました。
その後、会社を辞めて日本に留学したのは、日本のマンガや音楽に強い興味を持っていたからです。最初は資金面で難しいと思っていましたが、留学した友人から話を聞くと意外とハードルは高くなく。一度チャレンジしてみようと日本の大学を受験してみたら、無事に合格して日本への留学が実現しました。
日本での大学生活では、日本語を勉強する一心で、外国人のコミュニティから離れ、ほぼ日本人しか入っていない学科やゼミを選んで勉強しました。外国語の大学だったので、他の大学よりもコミュニケーションが取りやすく、日本人のお友達もたくさんできて、日本語を教えてもらいました。
日本ではどのような仕事をしていたのですか?
一番最初はディズニーリゾート系列のホテルに就職しました。きっかけは外国人就職フェア。第一志望ではありませんでしたが、就職難の時期でもあったので入社を決めました。
入社当初はフロント対応を担当していました。今では外国人が接客しているのが普通ですが、当時は外国人が接客していることに驚くお客さんも多く、「日本人を出せ」と言われたこともあります(笑)ただ、外国人に冷たい態度を取る人はどの国も少なからずいるので、「気にしない!」と割り切っていました。仕事では尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けに苦戦していたことを覚えています。
私が働いたホテルはお客さんに「オプション追加」や「会員登録」をしてもらうとインセンティブが付く仕組みがあり、給料を増やすために必死に提案し、No.1の成績を取って、年間優秀社員に表彰されたこともあります。実績を出したところで、自分のライフスタイルを見直す機会かなと思い、土日祝日休みができる営業部への異動を希望しました。
しかし程なくして、日本でのオリンピック開催が決まり、外国人観光客の増加を見込んで、外国人専用チームを作ることになったんです。私がその新設部署のリーダーとしてフロント業務に戻ることを打診されたんですが、折り合いがつかず退職を決意。その後の1年弱は、ビザの更新要件を満たす程度に働きながら、プライベートを大事に遊びながら暮らしていたという感じです。
ペネトレイターへの入社経緯を教えてください!
きっかけは、外国人向けの転職エージェントからの紹介です。紹介企業のうち3社に受かったのですが、総合的に判断してペネトレイターを選びました。
紹介を受けた時は、IT関連の問い合わせやメール対応など、すごく簡単な仕事という印象でしたが、面接で仕事内容を詳しく説明を受けたら、180度印象が変わりました。実際にはデジタルマーケティングを軸としたコンサルティングが仕事でした。
新しい仕事にチャレンジしたいと思っていたこと、デジタルマーケティングの需要の高さに魅力を感じていたことが、入社の決め手となりました。
ちなみに私が入社した時期は、社長と役員3人しかいない零細時代!あれから7年が経ち、今では社員も17名まで増えました。気付けば、すっかり古株の一人です(笑)
現在、どのような仕事を担当していますか?
RPAツールを活用して、顧客の業務改善を実現するのが主なミッションです。
一言でいうと、顧客の業務をより効率的に遂行できるように業務の改善を行うことです。
業務を改善するためには、まずは顧客の業務をしっかり理解する必要があるので、顧客との打ち合わせを綿密に行います。業務ユーザーが無意識的に行なっていることに改善のヒントが隠されているケースが多く、プロセス一つ一つについて深く掘り下げて確認します。
次に、顧客の現状を意味する「As Is」から、改善後の理想的な姿である「To Be」を定義します。To Be像を達成するために不要なプロセスの削減、似た作業の集約、作業順番の見直しなどを計画し、より効率的な業務プロセスを模索します。業務プロセスが定まったら、人間がやらなくても良いような単純作業をRPAツールを活用し、業務の自動化を検討します。
最後には、To Beを元に自動化対象の業務プロセスをRPAツールで人間の代わりに作業をするロボットを作成します。私の仕事は直接ロボットを作成しないですが、メンバーがロボットを作成する際に困っていることがあればフォローします。
我々はRPA部門なので、RPAツールによる自動化で顧客の作業工数を削減するのがミッションです。このミッションを実現するために、顧客の業務を棚卸して、深く理解したうえで、RPAプロの目線から改善方法を提案するのが重要です。
仕事のやりがい、大変なことはなんですか?
やりがいは常に新たなチャレンジがあることです。
顧客毎に業務内容は異なり、抱えている課題や立てられる改善プランも様々です。私は飽き性な性格なので、毎回違う仕事ができるのはとても楽しく感じます。
一方で、RPAツール自体がまだ世に出て何年も経っていないので、必ずしも正解があるわけではなく、常に勉強してより良い使い方を模索すること。RPAチーム自体が若く、私自身は初めてマネージャーを経験していますので、トライ&エラーを繰り返しながらマネジメントをすることも。毎日わくわくしますし、大変な時もありますね(笑)
今後、成し遂げたいことは何ですか?
仕事面では、会社をさらに大きく成長させたいです。そのために私自身もマネジメントスキルにさらなる磨きをかけ、大所帯のチームを牽引できるような存在になりたいと考えています。
具体的には、RPA部門は中長期で40名規模のチームになることが目標です。まずはチームリーダー人材を育成し、増やし、小さい単位で動けるチームを複数編成したいです。人数が多くても目が行き届く組織体制にすることで、新入社員も安心して働ける環境にできると思っています。
一方、プライベートに関してはもう少し休息が欲しいですね。今は有休を取っても業務のチャットが気になり、十分に休めていません(笑)仕事とプライベート、自分のライフバランスを見直しして、休みの日ぐらいはもう少し心置きなく楽しめる状態にしたいですね(笑)
ペネトレイターにはどんな人が向いていますか?
論理的思考力を持っている方ですね。
ただ、私のように入社してからスキルを付けることもできるので、勉強熱心でチャレンジ精神が旺盛な人であれば大歓迎ですね!
とはいえ、自己中心的な方はちょっと難しいです。「スキルを付けるため」など、入社動機は一人称で良いんですけど、仕事においては二人称・三人称で物事を捉える必要があります。
それは顧客に対してもそうですし、チーム内においてもそうです。個を主体にするのではなく、組織として良い方向に持っていくにはどうしたら良いか考えられる人が良いですね。
ペネトレイターを検討中の方へ一言お願いします!
自分がやりたいこと、学びたいことがあれば、それを大事にして仕事選びをして欲しいです。
一方で明確な目標が無い方は、何でもやります精神でチャレンジすると良いと思います。実際に働く中で、自分がやりたいことが見つかることもあると思っています。
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