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「やりたいこと」を叶えても満たされない。そんな葛藤の先にあったのは、OTOGIでの衝撃的な出会いと思考のパラダイムシフト。今回は、完璧主義から脱却し、未経験のHR業界で新たな挑戦に踏み出す川上にインタビューしました。
川上敦史 / プロデューサー
2021年に大学卒業後、地元岡山の総合広告代理店に新卒入社。 MICE事業のプランナーとして、イベントや式典の企画から提案、制作進捗の管理、現場ディレクションまでを担当し、複数のステークホルダーを巻き込みながらプロジェクトを遂行。Wantedlyを通じてOTOGIに出会い、2024年7月にジョイン。
理想を叶えたはずなのに感じた“物足りなさ”
ーーまずはこれまでの経歴について教えてください。
大学卒業までは部活動でソフトテニスに熱中していました。実は中学生の頃から取り組んでいて、気づけば10年近く経ってましたね。仲間たちと一緒に高みを目指して練習に打ち込む日々は、本当に充実していて楽しかったです。
大学を卒業したあとは、地元である岡山の広告代理店に新卒で入社し、約3年間お世話になりました。その後は異業種のHR業界へ転職することを決意し、2024年7月から、OTOGIで新たな挑戦をさせていただいています。
ーー新卒での就職活動はどのような軸で動いていたんですか?
私の場合は、「自分のアイデアや想いをカタチにして、人にポジティブな影響を与えられるかどうか」を、大きな軸にしていました。もともとアニメや漫画、映画といったコンテンツに支えられてきたことが多くて、学業や部活動で行き詰まった時もそうした作品から力をもらうことが多かったんです。
それなら次は、自分自身がアウトプットする側になって、誰かにプラスの影響を与えたいと考えるようになりました。大学時代には、試しに音声配信を始めてみて、自分の話が誰かの役に立ったり喜んでもらえた経験があり、そのとき「やっぱり自分のアイデアを形にして人に届けることが好きなんだな」と実感したんです。
そんな経緯もあって、新卒では広告代理店に入社を決めました。アイデアを駆使して企画を立ち上げるなど、実際に人の心を動かす仕事に携われるのがとても魅力的に感じたんですよね。
ーー入社してみていかがでしたか?
実は、入社して3ヶ月ほど経ったタイミングでコロナ禍の影響から立ち上がった新規事業(コロナワクチンの集団接種事業)にアサインされたんです。広告代理店ならではの企画やプロモーションなど、「自分がやりたかった仕事」を経験できると思っていたので、最初は想像と違う業務内容に戸惑いましたね。
とはいえ、この事業はまさに「いまだからこそ」必要とされているもの。ここでしか得られない経験や学びが必ずあると考え、1年半ほどコミットしました。ただ、その間「このままでいいのか?」という漠然とした不安が拭えなかったのも事実です。自分が思い描いていた理想のキャリアと現実のギャップを痛感するなかで、次の一歩を見つめ直すきっかけになった期間でもありました。
ーー葛藤の多い日々だったんですね。この事業が終了した後はどのような業務に取り組んだんですか?
その後は、MICE事業のプランニングを担う部署に配属されました。ここでは、主にイベントや会議・式典などの企画立案からクライアントへの提案、制作進行、当日のディレクションまで一連の流れを担当しており、これが自分にとって1つのターニングポイントになったと思っています。
というのも、イベントという形ではありますが、企画に自分のアイデアを盛り込み、実際に形にして、お客さんを楽しませることができて。それはまさに、入社前からやりたかった“自分のアイデアをカタチにして人にポジティブな影響を与える”仕事そのものでした。ただ、実際にやってみて感じたのは、「自分がやりたいと思っていたことって、意外とこんなものだったのか」というある種の物足りなさのような感覚だったんです。
ーーやりたいと思っていたことができたのに、そこに物足りなさ?
今思い返すと、イベントというコンテンツに対しての必要性・意義を見出せていなかったからなんじゃないかと思います。入社当時目指していたものと、実際にそれを実現しての心理的なギャップが大きくて、より一層自分の人生やキャリアと真剣に向き合うようになりました。コーチングを受けたり、ひたすら本を読んだりして、自己理解を深めるための努力を続けていた時期でしたね。そういった行動の中で、環境を変える必然性を実感し、転職活動を始めていきました。
ーー転職軸に据えていたのはどんなものでしたか。
「事業内容に自分が共感・納得できる」「MVVやカルチャーへの共感・熱量を感じられる」「ビジネスパーソン・人として成長できる」の3つです。
前職で経験を通じて、自分がイキイキと働けるのは事業内容への納得度の高さが鍵でしたし、学生時代の部活経験から、熱意のある仲間たちと一緒に同じ目標に向かって努力する毎日の充実感を知っていたので、会社が掲げる目標やそこに集う人々の熱量に共感できる場所を求めていました。そして、「成長できる環境」という点も、変化の激しい今の時代を生きていく上でマストな要素だと考えていましたね。ビジネススキルや人間性を高めることが、今後の人生の選択肢や自由度を広げてくれるだろうなと。
直感から確信へ。OTOGIに共感し、変化していく
ーーその転職軸なら、OTOGI以外にもたくさん候補がありそうですね。
その通りで、候補自体はいくつかありました(笑)。自分自身がキャリアについて深く悩んだ経験があったので、同じように悩む人の助けになりたいと考え、HR業界の企業を中心に検討してましたね。
ただ、その中でもWantedlyでOTOGIを知った時、何か他とは違うビビッとくるものがあり、一気に惹かれていった感覚があったんです。特に、OTOGIが掲げる「採用狭報」という考え方。企業の魅力を深く掘り下げてコンテンツ化し、本当に届けたい人に届けることで採用の新しいスタンダードを創ろうとしている点にすごく可能性を感じましたね。新たな枠組みから作り上げ、本質的なアプローチで企業の採用活動にポジティブな影響を与えようとする、そのスタンスや事業の意義深さに強く共感しました。
ーー事業観点以外の転職軸とのマッチ度はいかがでしたか?
ここもかなりマッチしていると感じていました。OTOGIはまだまだ規模の小さい会社です。だからこそ、裁量権を持って働けるイメージも湧きましたし、何よりも一つひとつの仕事や仕組み、制度設計に「深く考え抜かれた意味」みたいなものも感じたんです。フェーズ的に、代表である山本の思想や価値観が色濃く反映されやすいのもあると思うのですが、この環境で仕事に打ち込むことで視座が上がっていくという確信もありました。
あとは、メンバー全員が熱量高く働いていることはもちろん、「どこを目指しているのか」を明言できることにも感動しました。日常的に対話がなされ、お互いを尊重し、思考を深め続けているからこそ、全員が納得感を持って会社の成長に向けて共感できている。私が出会った会社の中で1番転職軸にマッチしていたのがOTOGIでしたね。
ーー人材業界未経験での転職でしたが、怖さはありませんでしたか。
実はそこまで大きな不安はなかったんです(笑)。
もちろん未経験の業界なので、学ぶべきことが多いのは覚悟していました。ただ、OTOGIにはスタートアップとは思えないほどの研修やOJT体制が整っていて、入社してからもしっかりサポートしてもらえるという安心感が大きかったですね。
それに加えて、週に2回、クライアント企業の情報やHR業界の動向に関する勉強会が社内で開かれており、常に新しい情報をキャッチアップできる環境があったおかげで、スムーズに業務に入っていくことができました。
ーー川上さんはどのような仕事をされているのでしょうか。
Wantedly運用代行事業にて、クライアントのWantedly運用を行っており、運用採用戦略の策定から、求人原稿の作成、採用狭報の観点に基づいたコンテンツ制作、スカウト送信、定例ミーティングまで幅広く対応しています。
また、最近では新たに立ち上がっている採用広報事業のにも関わらせていただいていて、コンテンツ制作の質をさらに高めるためのルール設計などを進めています。
ーーOTOGIで働き始めて何か変化はありましたか?
物事の捉え方で大きな変化があったと感じています。以前は、自分の考えや行動に強い自信を持てず、「間違ってはいけない」「完璧でなければならない」という意識に縛られていて。特に経営者などのレベルの高い方を前にすると、どうしても受け身になってしまい、改善しようと努力するも、なかなかそのスタンスを変えられずにいました。
OTOGIに入ってクライアント支援をする中でも、当初は「絶対的な正解を出さなければ」と焦っていたんです。そんな時、代表の山本から受けたアドバイスが、大きな転機になりました。「ビジネスに絶対的な正解はないし、世の中は不完全さで回っている。だからこそ、正解を探すのではなく、不完全でも自分で考えて意思決定し、それを示し続けることが大切なんだ」と。この言葉を聞いて、本当に世界の見え方がガラッと変わったんです。
「完璧じゃなくてもいいんだ」「不完全でも自分の考えを示していいんだ」と、すごく気持ちが楽になりました。もちろん、すぐに切り替えられたわけではないですが、この「不完全さを受け入れた上で、自分なりに公理を定めて意思決定する」という考え方を軸に、今は柔軟に挑戦できているなと。OTOGIには、こういう思考のパラダイムシフトを促してくれる環境があると感じますね。
仲間と共に「採用狭報を採用のスタンダードに。」を実現させる
ーー今後の展望について教えてください。
やはり1番は、OTOGIのミッションである「採用狭報を採用のスタンダードに。」を実現させることです。私自身、元々この採用狭報・採用広報という領域の意義や必要性を強く感じていましたし、実際にお客様からの問い合わせ状況を見ていても、そのニーズが確実に高まっているのを肌で感じています。
最近の候補者は「選職リテラシー」が高まっていて、しっかりと情報収集した上で応募先を判断したり、そもそも応募社数を絞ったりする傾向が強まっていますよね。つまり、企業側がしっかりと情報発信をしていなければ、比較検討の土俵にすら上がれない時代になっている。採用狭報・採用広報は、もはや「やれたら良い」施策ではなく、「必須」の施策へと変わってきているなと。だからこそ、OTOGIがこの分野の第一人者として、枠組みを作っていきたいですし、私自身がその最前線にいたいと思っています。そのために、まずは現在OTOGIで動き出している「採用広報事業」の責任者を担っていけるよう、これからさらに力をつけていくつもりです。
ーーOTOGIという組織に対してはいかがでしょうか?
OTOGIの経営理念である「OTOGIを通して人生と人間性を豊かにする」を自分自身が体現することはもちろん、これから仲間になるメンバーも含め、全員がそれを実感できるような組織を創っていきたいですね。
OTOGIはこれからさらに人数が増えていくフェーズです。だからこそ、今ある良いカルチャーを失うことなく、むしろより強固なものにしていきたい。そして、メンバー一人ひとりが「人生や人間性が豊かになっている」と感じられる状態を目指したいです。そのために、組織づくりについてももっと深く学びたいですし、学んだことを活かしてOTOGIの中で色々とアクションを起こしていきたいと考えています。
事業の目標も組織づくりの目標も、難易度が高く、きっとこれから困難な場面がたくさん待ち受けていると思います。けれど、そんな大変さや難しさも含めて、その道中すらも楽しむ気持ちで前向きに取り組んでいきたいですね!