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環境ではなく、「自分」に期待した選択を 上場企業の内定を貰うも、新卒でスタートアップに入社を決断した理由

本日は、今年4月から、オースタンスに新卒として入社した吉田悠人さんに、入社インタビューを行いました。

まずは、これまでの経歴について教えてください

高校までは仙台で過ごし、大学からは、早稲田大学の理工学部に入学しました。大学1~2年は、ひたすらサークルとバイトの生活をしていましたが、「私立理系一人暮らしという、親にかなりの負担をかけてまで上京したのに、このままで本当にいいのだろうか、、、」とどこかモヤモヤを感じ、在学中に、個人事業主としてオンライン塾事業を立ち上げました。その後、年間450万円くらいの売り上げが立つようになりました。

周りからは、「早稲田すごいね」「事業なんて学生なのにすごいね」「なんでそんなに頑張れるの?」と言ってもらえることが多かったですが、私の中では、自信につながらなかったし、見えない何かに追われて焦る毎日で、朝から晩まで、とにかくPCの前で働いていました。

その後、大学院修士1年生の秋に就活が終わり、Wantedlyで見つけたオースタンスにインターンの応募をして、インターンとして働くことになりました。


ーー吉田さんはもともと、オースタンスに入社予定ではなかったですよね

はい。某SaaSのミドルベンチャーに内定をいただいており、そこで働く予定でした。

心のどこかでは、新卒でスタートアップに入り、チャレンジしたい気持ちもありました。しかし、私個人で事業を起こしたときも、インターンでも、納得できる結果は残せていないと感じていた私には、スタートアップという、全てが自分次第の環境で『やれるわけがない』と思っていました。1社目で育成環境が整っている会社に行き、土台を固めて2社目以降でチャレンジする人が一般的だと思います。自分もそのキャリアの歩み方が適切だろう、と80点くらいの意思決定をしていました。

ーーどのような気持ちの変化がありましたか?

入社が近づいても、気持ちは内定承諾の時と変わらず「100点の意思決定なんて無理。80点の意思決定で仕方ない」と割り切っていました。しかし、オースタンスの方々から「どこに入社しても応援をするが、絶対に納得して決めて欲しい。入社後に自分がHappyになる選択をして欲しい。」と言われました。

確かに、「入社して3年後や、残りの20代、入社して何を達成したら心から自分のことを誇れているだろうか?」を考えたとき、当時の入社予定の会社では全然思いつかなかったんですよね。

80点の意思決定をしてしまったら、自分のなりたかった自分にはなれないし、どんなに入社後、結果を残しても、「自分はあの人と違って全然できなくて、、」と人と比べて、自信が一生つかないだろうなと。そして、30歳や40歳を過ぎて家庭を持つようになり、やがて自分を好きになることを諦める自分が想像できました。

その後、上司の翔也さんや、他チームのマネージャー、人事、代表とも、何度も何度も話しました。特に人事は、勤務時間外にも、かつ夜遅くまで何度も何度も、辛抱強く自分と向き合ってくれて、私の本音を引き出そうと真剣に向き合ってくれました。あくまで会社や人事としての意見を押し付けるのではなく、「一番納得する決断をしてほしい」と私に向き合ってくれました。

あの時向き合った時間がなかったら、結果どこに入社することになっても、心から納得がいく選択はできていなかったと心から思います。


ーーオースタンスに入社を決めた理由は何でしたか?

「環境に期待するのではなく、自分に期待する意思決定」が必要だと心から感じ、オースタンスへ入社を決めました。

まだ社員も20名弱で、不安はもちろん大きいですが、私が、自分のことを好きであり続けるには、他人に整えられた環境ではなく、環境を作る側で成長していくことが必要だと、確信していました。

起業や他のスタートアップの選択肢もありますが、オースタンスの掲げるビジョンや、ビジョンに紐づく事業内容、何よりオースタンスの人の良さ。これら全てが、辛い過程も楽しめるし、乗り越えたいと思い、入社を決意しました。

ーーオースタンスでチャレンジすることはなんですか?

オースタンスの人たちや、目指すビジョン、取り組むシニア事業の価値を、社会にもっと届けていきたいです。それを目指す自分でないと、自分に誇れません。そのためなら、飛び込み営業でもテレアポでもゴミ捨てでも、なんでもやると思えています。

オースタンスを選んだことが「正解だった」と数年後、10年後にも思えるために、入社予定だった会社で起こすはずだった社会的インパクトを、オースタンスが挑戦しているシニア市場で起こしたいと思っています。

個人としては、まずはインターン時と同様、マーケティング支援の法人営業や、B2Bマーケティングを中心にチャレンジしていますが、いち早く社会にインパクトがある事業を作り出し、「自分の周りの人だけでなく、自分に接点がない人にも良い影響を与えられる人」「ふと振り返った時に失敗経験も含めて自分の人生に意味がつけられる人」を目指しています。



ーーこの就活を経て、感じたことはなんですか?

悩めたことそのものが、価値あることだと思っています。今まで、受験や部活、個人で起こした事業、インターンなどたくさんことを経験し、没頭してきましたが、どこか自信がつきませんでした。どんなことを達成しても人と比べて、「自分はダメだ」と卑下して、毎日何かに追われるように焦り、見えない何かを掴みにいくような感覚で、正直辛かったです。

でも今回の決断を通して、今までの成功も失敗も、全てに意味があり、初めて、自分を少しだけ好きになれています。

「今できないことがあっても、数年後にもできないとは限らない。」一見失敗に見えることでも、全てに意味があると思えています。こんな物事の捉え方になれたことは、自分が一番驚いています。(笑)でも、この考え方を得たことで、この先どんなに辛くて、できないことがあってもなんとかやっていけるし、一見「できない」と思うことでも挑戦したいと思えています。本当にこの決断ができてよかったです。

ーー自分のキャリアに悩んでいる人にひとこと

人生は一度しかないから、自分が数年後Happyになれる、怖いけど本当は選びたい道のことを真剣に考えてみて欲しいです。

前提として、進路には正解がなく、どんな状況でも自分が幸せになれる道が、最良だと思います。ベンチャーやスタートアップなど、一見リスクがあり周囲から反対される場合でも、自分の可能性を信じて頑張りたい、と思っている方がいらっしゃるかもしれません。

私自身も同様で、親の反対を押し切り個人で事業を始め、その後はオースタンスで1年半のインターンをし、この環境でチャレンジしたいと思いつつ、不安があり、もう少し大きな規模の会社を選んでいました。

「点じゃなくて線で見る」

この決断を通して、尊敬する先輩から教わった言葉です。今できないことが将来できないとは限りませんし、難しいことは1、2回の挑戦で成功することはまずありません。そのため、今できなくても、失敗や遠回りが将来に繋がっていると感じます。

もしこの記事を読んで、少しでも共感してくれたら、ぜひ僕や、オースタンス人とも話してみてほしいです。どんな選択をしても、この記事を読んだ全ての人がHappyになることを祈っています!


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