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社長席は要らない?!社長席までも “フリーアドレス” な次世代型の働き方は、社内に社長基準を浸透させる。


みなさんの会社の社長は、いつもどこで働いていますか?

一般的には、フロアの一角に設けられた社長室と言われる部屋か、フロア全体を見渡せるような位置にある社長席で仕事をしているかと思います。


その一方で、決まった席はなく、社員は自由に空いている席に着いて仕事ができる “フリーアドレス” という新しい働き方が広まりつつあることはご存知でしょうか!

参照:『働き方改革で注目のフリーアドレスオフィス。いまさら聞けないそのメリットと導入に必要なモノとは?』


さすがに浮き輪の上で仕事はできませんが、先日弊社が運営する社長インタビューサイトONLYSTORYの取材で伺った株式会社デジタルアイデンティティでは、代表取締役社長である鈴木氏の社長席までもフリーアドレスという斬新な働き方を実践しているのだとか・・・!



◆ 社長席は、社員との距離が遠すぎる。

鈴木社長の斬新な働き方が垣間見えたのは、社員から愛される会社づくりについて伺っていた時のことでした。

鈴木社長

「パソコン1つあれば、仕事はどこでもできますよ。空いてる席にすっと座って。弊社では、いわゆる “社長!” みたいな線引きはあまり無いんですよね。」


思わず、二度見ならぬ二度聞きしてしまいそうになるくらい、斬新な印象を受けました。

だって、数年前に私が新卒で入社したある大手企業は、立派な社長席を設け、1日中同じフロアで過ごしていても社長の顔を見ない日もあるくらいでしたよ?!


当時は、社長という存在は別世界の人のように思えて、「最近どうだ?職場や仕事は?」と聞かれても、正直なんと答えたらいいのかわかりませんでした・・・。


そのような環境では社長と社員との間に “ズレ” が生まれていく、と鈴木社長はいいます。

鈴木社長

「社員数が増えてきて、僕の中で社員とのズレを感じる場面が出てきたんですよ。そうした時、みんなの本音や生の声に触れて仕事をしていくことが社長として絶対に必要だと思っていて。」


社員の方々からすると、はじめは「社長の隣で仕事をするなんて・・・」と緊張される方もいるかもしれませんね。しかし、それくらいの距離で仕事をするからこそ社長には見えてくるものがある。

鈴木社長

「例えば、愚痴や独り言をポロっと言っているところを見かけたら、「どうしたの?」と聞きますね。そうやって話を聞くと、今の現場の状態がリアルな視点で理解できる。」



◆ いつの間にか、マネージャー社員が育ってきた。

そのような社内環境で仕事をしているうちに、社員側にも大きな変化があったといいます。

鈴木社長

「実は、こういうことを繰り返していく中でマネージャーが育ってきたんです。

例えば、『今の、バッサリ言い過ぎじゃない?ああいう言い方をすると、彼女はどういう気持ちになるか考えたことないでしょう?』という感じで、1つ1つ私が気づいた瞬間にその場で教えるわけですよ。すると、社員も『あ!なるほど。』となる。


これには、お話を伺っていた私自身も「なるほど!」と膝を叩かずにはいられませんでしたね。

一般的には、マネジメントを学ぼうとしたら、身近な先輩社員を見て学ぶかセミナーや研修に出向くかじゃないですか。社長レベルの気配り・心配りの意識やマネジメント術というものに社員が触れる機会なんてめったにない。

それが、社長席さえもフリーアドレスな環境で働いていると、身近なところで働く社長から自然と“社長基準のモノサシ”をインストールできるということになります。


マネジメントに欠かせない社員の声を間近に聞くことができ、マネージャークラスの社員には高い基準のマネジメント意識が根付いていく、と。

一見斬新すぎるようにも思える社長席を持たない働き方というのは、そう遠くない未来の次世代型の社長の姿だったのかもしれませんね!


とはいえ、社長と聞くとお忙しいイメージがありますが、そういった意識を持ち続けていくことは大変ではないんでしょうか。

鈴木社長

「たとえ社員が1000人になっても、僕はやってると思います。

諸先輩の経営者の中には『それはお前のやることじゃない。』と言う方もいますが、人事部が無い弊社では今いる社員たちというのは僕のメッセージを直接受け取って来てくれたメンバーなんです。だから、こうしてやり続けるのも僕の責務かなというふうに思ってるんです。

これからも、社員たちには常に僕の声を届けることができる距離から『世の中にない会社を、自分たちで、今、一緒に作っているんだ。』というメッセージを伝えて続けていきたい。」



◆ ビジネスマンである前に、友達になれる人であれ。

今回取材に伺った株式会社デジタルアイデンティティでは、採用活動を行っているということで求める人物像についても伺いました。

鈴木社長

「僕はよく面接官にこう話しています。

ビジネスマンの前に人なので友達になれるやつ、人として付き合いたいというやつを採用しろ、と。

株式会社デジタルアイデンティティでは、仕事で付き合う人たちとの関係はもちろんのこと、定期的な部活や懇親会、違う部署の上司とランチに行ける制度などを通して、部署を越えて社内全体でも人間関係を大切にしていますからね。

その辺りは、オフィスの雰囲気を見てもらえたらすぐに分かって頂けると思いますよ。

私たちの雰囲気やカルチャーに合う方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に働いてみたいですね!」


気になる方は、ぜひ一度下記URLより株式会社デジタルアイデンティティの採用情報・SNSを覗いてみてください^^


【会社情報・記事情報はこちら。】

▼株式会社デジタルアイデンティティ HP

https://digitalidentity.co.jp/careers/

▼ONLYSTORY インタビュー記事URL

『全てに応えるデジタルマーケティングパートナー 〜社長席を持たない斬新なマネージャーの育て方とは?〜』 | 株式会社デジタルアイデンティティ(鈴木 謙司)


執筆・山崎

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