はじめに
ONE-VALUEでは、日本の大学生を対象にした海外インターンプログラムを実施しています。
今回ご紹介するのは、ベトナムでの滞在中に「食」を通じて文化の奥深さを実感した学生の体験です。フォーやブンチャーといった定番料理から、少し珍しい食材まで、実際に味わった経験を語ってもらいました。
1️⃣ ベトナム料理の多様性に驚く
インターン生が最初に体験したのは、ベトナムを代表する麺料理「フォー」。日本でもよく知られていますが、現地では牛肉や鶏肉だけでなく、山羊肉を使ったフォーも食べられています。
「透き通ったスープに米麺がからみ、日本のラーメンのような重さはなく、朝食としても食べやすい」と話してくれました。
また、ハノイ名物の「ブンチャー」は炭火で焼いた豚肉を甘酸っぱいタレに浸し、米麺と一緒に味わう料理。炭火の香ばしさが広がり、現地でしか味わえない特別な一皿だったそうです。
さらに中部フエ地方の名物「ブンボーフエ」は辛味と奥深いスープが特徴的で、「同じ米麺でも、地域ごとにまったく違う個性がある」と感動していました。
2️⃣ 意外なおいしさとの出会い
ベトナムでは肉料理の種類も豊富です。中でも印象的だったのが「カエル料理」。
「唐揚げにすると鶏肉に似たあっさりとした味わいで、鍋に入れると旨みがスープに溶け込み、意外なおいしさに驚いた」と振り返ります。
また、野菜料理として必ず出てくるのが「空芯菜のニンニク炒め」。シンプルながら香り高く、食卓に欠かせない定番料理として親しまれています。
3️⃣ 食を通じて感じた文化の深み
ベトナムの食文化の中心には「米」があります。フォーやブンチャーといった麺料理、カエルや豚肉の料理、そして素朴な野菜炒めまでもが、米を主軸とした食生活に根付いています。
インターン生は「食べ歩き自体が文化体験であり、人々の暮らしや価値観を知るきっかけになった」と話しています。観光スポットを巡るだけでなく、食事そのものがベトナム理解の重要な入口になったようです。
おわりに
ONE-VALUEのインターンシップは、ビジネスの現場体験にとどまらず、生活や文化を肌で感じることも大きな学びとなります。今回の食文化体験記はその一例です。
「異国の食を通して価値観が広がった」という学生の声からもわかるように、海外での挑戦は視野を大きく広げるきっかけになります。
ベトナムでのインターンに興味を持った方は、ぜひ私たちと一緒に新しい挑戦を始めてみませんか?