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「本当に必要とされているサービス」を最前線で作れる喜び。

今回は、おいしい健康のディレクターチームのリーダーとして活躍する松岡さんと武田さんにインタビューしました。

松岡さん 大学では経済学の勉強を勉強していたのですが、家族が病気を患ったこともあり、ヘルスケアに興味を持ちました。その頃はiPhoneが出てあまり時間が経っておらず、アプリがどんどん生まれていたタイミングだったので、友人のエンジニアとヘルスケアに関するアプリを作ったんです。減塩の料理を出しているお店を探すものだとか、健康診断をプレゼントするアプリだとかそういったものだったんですけど、それはあまりうまくいかなくて(笑)。大学2年の頃に、クックパッドにヘルスケア事業部があるというのを知って、インターンを経てクックパッドに入社しました。入社してからはヘルスケア事業部ではなく新規事業で、ユーザー投稿型の料理動画アプリなどをつくっていたのですが、やはり家族の問題を解決したい、ヘルスケア事業をやりたいと思い、おいしい健康にジョインしました。

武田さん 私は新卒で銀行に就職しました。そこで2年ほど働いた後、2006年にクックパッドに転職。その頃のクックパッドはまだ10人くらいしか社員がいない小さな会社だったので、当初は営業のサポートということで入ったのですが、バナー広告の配信とか、アスクルで備品の発注とか本当いろんなことをやりましたね(笑)。5〜6年経ってから社内で配置換えの話があり、ディレクターになりました。その後、「ヘルスケア事業部」が立ち上がり、それがそのままおいしい健康となり、今に至ります。なので、おいしい健康の初期からいるメンバーです。

ーー銀行からクックパッドに転職とは、大きなチャレンジだったのでは?

武田さん 「自分にしかできない仕事」がある環境に身を置きたいと思ったのが、転職の一番の理由です。また、小さな頃から食に対する興味があり、教科書にのっている栄養成分表とかをみるのが好きだったんですね。家でもお菓子を作ったり、親が味噌や米などの調味料や食材を変えたらすぐに気づいたりとか。親にとっては面倒な子ですよね(笑)。

食は人を作るベースとなるものなので、それをとことん突き止められるおいしい健康で仕事ができているのは嬉しいですね。

ーー具体的にディレクターとはどのような仕事をされているのですか?

松岡さん サービス開発ディレクターという役割になります。事業を前に進めるプロダクトを設計し、開発の道筋をつけて開発を進めていくというとわかりやすいでしょうか。

まずはコンセプトメイクといって、コンセプトを作り上げていきます。

これは誰の何の問題を解決するものなのか、世の中をどのように良くしていくものなのかというのを徹底的に噛み砕いて、文章で表現します。

これって、本当に作る意味あるのか?というところまで立ち返って、この事業を作る意味を考えていきます。

次はコンセプトメイクされたものを、「ここにはこんなボタンが必要だな」とか、「ここに写真があったら分かりやすいな」といったように、手書きで二次元のビジュアルに落とし込んでいきます。この手書きのものをペーパーモックと言います。

世の中の他のサービスを参考にしながら、色々と考えていく作業です。武田さんと意見交換しながら、進めていきます。

手書きだけでは、スマホで触ったときの体験とは全く異なるので、実際のアプリで使われているような写真やボタンなどといったものを使ってワイヤーフレームを作っていきます。ここまで進めたら、エンジニアやデザイナー、管理栄養士、編集チームなどにもみてもらって、色々と意見をもらいます。

全くなにもなかった状態から、各チームと相談して「これでいきましょう!」となるまでが我々の一番大きな仕事ですね。

武田さん ここからは、エンジニアやデザイナーと調整し、実装していきます。リリース後は、ユーザーにどのように使われているかというのが数字でわかるので、再調整や改善をすすめていきます。

ーーまずは、お二人で色々とやりとりしながら形にしていくんですね。お二人はどのようにやりとりをしているのですか?

武田さん 対面でやれれば一番なのかもしれないのですが、今は新型コロナの影響でリモートワークが進んでいますし、私が育児中で時短で働いていることもあって、FigmaやSlackというツールを活用しています。

松岡さん ツールを活用するおかげで「今こんな事考えているんですけどどうでしょう?」といったような雑談的なコミュニケーションも気軽にできるので、スムーズに仕事が進められます。

ーーお二人にとって、おいしい健康でディレクターとして働くメリットとは何ですか?

松岡さん 会社が成長しているので、挑戦できる機会がたくさんあるのが一番ですね。開発ディレクターってその機会がないと成長はできないんです。

既に大きなプロダクトがある場合、そもそもの機会が少ないだけでなく、役割の範囲が限られてしまうので幅広いスキルを磨くのはとっても難しい。

その分、おいしい健康はまだ新しい会社なので、作らないといけない新規の機能やサービスがたくさんあり、ディレクターの成長に必須である「場数を踏むこと」には適した環境だと思います。仕事をこなしていくことで、自分自身も成長していけます。

もう一つは「本当に必要とされているサービス」を作ることができることですね。

自分の作っているものが、食事に困っている誰かのためになっているというのをすごく実感することができます。社会への貢献度はすごく高いと思っています。

武田さん 老舗の会社は、もうビジネスの基盤が出来上がってしまっているので、そこで新しいものを作るというのは大変なことですよね。おいしい健康はまだまだ社の歴史が浅いので、将来、会社のベースとなるようなものを、自分たちの手で作っていけるという喜びがあります。

ーーディレクターに求められるスキルってなんだと思いますか?

松岡さん ディレクターって自分が前に進めていかないといけない職種です。なので「自分の後ろには誰もいないんだ!」くらいの意気込みを持った人と一緒に働いていきたいですね。

武田さん プロダクトを作っていくスキル、というと難しく聞こえてしまうかもしれませんが、自分のやりたいこと、作りたいものをきちんと整理して構造化できることはとっても大事。そうでないと、エンジニアに「ここどうなってるの?」とか「これは実現できないよ」とか、めちゃくちゃ突っ込まれてしまうので(笑)。

松岡さん そうですね。あとはエンジニアやデザイナーなど各チームと連携して仕事をしていくので、チームとして成果を出すスキルも大切ですね。

おいしい健康のディレクターの仕事の特徴として、栄養士さんとコミュニケーションをとることが多い、というのがあります。栄養士さんたちの熱意をどうすくい上げて、おいしい健康のサービスに活かしていくか、どう形にしていくかは我々ディレクターにかかっています。広い視点を持ち、様々な意見に耳を傾け、取り入れていく柔軟性が求められますね。

武田さん こんなに栄養士さんと密に仕事をできる環境は珍しいかもしれませんね。幅広い経験をつめるというのも、おいしい健康で働く魅力の一つかもしれません。

松岡さん 「こんなサービスを作って、社会貢献していきたい」と思うものを、一緒に形にしていきませんか? 挑戦する機会にあふれている会社だからこそ、自分がやりたいことに取り組んでいけます。経験豊富な方はもちろん、未経験の方も募集しています。あなたのご応募をお待ちしています!

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