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改めてヌーラボの基本情報をまとめてみた(その1) ~開発編~

ヌーラボのikikko、Angelaです。

最近社内で話しをしていて、「ヌーラボの当たり前って、世間の当たり前とは違うんじゃないか」ということに気づき、改めてヌーラボの基本情報をまとめてみようということになりました。

今日は、中でも開発にまつわる情報をまとめていきたいと思います!
今後、どんどんシリーズ化して行く予定なので、どうぞよろしくお願いします!!

▼開発チームは、世界に散らばる

開発チームは主に4つのプロジェクトに分かれています。また、開発拠点も国内3拠点+ニューヨーク、アリゾナの5拠点に分かれています。しかし、拠点とプロジェクトを特に紐づけていないので、現在は、下記のような状態で開発に関わっている人が散らばっている状態です。

※アリゾナは、支社はなく、リモートで仕事をしている社員が1名います。

よって、「どこのチームに拠点しても、チームの誰かと会えない状態」が当たり前になっています。そのため、基本的には希望した拠点に所属してもらうようにしています。

「今は東京にいるけど、将来的には福岡に帰りたい…」

という希望にも対応できます!

▼開発環境はプロジェクトごと

現状、開発環境は下記のようになっています。
プロダクトによっては、長い歴史の中で言語を変更したものもあります。
そういった技術に関わる変更は、基本的にエンジニア組織内で、発案・検討しています。

ちなみに、CacooはFlashからHTML5に移行中です。


▼社員の約8割がエンジニア

7月20日現在、エンジニアは全体で、

49名。

日本にいる約60名のうち、大半がエンジニアです。

▼開発の進め方

要件決め

ヌーラボには、企画担当や、セールス、ディレクターと呼ばれる人が社内に全くいません。要件定義だけする人もいません。そのため、エンジニア一人ひとりが「何を」「どのように」開発するか、を決める会話に参加して、自分たちで決めています。

スプリント

一部のチームではスクラムを導入しており、1-2週間のサイクルで開発が進みます。

ドッグフーディング

プロダクトはまず自分たちで使って試す。それから世の中に出すのがモットーです。

プルリク & コードレビュー

コードはBacklogのプルリク機能を使ってしっかりレビューしています。

▼開発ツールなど周辺環境

開発マシンは、入社時にほしいものを

基本的に自分がほしいマシンを使ってほしいと思っておりますので、入社時にほしいマシンスペックを個別に聞いて、購入しています。最近は、Macbook Pro+外部モニターを使う人が多いです。

コードの管理はBacklogのGit機能で

BacklogにはGitホスティング機能があります。自らもBacklogでコードを管理しています。

IntelliJは全員に

基本的に開発で用いているツールなどは、開発者個人の好みのものを使ってもらっているため、戦争はおきません。大半の社員は、IDEとしてIntelliJを使っており、会社で有償アカウントを取得して使ってもらっています。

Screenheroでペアプロ

Backlogの一部のチームでは、ペアプロを取り入れています。ペア相手が東京 - 福岡と、離れていることもあるため、その場合は、Screenheroというツールで画面を共有して進めています。

※Screenheroは、共同作業する相手のアカウントとアプリケーションを指定するだけで、2者が同じ画面を見ながら、同じアプリケーションを操作できるSlack社のサービスです。

(ただ、弊社はTypetalkという自社プロダクトを社内チャットで使っているため、Slackは使用していません。Screenheroが使いたいがためにSlackも契約しています🙈🙈🙈)。ちなみに、ヌーラボの開発者の1次面接でも、ペアプロを取り入れています。


▼社内勉強会

不定期で、自主的に勉強会を行なっています。最近の勉強会の事例を幾つか紹介します。

モブプロ

Backlogの新規機能のプロトタイプを作っているチームなどで、モブプロにトライしています。わからない部分は解消されやすいし、チームの会話も生まれて、チャレンジとしては良好みたいです。

トライしてみたチームの感想などは、ブログにまとめています。

夏到来!みんなで飛び込もう モブプログラミング の海へ!!〜Backlogチームの場合〜 | ヌーラボ
こんにちは! Backlog 開発チームの金です。最近、Backlogチーム内で モブプログラミング (以下、モブプロ) ブームが到来しています。そこで今回は、東京、京都、福岡の分散拠点で実施した「ペアプロもあまり経験したことのない初心者が モブプロ に取り組んだらどうなるのか?」というハラハラドキドキな実験の結果をレポートします。 モブプログラミング (Mob programming)とは、チーム全員が同じ時に、同じ場所で、同じコンピュータ上で仕事をするソフトウェア開発手法です。 エディターやIDEを操
https://nulab-inc.com/ja/blog/nulab/mob-pro/



TDD

TDDについては、t-wadaさんにわざわざヌーラボ本社までお越しいただき、ワークショップを開催していただきました。取り組みはこちら👇のブログから。

テスト駆動開発 (TDD) の第一人者、和田卓人(@t_wada)さんによる社内エンジニア向けセミナーが行われました! | ヌーラボ
こんにちは! Meggyです。2017年6月9日(金)、ヌーラボのエンジニア向けに、 和田 卓人 さん( @t_wada さん)による テスト駆動開発 のセミナー・ペアプログラミング実習が行われました! 日本のテスト駆動開発( 以下、TDD ) の第一人者である和田さんによるセミナーとあって、エンジニア陣はわくわく。当日は、福岡オフィスと京都・東京オフィスをオンラインで繋ぎ開催しました。 テスト駆動開発 ( TDD :test-driven development ) とは、「①まず最初に、各機能に必要
https://nulab-inc.com/ja/blog/nulab/test-driven-development-seminar/



Scalaでミニゲームを作ってみる

フランスからヌーラバーになるために来日してくれたJalalがやってくれている週1の勉強会です!社員発信で勉強会をすることも多々あります。拠点限らず中継を繋いでみんなで参加することもしばしば。

UX勉強会

先日、ヌーラボのグローバルオールで行われたGeneral Meetingの際は、ニューヨークチームのデザイナーメンバーによるUX勉強会を行いました。もちろん講義は英語です。


▼社外勉強会

ここ1年間でも多くのイベントに弊社の社員が登壇しました。
一部ではありますが、登壇実績をご紹介します。

Scala福岡

Scalaのプロダクト導入事例がまだ少なかった福岡で、ヌーラボやクラスメソッド社の有志メンバーで立ち上げたイベントです。今年は7月29日(土)に福岡で開催します。

※まだ参加申し込みは間に合いますよ!!👇👇👇👇👇👇👇👇

昨年の登壇の様子
Play Framework 2.5 でつくる Web アプリケーション/吉澤毅


PyCon Taiwan

国内のみならず、海外のカンファレンスにもTypetalkチームから中村が登壇しています。

enjoy type hinting and its benefits


Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2017

Backlogのスクラムマスター@ikikkoが登壇しました。

▼DIY実績

ヌーラバーは、自分たちが使うものをなんでも自分で作り出す習性があります。

Monster Doc

このアプリは、ヌーラボの社員ウッディーが開発してくれたエディタです。社内ブログの下書きなどもこれを使ってやる人が多いです。マークダウンでさくさく書けて、社内共有するのがとても簡単です。こういう自分たちで使うツールを、自分たちでつくっちゃうDIY精神は、ヌーラバーっぽいところです。プロダクトもその発想から生まれたものばかりです。


勤怠管理アプリ

ヌーラボ社内の勤怠管理アプリ「Hello Goodbye」は、以前社員が開発してくれたものです。

※現在は諸般の事情で利用停止中です…!

New Versionがそろそろお目見えするとかしないとか・・・。


手ぬぐい(?)

京都支社は、新入社員が入社するたび、DIY研修をするのが慣例です。

つい最近作ったのが、手ぬぐいです。


そもそも、京都支社は、オフィスを作った過去があります。


その他、福岡本社ではCafe Spaceにあるダーツをもっと楽しく遊べるように、ダーツアプリ(!?)を作ったりと、ヌーラバーはDIYを楽しんでいます。



いかがでしたでしょうか。少しはヌーラボのことが伝わっていると嬉しいです!

現在は、こんな会社ですが、明日はちょっと違うかもしれません。来年は全然違うかもしれません。

ヌーラボでは、そんな変化も楽しめるような方を募集しています!

お気軽に遊びに来てください!

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