はじめましての人もそうでない人もこんにちは!
漫画大好きっ子40歳。ナンバーナインの小林です。
ナンバーナインでは日本一の漫画IPパブリッシャーを目指すためには取締役も含めたナンバーナインで働くすべてのメンバーの成長が必要不可欠と考え、挑戦と抜擢による成長促進の文化形成(「ALL GROW UP」をスローガンとした育成方針)に力を入れています。
ちなみにこの「ALL GROW UP」の方針は今年の3月に行ったMGR合宿で決めました。そこでの意思決定から2ヶ月。現在はALL GROW UP施策として様々な取り組みを行っております。
3月に行ったMGR合宿の様子
ALL GROW UPの取り組み
そんな中、社長である私の肝いりプロジェクトとして始動したのが今回ご説明するヤングナインになります。
ヤングナインとはなにか?
ヤングナインとは新卒や中途に関係なく、ナンバーナインで働いている20代のメンバー(20歳〜29歳まで)の中からバリュー・リーダーシップ・結果の3点で評価を行い、上位の9名に選ばれたメンバーのことです。ヤングナインは毎年選定することとし、毎年入れ替わる可能性があります。
ヤングナインに選ばれると、ストックオプションを付与すると共に人事評価でヤングナイン専用の特別評価を行います。その代わりヤングナインに選ばれたメンバーは若手のお手本としての振る舞い(リーダーシップ)が求められ、新卒採用の面接官として面接に出席したり、新卒のメンターとして相談に乗ってもらったりと通常業務以外の仕事(新卒育成が中心)が増えます。
ヤングナインは名誉の制度であり、辞退することも可能です。辞退した場合もストックオプションの付与は行いますが、辞退した場合は人事評価の特別評価はありません。
すべては20代の中から役員クラスを選出するために
ヤングナインとは、突き抜けた個を生み出し、突き抜けた個の存在によって全体のレベルを底上げする施策です。
ヤングナインのセンターピンは「出る杭を伸ばす≒経営者を育てる」であり、最終的な目標として20代で役員クラス(執行役員以上)を1名以上選出することです。
ナンバーナインが新卒採用を正式にスタートさせたのが2022年からになるのですが、新卒採用をスタートしてから10年という節目である2031年までには20代から役員クラスを最低でも1名選出したいと考えています。
ヤングナイン導入の背景
もともとヤングナインの構想自体は3月に行ったMGR合宿前から考えていました。日本一の漫画IPパブリッシャーを目指すためにはボードメンバーの世代交代と次世代の経営者候補の育成が必要不可欠だと考えていたからです。
最初はあくまで名誉の制度でした。期待している若手メンバーにわかりやすく期待しているよと伝えるための制度(20代の将来有望なメンバーにストックオプションを付与するための制度)として考えていたためです。
しかしMGR合宿を経て、幹部育成のため(突き抜けた個を生み出すため)には思い切った抜擢が必要だと考え、世代を2つ超えた組織をつくるためにもヤングナインのセンターピンを「経営者を育てる=20代の中から役員クラスを選出する」に変更しました。
私自身、40歳になったいまが経営者として全盛期に入ったという感覚があります。気力・体力・経験・知識・行動力。いまが一番脂が乗っていると思っています。
日本一になるために世代交代をする
だからこそ私の次の世代のボードメンバーである副社長の荒井くんや取締役COOの工藤くんが40代のうちに世代交代しようと考えています。そして荒井くんや工藤くんもまた次の世代に志と経営を引き継いでいって欲しいと考えています。
笑顔がとても素敵な副社長の荒井くん(32歳)
熱量に定評のある取締役COOの工藤くん(31歳)
幸いなことにいまのナンバーナインには荒井くんや工藤くんを筆頭に非常に優秀な次世代のメンバーが揃っています。だからこそ、その次の世代をいまから育て、世代を2つ超えた組織作りをしようと考えました。
そして経営者を育てるのであれば社長である私がしっかりとコミットし、明確なルールとして社内に浸透させようと考えました。
ヤングナインの狙い
繰り返しになりますが、ヤングナインとは突き抜けた個を生み出し、突き抜けた個の存在によって全体のレベルを底上げする施策です。次世代の経営者を育成すると共に、その過程や結果によってヤングナイン以外の他のメンバーのレベルも底上げしていきたいと考えています。
健全な切磋琢磨が成長を加速させる
ヤングナインのメンバーを9名にしているのにも理由があります。これは私のバイタリティの源泉でもありますが、健全な切磋琢磨が成長を加速させると考えているからです。
ヤングナインを選出することで、いい意味で競争と刺激が生まれて欲しいと願っています。それはヤングナインに選ばれた9人の中でも更に切磋琢磨して欲しいと思っていますし、毎年選出するメンバーを変更するからこそヤングナインに選ばれなかった20代のメンバーにもヤングナインに選ばれることを目標に頑張って欲しいと考えています。
ナンバーナインで働くメンバーは戦友です。よき仲間でありライバルであって欲しい。仲間の足を引っ張るのではなく、助け合いお互いを引き上げていく存在であって欲しいと考えています。
そして意欲ある若手に急成長を与えられる組織でありたいと思っています。それこそが世代交代する意味に繋がりますし、日本一の漫画IPパブリッシャーを目指す上で必要な要素だと確信しています。
20代で役員クラス(執行役員以上)になる人の素養
実はナンバーナインでは20代で役員になったメンバーが2人います。それは副社長の荒井くんと取締役COOの工藤くんです。(就任当時は荒井くんが取締役COOで、工藤くんが執行役員でした。)
そんな2人の共通点というか、20代で役員クラスになる人の素養は以下の4点だと考えています。
1、圧倒的当事者意識(会社の成長を自分ごと化できる)
2、他者が納得する結果(この人が上がるなら仕方ないと思わせる実績)
3、人望(リーダーシップ)
4、自信(最初は根拠のない自信でもOK)
小林調べ
ヤングナインのメンバーはバリュー・リーダーシップ・結果の3点で評価を行い選出します。そしてヤングナインに選ばれることで自信をつけて欲しいと考えています。
具体的になにをやるか?
ヤングナインに選ばれたメンバーには普段の業務にプラスして以下の業務に取り組んでもらいます。また、ヤングナインのメンバーは若手のお手本としての振る舞い(リーダーシップ)が求められ、結果に関しても100%ではなく120%以上のハイ達成を目指してもらいます。
ヤングナインに選ばれることは名誉であると共に試練でもあるのです。
現時点でヤングナインのメンバーに具体的に任せるミッションは以下になります。
・新卒のメンター
・新卒採用の面接官
・ヤングナイン合宿への参加(年2回程度を想定)
・「漫画家ミライ会議」の運営
・新しいイベント or 制度の立ち上げ
今後更に増える可能性は大いにあります。
特に最後の「新しいイベント or 制度の立ち上げ」に関してはしっかりと年間予算を用意し、ヤングナインに選ばれた9名を中心に最後までコミットしてもらう予定です。
ヤングナインを通して若手に期待していること
ヤングナインを通して若手に期待していることは以下の4つです。
1、健全な切磋琢磨による成長
2、自分で考え、自分で決断し行動すること
3、自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えること
4、権限と責任の訓練
繰り返しになりますが、ヤングナインはALL GROW UP施策のひとつです。これは次世代経営者育成のためのプログラムです。
経営者の仕事のひとつは決断することです。失敗しても良いから決められたレールの上で判断するのではなく、0から自分たちで決断する経験を積んで欲しいと考えています。
会社員から経営者になるためにはマインドチェンジする必要があります。会社員の延長線上に経営者があるのではなく、経営者になるためには一度生まれ変わる必要があります。
大いに悩み、大いに苦しみ、大いに楽しんでください。
ヤングナインを通して『BUNGO -ブンゴ-』のような爆発的成長(エクスプロウシブ・グロウス)をするメンバーが一人でも多く生まれることを切に願っています。
次のヤングナインは君だ!
今回ヤングナインに選定したメンバーは暫定メンバー(第0次ヤングナイン)になります。勿論、暫定だからといって忖度して選出した訳ではありません。
しかし次世代の経営者候補という目線で選出した訳ではありません。
ヤングナインは期の始まりである11月に毎年9名選出します。今回選ばれなかった20代のメンバーは11月から正式にスタートする第1次ヤングナインに選ばれるように頑張ってほしいと思っています。
ヤングナインに選ぶメンバーに社歴は関係ありません。今年の4月に入社したばかりの26新卒の中から選ばれるメンバーが出てきたら面白いなと思っていますし、10月入社の中途社員にも可能性があります。
大事なことはヤングナインに選ばれてやるという強い意志です。その強い意志こそが健全な切磋琢磨に繋がり、会社の成長に繋がると信じています。
そしてどうやってもヤングナインに選ばれることができない30代以上のメンバーは、ヤングナインではなく普通にナンバーナインで上(グレード4以上)を目指してください。若手の成長を一緒に喜び、自らは先輩として常に若手の先を歩んでください。頼れる中堅メンバーがいるから若手育成ができるのです。
大丈夫、グレードが上がれば(グレード4以上になれば)普通に中堅メンバーにもストックオプションを付与しますから!!!!
ナンバーナインのValueである「チームで勝つ」ためにALL GROW UPの精神で若手を育てていきましょう。それが必ず会社の大きな成長に繋がると考えていますし、ナンバーナインで働く一人ひとりのキャピタルゲインに繋がると信じています。
ナンバーナインは真剣に日本一の漫画IPパブリッシャーを目指してします。
いまからでも遅くありません。僕たちを一緒に切磋琢磨しませんか?