ニジボックスのリモートワーク制度。出社頻度を設けていないからこその工夫や実態
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こんにちは!ニジボックス採用担当の鈴木です。
ニジボックスでは働き方の選択肢を広げ、生産性を高めるためにリモートワーク制度を導入しています。自宅や会社指定の就労場所などを使い分け、働く場所の柔軟性を実現しています。
※職種や雇用形態に関わらず、全ての従業員がリモートワーク制度を利用できます。
※出社日や出社頻度は設けておりませんが社内イベントや研修、業務上の必要性から出社の業務指示が出るケースもございます。
リモートワーク制度について採用サイトや求人票でもお伝えしていますが、「実際にどんな働き方ができるのか」「孤独にならないのか」「どうコミュニケーションを取っているのか」といった不安の声が選考中や内定後に寄せられることも少なくありません。
この記事ではニジボックスのリモートワーク制度による働き方の実態やコミュニケーションの工夫を実際に働くメンバーの声を通して、よりリアルな働き方のイメージをお届けします!
リモートでも“つながる”ための工夫
リモートワークで懸念されがちな「孤独感」や「ふと困ったときに相談しにくい」、「雑談しにくい」などを防ぐため、一例として以下のような取り組みを行っています!
ビデオ通話でのコミュニケーション接点を定期的に必ず持つ
- 定期的な朝会・夕会:チーム単位での定例ミーティングを実施。業務の進捗共有だけでなく雑談も活発!
※デイリーで開催するチームが多い - 週次や隔週でのよもやま:上長やメンバーとフラットに何でも話せるミーティング。気軽に質問や相談をするだけでなく、雑談や趣味トークで盛り上がることも!
チャットでの発信
- slackのtimes文化:個人のつぶやきチャンネルで日々の気づきや困ったこと、プライベートなどを発信
※参考記事:ニジボックスのチャットコミュニケーションと知見共有カルチャーをご紹介します!【Slack分報 編】
ツール活用でスムーズな連携
- Slack / Google Meet / Teams / Figma / Miro / Backlog / Gitなどを活用
相談しやすい雰囲気づくり
- Slackに何でも相談OKチャンネルがあり、相談しやすい文化
- 役職や年次に関係なく、フラットに意見交換できる文化
# 困ったことをポストしたらさすらいの誰かが助けてくれるシーン
# ハンターハンター好きが集まるチャンネルで突然始まるハンターハンタークイズ
従業員アンケートから見るリアルな声
実際に従業員にアンケートを実施しました。その一部をご紹介します!
Q1. コミュニケーションで自身が工夫していること
補足コメント:リアルとリモートだとコミュニケーションの仕方で工夫するとこ、ちょっと違ったりしますよね
プロダクトグロースエンジニア
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自分の作業内容や状況を発信すること(Working Out Loud)を心がけています。そうすることで、他のメンバーが私の状況を把握しやすくなり、サポートやアドバイスに繋がりやすくなります。実際、他の方のコメントを通じて助けられたり、過去の自分の発信が後で役立つことも少なくありません。
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UI/Webデザイナー
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・大変そうな案件をやっている人にはこまめに声をかけるようにする
・悩んでいそうな人には「よかったら口頭で話せます!」と添えるようにする
・話始めに一言アイスブレイクの会話を入れる、そのためにtimesで個人の趣味や取り組みなどを情報収集しておく
・自分のtimesで自己開示する
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BIエンジニア
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要件が複雑な案件をスタートするタイミングはできるだけ依頼者とビデオ通話するようにしています。
文章だと表現しきれていない要件や背景を確認できることが多いので、アウトプットの精度が上がります。
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Q2. グループ内やチーム内で工夫していること
補足コメント:リモートならではだな~というグループやチームで取り組む工夫とかってあったりしますよね
開発ディレクター
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フルリモート環境だと気軽に雑談することができないので、隔週のグループ会でプライベートの共有をする時間を設けています。例えば、先週◯◯に旅行に行きましたなど
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フロントエンドエンジニア
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・自由に雑談可能な random チャンネルがあり、そこに毎日botが雑談スレッドと気づきを雑に投げてOKスレッドの2つを建て、そのなかで自由にメンバーが発言している
・日次の夕会でチーム全員がかならず一度は発言することを目的として「今日あった良かったこと・悪かったこと」を話す機会がある
・月1で出社日を設けてリアルで交流する日を設ける
・一日中teamsの会議を開き任意でそこに入りつつ作業する「もくもく部屋」を作り、基本マイクOFFカメラOFFだが不明点が発生した時にいつでも気軽に発言できるようにしている
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Webディレクター
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グループで関わる機会として隔週で定例と知見共有会を設けている、毎日夕方チームのよもやまを実施し進捗の共有や相談事項などを会話している
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Q3. ふと発生した困り事を解消するために工夫していること
補足コメント:オフィスだったらふらっと話しかけて困り事解消できますが、リモートだとできませんよね。。
開発ディレクター
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「なんでも相談Ch」があり、そこで相談しています。周りの人もバンバン質問投げていて、どんな質問でも1日のうちに誰かしらが返信をくれるのでめちゃくちゃ助かっています。
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フロントエンドエンジニア
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・いつでもSlackのハドルで口頭での会話ができるように、ハドル用のチャンネルが4つ存在し、空いてるチャンネルでいつでもハドルを開始してよい
・出入り自由の音声つなぎっぱなしチャンネルを用意している
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UI/Webデザイナー
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オンボーディングで困ったことなどを振り返り、本人に次の方のためにドキュメントの整備や最新化をお願いすることも多いです。社歴が長いメンバーがよく出る質問をまとめるなどもしていますが、特に業務に関しては調べるより知っている人に聞く方が早いことがほとんどだと思うので、気軽に電話会議をつなぐ文化があります。
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Q4. 雑談を促進させつあめに工夫していること
補足コメント:雑談していくことで人間関係が構築されたりするものの、ビデオ通話の会議って仕事や要件だけの会話になりがちだったりしますよね。。
Webディレクター
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MTGでは進捗報告以外に雑談の時間を設け、親睦を深めたり肩の力を抜いてありのままで話せるような、リラックスできる時間を作っています。
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UI/Webデザイナー
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個人的には、会議の最初に人が集まるまでの時間、沈黙しているのがもったいないので、雑談の話題をなげかけたり、アイスブレイクなどでは遊び心あるチャットを送るなど、できるだけチームの雰囲気が良くなるように心がけています。あとはチャットツールの雑談部屋があるので、最近読んだ本や好きな映画など趣味の話をしています。
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プロダクトグロースエンジニア
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週1でチームメンバーと雑談する場を設けています。社内の情報共有や次の飲み会の店決め、連休にどこ行ったかなどテーマはさまざまです。
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コミュニケーションは創意工夫
リモートワークはクリエイティビティの高い働き方を実現する手段ではありますが、同じ場所で働かないことでコミュニケーションの回数が減り、初期段階の人間関係が構築しにくいことで仕事が進めにくくなるのも事実です。
ニジボックスでは従業員個人個人がチャットやビデオ通話などを通してデイリーでコミュニケーションの回数を重ね、時にはリアルで集まることや雑談する時間を意図的に設けることでコミュニケーションの質を上げるなど、創意工夫を凝らしています。
この記事が「この会社ちょっといいかも」と思うきっかけになった方は、ぜひニジボックスへのエントリーをお待ちしています!