ニジボックスの新人メンバーに話を聞く、インタビュー企画!今回は、ニジボックスの開発ディレクターメンバー第1号として3月に入社した長谷川さんです。
大学院修了後、新卒でシステムエンジニアとして就職した長谷川さん。要件定義を始め、実際に自分で手を動かして開発し、リリースまで行うという経験をしてきた彼が、更なるステップアップを目指して入社を決めたのがニジボックスでした。
今回は長谷川さんに、ニジボックスを選んだ理由、開発ディレクターとしてリクルートの現場でどんな業務を担当しているのかや、やりがいなどについて伺いました。
プロジェクトの中心となって開発を進め、自分の幅を広げたい。志を胸に、開発ディレクターへ転身。
――転職のきっかけ、経緯を教えてください。
前職はシステムエンジニアとして、製造業向けの情報管理システム開発を行っていました。要件定義や設計を始め、自分で開発とテストを行いリリースする、一通りの業務を経験してきました。そのような働き方を3年ほど続けたころ、より幅広い経験をすることで自分の力を試してみたいと思い、転職を決意しました。
――開発ディレクターという仕事のどんなところに魅力を感じましたか?
企画段階から入り込み、さまざまなステークホルダーと協力しながらプロジェクトを主体的に進めてゆくところに魅力を感じました。前職では、クライアントから「こんなシステムを作りたい」という指示を受け、その指示通りにシステムを作ることが普通だった私にとって、この部分はとても新鮮に感じました。前職でも要件定義からリリースまで一通り業務を経験してきましたが、より深く、より広く、提案段階から携われる仕事内容が面白そうだなと感じました。
「この人と一緒に働きたい」ニジボックスには、本気でそう思えるメンバーがいた。
――ニジボックスで開発ディレクターになろうと思ったきっかけを教えてください。
リクルートの大規模なサービスの開発に携われると知ったからです。以前から『ホットペッパービューティー』や『じゃらん』をよく使っていたので、普段から目にしている有名なサービスの開発に携われることに魅力を感じましたし、それによって自分の幅を広げることができるのではないかと思いました。
――ニジボックス以外にも、数社の面接を受けたそうですね。その中でニジボックスに転職しようと思った決め手を教えてください。
ニジボックスは開発ディレクター未経験者でも応募でき、入社後も経験を積みながらしっかりと学んでいける環境があったことが決め手です。
また、社員の方たちの温かさも理由の1つです。面接で開発ディレクターリードの木嶋さん、人事の鈴木さんとお話をしたんですが、「この人たちは、大手企業のすごい人なんだろうな。採用のプロフェッショナルなんだろうな」と思ったら頭が真っ白になってしまって、言葉が出てこなくなってしまったんです。すると、木嶋さんと鈴木さんがすごく和やかにフォローしてくださって…。「この方たちは、本当に人間的にすばらしいな、一緒に仕事ができたらいいな」と思ったんです。そして、ニジボックスであれば私自身も人として成長できそうだなと感じました。
――現在、長谷川さんはどのような業務を担当していますか?
リクルートの大規模サービス運営の中で、比較的規模の小さいサービス改善の開発ディレクションを常時8件ほど担当しています。リクルート、ニジボックス籍に関わらずその道のプロフェッショナルに囲まれ、刺激的な毎日を送っています。
最近多いのは、サイトのコンバージョンレートを高めるためのプロジェクトですね。課題の解決施策を提案し、仕様書を基にエンジニアやデザイナーと連携しながらABテストを実施しています。
――前職のSE業務との違いを感じるところがありましたら、教えてください。
前職では私一人で業務が完結していたので、自分が仕様を理解してその通りに作ればよかったんです。でも今はそれだけではなく、一緒に開発を進めるメンバーとも認識がちゃんと合っているかどうかを、すり合わせながら進める必要があります。このように、周りと協力しながら作り上げていく点に新鮮な違いを感じています。プロジェクトの要件定義からリリースまで携わるという面では、以前と同様に感じる点もありますね。
――開発ディレクターの仕事の面白さややりがいを教えてください。
デザイナー、エンジニア、営業をはじめ、さまざまなステークホルダーと協力しながら仕事を進めていくのですが、全てのメンバーがその道のプロフェッショナルです。そういった方たちと協業できることがとても面白く、日々たくさんの刺激を受けています。
リモートでも相談しやすく、話しやすい。楽しく、自分らしく働くことができる。
――リモートワークが続いていますが、フォロー体制やメンバーとの交流、職場環境について不安を感じることはありませんか?
基本的にリモートワークなので、メンバーとは主にSlack上でやりとりしています。みなさんとても優しくフォローしてくださるので、不安に感じることはありません。上長である木嶋さんは「タスクの量、多くないですか?」「心配事はないですか?」という風にいつも気にかけてくれますし、仕事とは直接関係のない雑談話をする場面もけっこうあります。上長というよりも信頼のおける先輩のように感じていて、とても居心地が良いですね。
また、普段あまり関わることのない、別の部署で働くニジボックスのデザイナーやエンジニアの方たちとも、勉強会やイベントで交流の機会があったり、ランチ会で一緒にごはんを食べて話したりすることもあります。メンバーと自然と触れ合うことができる機会が多くあるので、リモートワークでも楽しく働くことができています。
――ニジボックスのメンバーは、どんな人が多いですか?メンバーの印象について教えてください。
優しくて話しやすい人が多い印象です。仕事をする中で困ったことや分からないことがあった時に、気軽に質問や相談がしやすいんです。例えば、Slackで「誰か、これについて教えてください!」とふわっとした質問を投げかけると、誰かしらが応えてくれる。積極的に仲間の力になろうとしてくれるメンバーばかりなので、本当に頼りになりますし、とてもありがたいと思っています。
開発ディレクターという働き方は、人間としての幅を広げ、人生を豊かにしてくれる。
――入社して4ヶ月。開発ディレクターの仕事や働き方について、率直な意見を教えてください。
デザイナーであればガイドラインを基にデザインし、エンジニアであれば仕様書を基に開発を進めると思います。しかし、開発ディレクターの仕事はそういった指針がありません。案件の規模や期間、どんなステークホルダーがいるのかによって、常に動き方が変わってくるからです。実際に仕事をする中で、コミュニケーション能力はもちろん、調整能力や臨機応変な対応力など、さまざまなスキルが求められます。そこが大変なところではありますが、醍醐味でもあると思っています。
開発ディレクターというポジションは、仕事的にも、人間的にも、幅を広げてくれる仕事だと思います。開発ディレクターになったことで、私の人生はとても豊かになったなと感じています。
――最後に、長谷川さんの今後の目標を教えてください。
現在担当している案件を着実にリリースまで持っていくことが直近の目標です。もう少し長い目での目標は、1年や2年など長い時間をかけて開発を進める大きなプロジェクトを担当できるようになることです。そのためには、周りにいるたくさんのスペシャリストの力をお借りしながら、多くの経験をし、学んで、開発ディレクターとしての力を着実に身につけていきたいと思っています。
※マイお菓子バーとウォーターサーバーはリモートワークの必須アイテムだそうです。