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【文系から未経験でAIエンジニアの道へ】AIエンジニア 鈴木彩音

※こちらはneoAI公式noteで掲載している記事の再掲になります。



neoAI公式noteでは現在neoAIで働いているメンバーの紹介をしています!
メンバー紹介第7弾は、現在LLMを用いた文章生成プロジェクトでメインエンジニアを務める鈴木彩音(すずき あかね)です。

2023年の9月からneoAIに参画。大学入学後に理転して、エンジニア未経験ながらneoAIにAIエンジニアとしてジョイン。入社3か月目でプロジェクトのメインエンジニアを務めるなどの活躍を見せています。

本稿では、鈴木のneoAIの働き方やneoAIのプロジェクトの面白さなどについて聞いていきます。

- 自己紹介をお願いします。
鈴木彩音(すずきあかね)です。東京大学工学部の4年生で、現在は情報通信の研究室に所属しています。もともと文系(文科2類所属)していたのですが、進振り(進学振り分け制度:1年生と2年生の途中までの成績を元に、3年生からの進学先を決めることができる制度)で、理転して今の学部に進学しました。neoAIには昨年の9月に入って、今はLLMを使用した文章生成業務の効率化のプロジェクトに入っています。

- なんで文系から理系の学部に進学したのですか?
物を作る側に携わりたいと思ったのが理由です。経済学部(文科二類から経済学部に進学する人が多い)出身の人は売り出す側に行くことは多いと思うのですが、このまま将来物を作る側に立たずに、売り出す側に行くのはもったいないなと思って、学生の間に作り出す側を経験したいと思ったのが、きっかけです。今所属している学部はAIや通信情報などの研究室が多く、今ホットな分野だったのが、学科選びの決め手になりました。

- neoAIに入る前は何をしていたのですか?
2年後半からの学部の授業でpythonとjava、独学でrubbyを勉強したり、あとは松尾研究所が開催するプログラミング講座を受講したりしていました。あとは研究室で少しずつプログラミングしたり。大学で少しプログラミングに触れていたものの、AIエンジニアの実務経験はないという状況でした。

- neoAIに入るまでの経緯を教えてください。
学科同期はインターンをやっている人が多かったので、インターンをやってみたいと思っていましたが、環境が合うかなど、不安な部分が大きかったです。その中で、neoAIは学科の知り合いが多く、安心できる環境だったのと、生成AIがホットな分野で自分の研究領域とも重なる部分が大きかったので、そのような技術分野に携わりたいという気持ちがあり、neoAIに入ることに決めました。
実務経験がない中で入ることはかなり不安でしたが、研修もあったのでその不安はすぐに解消されました。現在は、生成AIというホットな領域にわくわくしながら楽しんで業務に取り組むことが出来ています。

- 研究内容や、AIと研究分野を関わりを詳しく教えてください。
情報通信を領域とする研究室に所属しています。現状は通信の方法が有線に最適化されていますが、衛星通信も近年使われるようになっているので、従来の方法からどのように変えれば通信が効率化できるのか?という分野を研究しています。
AIを使ってネットワークを効率化しようという研究会が開催されるなど、情報通信領域でもAIはホットになってきています。私も、実用化にはまだ遠いですが、品質が変化しやすい衛星の品質変化を予測するためにAIを使いたいと思って、研究を進めています。
また、衛星通信に限らず、目に見えない基盤の部分も面白くてわくわくします!エンジニアは通信は確立されていることが前提としてコードを書いてますが、私はTCP/IPモデルと呼ばれるインターネットの仕組みの下位層にも興味があって、地上だけではなく衛星通信にも対応できるような、なおかつ早くたくさんの情報が送れるという要望にも対応できるようなシステムを作りたいと考えています。そのためには、AIとソフトウェアの知識両方がとても生きてくると思っています。なので、AIはもちろんですが、ソフトウェアの社内研修も受けてソフトウェアの知識も吸収しようと思っています。


- 楽しんで働けているポイントは何ですか??
やることが明確なことと、意思疎通がとりやすいことが要素としてあるかなと思ってます。neoAIでは業務開始時にその日のタスクをチームですり合わせるなど、タスク管理がしっかり行われているのでストレスなく働けています。また、同じオフィスでみんなと一緒に働いていて困った時にすぐに聞きに行けるなど、話しやすい環境なのもありがたいです。周りの人たちが活発に議論していて会話が生まれやすい空間ですが、メリハリをもって業務に取り組んでいて、心地よい雰囲気です。

- 今の業務内容と、業務内でのやりがいを教えてください。
今は、LLMを使って文章生成業務の自動化プロジェクトに所属していて、PMと2人でプロジェクトを遂行しています。2人チームなので、タスクの半分くらいを主で行っていて、精度検証など手を動かす部分はかなり携わらせてもらっています。最近はPMにレビューをもらいながら、システムを作ることもやっています。
やりがいとしては、社会に出ていくサービスとして貢献できるのが楽しいです。独学でやっていると自分の役に立つことで終始してしまうと思うのですが、ダイレクトにどう使われているか想像できるプロジェクトに携わらせてもらっているのが、やりがいを感じられるポイントです。また、わからないことがあった時に、教えてくれる人がいたり、一緒に調べて解決してくれる人がいるので、勉強して成長しているなと思えます。


- どこが成長したと思えますか?
なんでうまくいったのか/いかなかったのか、という議論ができるようになったことが大きいと思います。またこれをやりたい!と思ったときの、タスクを切ったりレビューをもらったりというタスク処理のスピードが速くなりました。悩んでいる時間やタスクがない時間があまり好きではないので、できるだけそういう時間がないように、すぐに人に聞いたりしながら業務をできたのが、成長の一因なのかなと思います。
モチベーションとしては、周りがすごくて尊敬できる人ばかりなので、それに追いつきたいという気持ちが大きいです。精度が上がらないなど、失敗ばかりでは貢献できないので、みんなと同じくらい貢献したいと思っています。あとは、楽しいのが前提にあって。最初は環境が向いてなかったらどうしようという不安もあったのですが、楽しいというか生活の一部になってきましたね。

- neoAIに入ってよかったことはなんですか?
学生という立場ですが、がっつりプロジェクトに関われるのがいいなと思います。社会人ではないですが、社会人の第一歩の感覚が分かったのは大きいです。責任もその分ありますが、お客さんに出すまでを自分たちで1から100までやって、クライアントの方と打ち合わせして…など、学生ではなかなか経験できないようなことを自分主体でできるのが嬉しいです。


- neoAIにはどういう人が多いと思いますか?
責任感がある人が多いなと思っています。誰かからやれと言われてやっているというよりかは、自分の中でのボーダーラインを絶対に超えてやろうという気持ちがある人が多いイメージです。PJ内でも議論になった時にそういう着眼点があるのがすごいなと思うし、見習わなきゃと思います。性格的には穏やかで褒め上手な人が多いです。自分では意識していなかったけど褒めてもらえる場面もあって、そういう瞬間が多いので単純に嬉しいし、モチベーションになります。

- どういう人と一緒に働きたいですか?
自分の軸を強く持っている人と働きたいと思っています。自分もそうなのですが、もともとの技術力がなくても、やりたいという気持ちが強ければどんどん吸収して成長できると思うので、そのような気持ちの強さは大事だと思ってます。あとは、チームで動くので、ここどう思う?など議論が活発にできる人と一緒に働きたいなと思っています。


- 今後のキャリアやneoAIでやりたいことを教えてください。
将来はneoAIで学んだAI技術と、研究で行っている通信の部分を組み合わせて、物を作る分野に携わっていきたいと思っています。neoAI内では、PMを目指して、人のレビューをしたりできるまでの技術力を身に着けていきたいと思っています。

- 最後に、この記事を見ている方にメッセージをお願いします。
私は入社当初はエンジニアとして務まるかどうか自信がなかったのですが、できないところはカバーしてもらえるし学べる環境があるので、むしろ自信がない人こそいいと思っています。エンジニアで女性が少ない環境ではあるのですが、特に女性であっても何も変わらず仕事ができています。少人数のチームで動くことがほとんどなので、人と一緒に進めることが好きな人にも向いていると思います。興味をもったらどんどんアクションしてほしいですし、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです!

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