1
/
5

【HR本部長インタビュー】組織をプロデュースする。執行役員・西林が掲げるNateeを“勝たせる”ための人事戦略

こんにちは!株式会社Nateeの広報担当です!

今回は、2024年8月に執行役員に就任した西林にインタビューをしました。

2022年にNateeに参画した西林は、代理店向け営業組織の立ち上げやクリエイティブ部門の責任者を務め、2024年6月よりHR本部長として採用・組織づくりを牽引しています。

西林は、「個人のキャリア実現のためにも、Nateeを勝たせたい」と力強く語ります。その真意とともに、目指す組織のあり方について聞きました。

プロフィール:西林 翔太(にしばやし しょうた)

大阪府出身。新卒で株式会社D2Cに入社し、電通に出向してデジタル広告のバイイングを担当。その後、株式会社LibalentではSNSプラットフォーム×エンタメ領域での広告企画に従事し、執行役員として組織マネジメントも経験。

2022年8月にNatee入社。代理店向け営業組織をゼロから立ち上げ、部長を務めた後、2024年6月よりHR本部長を兼任し採用・組織領域を統括。同年8月、執行役員に就任。

ミッション達成にこだわる組織

ーー西林さんは前職でも執行役員を務めていましたが、なぜスタートアップのNateeに入社しようと考えたのでしょうか?

入社の決め手はNateeの経営陣でした。最初に出会った取締役の朝戸、そして代表の小島や営業責任者の大江(現・執行役員)が、何よりもピュアにミッション実現にこだわっていて。クリエイターの個性や才能を輝かせたいと本気になって取り組んでいることに心を打たれました。

またスタートアップ企業から戦力としてオファーをいただくわけですから、自分自身が培ってきた経験で、会社に貢献できるかどうかを考えましたね。ちょうどNateeでは、「代理店向け営業組織を立ち上げたい」という経営陣の意向があったとき。僕は電通に出向していた経験もありますし、前職では代理店とのアライアンス経験を積んでいました。その点では入社前でしたが、ある程度バリューを出せるイメージが沸いていました。


ーー入社して感じた、Nateeの企業カルチャーとして印象的だったことはありますか?

入社して驚いたのは、Nateeメンバー全員がいかに施策成果にコミットしているか、ということでした。

僕たちのような事業形態の会社では「広告制作物の納品=ゴール」と考えてしまいがちですが、Nateeでは「そのクリエイティブは本当に成果につながったのか」をとことん突き詰めるんです。 それは僕が入る前からすでに醸成されていた企業文化であり、今も会社全体に根付いています。

「素敵なクリエイティブを作る」だけではなく、クライアント視点、クリエイター視点で成果に向き合い続けるメンバーがいることは本当に誇りに思っています。


1年で4億円規模の売上創出した後、HR責任者へのチャレンジ。

ーー入社後、西林さんが手掛けた事業は順調だったのでしょうか?

入社後は予定通り、代理店向けの営業組織(代理店事業部)の立ち上げを行いました。Nateeはこれまで直接クライアントとやりとりし、全力で成果にコミットすることで事業を伸ばしてきました。一方で、代理店経由だからこそ取引できるクライアントもいます。そういうクライアントにリーチすることも、チームが担う重要な役割でした。

実際、代理店を介した商流も着実につくれて、1年で4億円規模の売上をつくることができました。また取引実績として、大手飲料メーカーさまやスポーツブランドさまなどの事例を創出できたことも大きかったですね。ナショナルクライアントと仕事をすることは、業界内での認知を取る上での最短ルートであることを再認識しました。


ーー現在、西林さんは事業部とHRを兼任しています。まずは、HRの仕事に就くことになった経緯を教えてください。

代理店事業部を立ち上げた後、クリエイティブ部門でマネジメントの仕事も兼務していました。クリエイティブ部門には、ディレクターやキャスティング担当など、様々な役割のメンバーがいます。「個人」の影響力が強い営業以上に、「チーム」で成果を生み出す必要があり、必然的に組織づくりに向き合っていきました。

またNateeの経営陣や幹部メンバーは、かなり個性に溢れていて、尖りも持ち合わせている人が多いです。その中で僕自身はプロデューサー気質で、そういう人たちが一番成果を出せるステージを用意するのが好きだったりします。その点でも、絶対に自分がやるべきだなと思い、手を挙げました。


HR責任者として、組織をプロデュースしていく

ーー組織づくりで特に意識していることは?

組織をプロデュースするという視点です。メンバーの強み・弱み・思考性を鑑みた上で適切なチームや、プロジェクトへのアサインを心がけています。前職でネット番組のプロデューサーをしていた時の感覚と近くて、このプロジェクトにおけるベストなキャスティングは誰だろう?という視点でメンバーと向き合っています。

また7期からメンバーとマネージャーの間にリーダーという職位を設けました。これまでは執行役員の大江や僕の直下に15名がフラットに所属しているという状況だったので、現場で決められないことが多いという課題がありました。今回組織をピラミッド構造にすることで、メンバーに決断経験を多く積んでもらい、意思決定スピードの向上も狙っています。


ーー採用に関して取り組んでいることを教えて下さい。

執行役員就任のタイミングで、まずは「全社で採用を楽しむ/喜ぶ組織」を作ることを決めました。採用ってどうしてもHR主導で、事業部メンバーは「手伝う側」というイメージがあります。でもスタートアップの組織づくりにおいてそれは絶対的に違っていて、メンバーひとりひとりが一緒に働きたい仲間を見つけては、会社の魅力を知ってもらい採用につなげるという動きが必要です。

また先日、全社員に話したのが「自分より優秀な人を連れてきたら、自分が一番助かるよ!」というメッセージです。この環境で働いていると目の前の仕事に忙殺されがちで、中長期的に向き合いたいテーマや、新たにチャレンジしたいことに着手しづらいというジレンマが発生します。それを最も早く解決に導くのは採用です。自分よりも優秀な人に今の仕事を任せて、どんどんネクストに向かって走ろう!ということを伝えました。

具体施策としてはリファラル(社員紹介)採用強化のキャンペーンを実施し、会社全体を盛り上げながら推進していきました。

これも僕が全社発信するのではなく、会社のみんなに愛されている広報の中島に「リファラル姉さん(通称リファ姉)」として立ってもらうことで、各メンバーが一緒に働きたい知人・友人を紹介しやすい環境を作りました。このように全社を巻き込む施策を行う際は、少しエンタメ性を入れたり、適任メンバーをアサインすることを意識しています。


ーーリファラルキャンペーンの成果は出ましたか?

おかげさまで直近3ヶ月の入社予定者6名のうち、3名がリファラル採用、1名がカムバック採用(一度退職した社員の再雇用)と想像以上の成果が出ました。ただただリファ姉とメンバーのみんなに感謝です!


ーーさらに、HR事業部として会社イベントにも相当力を入れていると伺いました。

そうですね。会社が大きくなってくると、ひとりひとりが全社イベントを自分ごとと捉えなくなり、参加率も下がる可能性がありますよね。でも僕らとしては、「せっかくこの会社にいるんだから、イベントも全力で楽しむぞ」というスタンスの人たちを増やしていきたいと思っています。またそのために僕ら運営側がやることはシンプルで、イベントのクオリティをあげることです。全員が、イベントを他人事に思わないようにするためにも、コンテンツ自体の面白さに対しては絶対に妥協したくない。ここも、HR責任者としてかなりこだわっている部分ですね。

会社イベントの一例として、11/1実施のキックオフイベントレポもぜひご覧ください!

https://www.wantedly.com/companies/natee/post_articles/938636

▼2024/11/1 キックオフイベント@お台場

▼2024/6/28-29 オフサイト研修@箱根


Nateeが“勝つ”ことで得られるリターンは計り知れない

ーー単刀直入に伺います。Nateeはどんな人を採用したいと考えていますか?

毎回必ず答えているのは、「戦略的ポジティブ」になれる人ですね。

先天的にポジティブな人っているじゃないですか。もちろんそういう方も素晴らしいなと思うのですが、僕がすごく素敵だなと思えるのは「結局ポジティブに解釈して進めたほうが物事うまく進むよね」ということに気づいている人ですね。

例えば、何か難しい課題が舞い込んだとき、愚痴を言っても何も始まらない。結局、どんなときも前向きに、自分で責任を持って物事を進めようとした方が、人もついてくるし、周りも協力してくれる。それを知っている人は、どんな仕事でもうまくいくと思うんです。

またPositiveの解釈については、代表の小島がnoteで綴っているのでぜひ読んでみてください。

Positiveという単語はOptimistic(楽観的)とは全然違います。元々はラテン語の法律用語で「合意によって決められた確定的なもの」という、「自然」と反対の意味で使われたのが語源で、そこから「絶対的な」「自信がある」「建設的で良いものに集中する」といった意味に派生をしていきました。

小島note:https://note.com/kojimaryouken/n/n157d55e65c79


ーー西林さんが、今後HR責任者として実現したいことを教えてください。

Nateeの事業を成長させることに尽きますね。そのために組織づくりに向き合っています。そういう意味で、何かを成し遂げたって感覚を味わえるのはまだまだ先な気がしています。

先日、内定者のメンバーが「5,000人の会社に入るより、これから5,000人になる会社に50番目で入ることの方が価値ありますよね」と言っていて、大共感したことを思い出しました。

Nateeが今後大きく事業成長すれば、今以上に裁量もチャレンジの幅も金銭的な報酬も大きくなることは紛れもない事実です。まずはNateeを勝たせるというのがシンプルに一番向き合うべきところなんですよね。


ーー​​ありがとうございました。最後に、入社を検討している方にメッセージをお願いします!

大前提として、僕たちは「選ぶ」側でなく、「選ばれる」側だと考えています。面談を通じて、Nateeのことに興味を持ち、好きになってくれたら何よりうれしいです。

本気で働くという前提のもとですが、組織が急成長するスピードを味わえたり、決断する経験を積んでいける会社です。僕自身も1年前の今日はHR責任者をやってるなんて想像もしていなかったです。

最後に、もしNateeに興味を持ってくださった方がいたら、ぜひ対面でお会いしましょう!

Nateeのオフィスに来て、雰囲気を感じてもらい、メンバーとカジュアルに話してもらう。今のNateeを知ってもらうにはそれが一番だと思います。手前味噌すぎるのですが、本当に会わせたい人がいっぱいいるのです。プロデューサーとしてベストな面談相手をキャスティングさせていただきます!笑

その上で、僕たちと一緒に働きたいと本気で思ってもらえる方をお待ちしています!

Invitation from 株式会社Natee
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社Natee's job postings
2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Kanako Nakashima's Story
Let Kanako Nakashima's company know you're interested in their content