「新卒エージェントのナンバーワン」を目指して、毎年成長を続ける私たちナイモノには、毎年新しいメンバーが入ってきています。
そんな中途入社の社員の中でも、塾や予備校、教員出身のメンバーが多く活躍しているという事実……!!
直近 約半年の転職者のうち約70%が、塾や予備校、学校教員を経て私たちの仲間に加わってくれています。
教育業界の経験者に聞く、「ティーチャーズ」へのインタビュー第二弾。
今回は、塾や予備校を経験してきた社員に、「塾業界との違い」や「入社後の印象」、「活かせている経験やスキル」を聞いてみました!!
(vol.1の『学校教員編』はこちらから!)
ぜひ、あなたの新しい挑戦の参考にしてみてください!!
目次
Q. 前職の業務・経歴を教えてください
Q. 塾・予備校業界に入った理由は?
Q. 転職を考えたきっかけは?
Q. ナイモノに入社してからの印象は?
Q. ギャップや変化はありますか?
Q. これからナイモノで実現したいことは?
Q. 前職の業務・経歴を教えてください
◆小澤:東進ハイスクールで中高生向けに生徒の学習マネジメントや入会促進などを担当していました。もともと地元は北海道なんですが、祖父母が東京だったので大学から東京に来て、2年ほど働きました。
◆佐野:愛知県出身で、大学は京都の大学を経て、早稲田大学の院で教育学を学びました。卒業してから河合塾に入社して、最初は東京で中高一貫の東大受験の専門コースで4年間、その後に埼玉に異動して2年ほど進路指導や生徒や保護者との面談を担当していました。
◆田嶋:四谷学院で、高校生向けに受験コンサルタントとして校舎運営や生徒担任をしていました。大学では獣医学を学んでいたのですが、なぜか教育から人材と、まったく違う業界に就職して5年間、働いてきました(笑)
◆川上:やってきた業務はほとんど皆さんと同じなんですが、予備校業界で10年ほど、主にマネジメントをメインに複数の教室を管轄して、都内各地をいろいろ回って顧客対応や営業系の仕事も幅広くやっていました。
◆岡本:私はもともと新卒では食品メーカーに就職して営業をしていたんですが、そこから塾業界に転職をして教室長として校舎運営や入会促進などを担当していました。最大で120人くらいの校舎で、運営に必要なことは何でもやっていましたね。
Q. 塾・予備校業界に入った理由は?
◆田嶋:就職活動では、学部の関係もあってペット業界を考えていたんですが、たまたま教育業界の説明会に参加してみたら常務の話に刺激を受けて、一気に引き込まれました。
もともと人にかかわったり、応援するのは面白いと思っていて、教育業界はその会社だけしか受けてないんですが、それで入社を決めました。
◆小澤:大学で映像について学んでいて、最初の就活ではエンタメや映画にかかわる業界を見て回っていました。いくつかの会社から内定をとった後に実際に詳しく調べてみると、やっぱり職場環境的にもなかなか厳しくて……。
そこから東進がオンライン講義の映像を自社製作しているのを知って、入社しました。もちろんいきなりそんな仕事ができる訳ではないので、ちゃんと塾業界の仕事をしていました(笑)
◆岡本:もともと最初に新卒で入社した会社での働き方が合わないと感じていて、とにかく環境を変えたいと考えて転職活動をしました。最初に内定が出た会社に決めて、塾業界に転職をして3年半を過ごしました。
あんまりこだわりがある方ではないのですが、ナイモノに入ってからはいろいろと変わってきた部分もあるのかな、と思っています。
◆川上:就活はけっこうしっかりとやっていたんですが、実は教育業界に入るつもりはありませんでした。ただ、学生時代にアルバイトで塾講師をしていて、当時の中学3年生の教え子が卒業するタイミングで、「来年はもういないんですか?」と聞かれて、そのひと言で(笑)
そこから楽しみが増えたというか人生の岐路になって、自分としても一段階引き上げられた感じがあって、人の成長に立ち会える喜びを知ったな、と思っています。
◆佐野:私はもともと教員を目指していたんですけど、大学3年生の教育実習で、先生方が残業代も出ない中で20時21時まで働いている姿を見て、正直「この環境で働くのは厳しいな」と思ってしまって。
子どもは好きだし、彼らの成長にかかわりたい気持ちはありつつ、教員として働いたら子どものことまで嫌いになってしまいそうで、教員の道を諦めました。
大学院に進んでから就職活動を始めたときには、ぼくの中では「教育」といったらベネッセか予備校しか選択肢がなくて、河合塾と東進から内定が出て河合塾に入社しました。
Q. 転職を考えたきっかけは?
◆佐野:私は単純に、「予備校業界に未来はあるのか?」と考えたときに、なかなか厳しい状況だな、と。というのも、少子高齢化で毎年子どもは減っている。
さらに前職の会社は対面授業に注力していたので、オンラインで展開している会社との競争に耐えられるのか。何ならAIやそれに関連するサービスも発達していくと、教師や講師の存在の意味も変わっていきますよね。
尊敬していたチーフ(上司)も異動のタイミングで辞めてしまうとのことだったので、業界的な不安とその上司の退職がきっかけでした。
◆川上:ぼくも同じような理由で、やっぱり塾や予備校業界のマーケットが縮小しているのを感じていて、これからの可能性に疑問をもっていました。
あとは成果に応じたリターンがほしいと思っていて、どれだけがんばって成果を上げても、利益率を高めても、自分には何も返ってこない。自分は何をしているんだろう?と。
もともと20代のうちは、ベンチャー系の会社で経営や企業の成長フェーズを知るためにチャレンジしたいと考えていたんですが、当時の上司にすごくお世話になって育ててもらっていたこともあって。長く続けられたのは上司のおかげでもあるし、その恩返しをしたかったんですよね。長く一緒に働いて充分に義理は果たせたかなと考えて、覚悟を決めて転職しました。
◆田嶋:ぼくがいた会社はけっこうホワイトというか、考え方や評価も「やさしい」会社だったんですよね。
人との競争や比較じゃなくて、「過去の自分を超えていこうよ」というスタンスで昇格や給与についても自己評価の要素が強かったんです。
それはそれで居心地が良いのもあるんですが、まわりとの比較ではないので受講率1位とか新規入塾者数1位とかをとったとして、褒められることはあっても給与に直接結びつくわけじゃない(笑)
そういう意味で、ちゃんと自分の実力で評価や給与を上げていける環境で働きたいと思ったのが、転職を考えたきっかけでした。
ぼくの場合、毎年のように転勤があって、多少は補助も出るんですが、じわじわとマイナスが出て貯蓄が減っていく(笑) 安定しない生活にも不満があったのも理由のひとつでした。
◆小澤:みなさん目的をもって考えているな、と思ってしまうくらい、ぼくはそこまで考えていなくて、単純に働き方の部分が大きかったですね。当時の上司は本当に今でも尊敬していて、同期や一緒に働いていたスタッフたちは本当に良い人たちばかりでした。
残業をすればするほど、残業代はつくんです。ただ当時は、帰りの交通機関がなくて、タクシーで帰る日もたくさんありました。
ただ、入塾促進の営業的な仕事は面白いと感じていて、その観点で営業的な仕事をもっとやってみたいと考えていました。
◆岡本:私は前職の仕事をしている中で、生徒はもちろん講師やアルバイトの大学生と話をするのが面白くて。彼らと飲みに行ったり日々の話をしたり、一緒に考えるのが楽しかったんです。
中には塾の生徒として来ていた子が、そこから大学に入って講師になってくれたりして、10年くらいのつながりがあって就職活動を迎える、ということもあってそこでの話は、今の仕事につながっていると思います。
Q. ナイモノに入社してからの印象は?
◆田嶋:一番は「夢を応援するにも、いろんなルートがあるんだな」と感じました。
塾の目的はシンプルで「いかに講座をとってもらうか」が大事です。志望校に受かるために勉強を教えるというよりも、私たちの業務的には「この講座をとりましょう」というのが、生徒の夢を応援することにつながる。
それに対してお金を払っていただくので、生徒の多くはもちろん、場合によっては親御さんも嫌々ながら通わせなきゃいけない側面もあります。ナイモノでの仕事は、そのギャップというか違いを感じました。
◆佐野:たしかにそうですね。「面談をする」ということだけで言えば同じですけど、お金が発生するかどうかでこんなに変わるんだ、というのはすごく感じます。
塾では「お金を払っているから、そのぶんの価値を」という人が相手なので、面談もちゃんと来るし、話も聞いてくれる。けれど、今ナイモノで無料のサービスとしてかかわるとなると、学生によっては当たり前のように面談のキャンセルもありますよね。
◆田嶋:塾の場合は、お金を払っていただいているのが保護者なので、決定権は親御さんになるのも、けっこう違う側面があると思います。
◆川上:基本的に親和性が高いというか、やっていることは近いとも思います。入塾面談とかもお金が支払われていない状態で3,4社と競合になったりしながら自分を選んでもらう、という意味では似ていると思います。
◆岡本:そういう意味では、学校の先生とは違うところがあるかもしれないですね。学校の場合は、先生は「いる」のが前提で、そこから見守り育てて卒業させていく仕事ですよね。
塾はまず「選ばれる」ところから始まって、そのために面談を通して生徒の思いや目標や悩みを全部聞きながら、メリットを提示していく。
親御さんとも話をしていく中で、「部活との両立が大変で」とか「将来はこうなりたい」という相手に、納得して選んでもらうための面談をする必要がある。
◆田嶋:単純に「お金を払ったから成績が上がる」という訳じゃなくて、本人がそこで頑張れるかどうかしだいで、私たちはそれをサポートする役割なんですよね。そこが理解されにくくて、前職では何度もクレームをいただいたことがあります。
その点、今の仕事では、就職活動も本人がやるかやらないか、本人が納得するかどうかという中で、お金が発生しない関係性でサポートしたり、信用を得ることの難しさと面白さがあると感じています。
Q. ギャップや変化はありますか?
◆田嶋:めちゃくちゃデジタルな世界だな、と思いました(笑)
Slackとかスプレッドシートとか、これまで触れてこなかったツールが多くて、「日々の仕事は、こんなに便利で楽になるんだ!」って。
◆佐野:ナイモノに入社して、コピー機を使っていないことにびっくりしました。前職では毎日コピー機を使っていて、むしろ行列ができるくらいだったので(笑)
◆岡本:日報とかも全部ノートに書いてコピーをとって、FAXで送っていましたね。時間割も手書きでつくって、最後に清書しろと言われたりしてむちゃくちゃアナログの職場から、パソコンを一人一台渡されて「どうやって使ったらいいんだろう?」というところから始まりました(笑)
◆小澤:あとは、社員の社歴や年齢にかかわらず、みんな敬語で「〇〇さん」で話しているのは、個人的に気が楽だなと思っています。
前職では上司や先輩からは呼び捨てが当たり前でしたし、上下関係がはっきり出るコミュニケーションだったんですが、ナイモノではそれがなくて対等な関係で話せる環境なのはいいですね。
◆川上:ひとつのオフィスで何人もの社員が働いていて、精神衛生的にもすごくいいですね(笑) これって塾業界あるあるかもしれないんですが、前職では8時間くらい一人でオフィスにいることもあったので。
◆田嶋:日曜日や模試の日は、校舎全体で2人だけで回すこともありましたね。新卒1年目でいきなり一人で任されたりもして、あたふたしながらも誰にも相談できない時間があったりもしました。
◆小澤:そのへんについては、今ありがたいなと思うのが、相談できる人も近くにいるし、杉崎さんがノウハウやテクニックをまとめて共有してくれているので、安心できる部分はありますよね。
◆田嶋:まだ入社して1年半ですけど、私が入社したときと比べても変わってきていて、入社した人がすぐに活躍できる環境が整ってきているのは感じます。
そういう意味で変化のスピードは早いですし、急に方針が変わったり全部のスケジュールが変更になったりと、追いつくのが大変だったりもします(笑)
◆川上:前職では、何か変わるのは3ヶ月くらいのスパンだったり、社員会でも1年後の方針だったりするんですけど、今は同じレベルのことが「明日!」ってなるので大変です。
◆佐野:スピード感がケタ違いですよね。
◆岡本:それで言うと、給与の部分でもスピード感やレンジの幅は大きくて、それは魅力でもあります。
入社前の面接で「これくらいの成果を挙げたら、給与はこれくらい」って明確にバンッと示してもらって、それが実現できている。たぶん、ナイモノで天井はないですよ(笑) ちゃんと成果を挙げれば、いくらでも上を狙える。私自身、そういう環境でやりたかったというのはあったので、実際にできているのはやりがいでもあります。
◆小澤:それで言えば、今はちゃんと成果を出せば校舎長の給与も超えられますよね(笑) しかも、何年も積み重ねた後ではなくて、1,2年単位で実現できると考えると、良い環境だと思います。
Q. これからナイモノで実現したいことは?
◆川上:せっかくここで働くなら、上場まで経験したいと考えています。そのためには、売上ももちろんですし、経験値としてはマネージャーとして貢献したいと思っているので、まずはしっかり実績を積み上げていきたいです。
会社が掲げる「新卒エージェントのナンバーワン」を目指すために、自分で最高評価を出せるようになって、将来的には新しい部署や事業を立ち上げられればと考えています。
◆田嶋:私は、ちゃんとしたマニュアルというか、誰でもうまくいく方法をつくっていけたら、と。
自分自身があまりガツガツしたタイプではなくて、溶け込んでいくというか着実に地道にやっていくような部分がありつつ、そんな自分でもコツコツ順序立てていけば成果を出して給料も上げていけるという姿を見せるのが、これから入社する人たちにとって役に立てるかもしれない。
まずはそれを自分が体現して、自分のやり方を確立して、私と同じような人が夢をもって「自分にもできる」と思える環境をつくっていきたいですね。そのためにも、成果を残してチーフに上がっていきたいです。
◆岡本:私はこの3年間、何とか生き残れていると思っていて(笑) 上昇志向や野心が強い訳ではなくて、それでも「ベンチャーに入ったからには死ぬ気でやってみよう」と思ってやってきたことで、今があります。
この仕事は、一定の時間をかけたら成果はでる仕事でもあるからこそ、そういうパワープレイじゃなくても誰でも活躍できるような仕組みができたら、と考えています。
あまり役職としてどうなりたい、ということは気にしていなくて、結果的にそこにつながっていけばいい。せっかく会社が大きくなるフェーズの始まりのところから経験させてもらっているので、その時々でちゃんと貢献していきたいし応えたいという欲求が強いのかな、と思っています。
◆小澤:自分でもできるということを見せていきたい、というのはありますね。入社して最初の頃は、人それぞれで活躍の仕方もいろいろあると思うんですが、そんな人たちにアドバイスができるような存在になっていきたいですね。
まだまだ現状では、ぼく自身も無心で仕事に向き合っている状態なので、これからそこを目指していきたいです。
◆佐野:私はまだできていることはほとんどないので、みなさんほど大きな目標はなくて、今はなるべく一人でも多くの人の人生の岐路になるような意思決定をサポートしていきたい、と思っています。
目の前にいる学生にとって、「佐野がいてくれたおかげで」と思ってくれるような支援をしたいし、その結果として成果につながっていくのかな、と。たぶんこの考え方は会社的にはダメだと思うんですけど(笑)、自分の担当学生が最終面接に行ったり、内定が出たりすると本当にうれしいですし、そのために足掻いていこうと考えています。
数字を追いかける意識はまだまだ足りないし、塾のときにはそういう意識がなかったので、ここから数字と学生のためを両立できるようにしていきます。
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