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スペシャリスト集団を支える、“縁の下の力持ち”リレーションスタッフの役割とは。

今回のインタビューは、2019年7月よりNABLASのインターンとして働いている本間さんにインタビューをさせていただきました。
業務に携わってまだ期間は短いですがとても活躍している「リレーションスタッフ」です。スペシャリスト集団が集中できる環境を作るために心掛けていることなどを伺わせていただきました。

■使命はNABLASの“縁の下の力持ち”


ーでは、最初にリレーションスタッフの役割について教えてください。

本間さん:
役割、使命としては会社の人たち、特に技術系のエンジニアの方々が働きやすい、自分の仕事に集中できる環境を作ることです。具体的には、オフィス環境の整備から社内イベント企画・実施まで、幅広い業務について、リレーションスタッフが対応してます。


ーイベントの企画とは社内イベントですか?

本間さん:
そうですね、例えば毎週一回みんなでランチを一緒に食べる「ランチミーティング」の企画や運営をリレーションスタッフが担っています。あと歓送迎会や忘年会、新年会の企画なども。今後の予定だとお花見も進めていて、それらのイベントをリレーションスタッフが全部担っています。


ーその他リレーションスタッフの具体的な業務について教えてください。

本間さん:
リレーションスタッフの業務は大きく平常業務と、追加で依頼された業務の2つに分かれます。例えば、平常業務とは消耗品の管理・調達、オフィスの環境維持、バックオフィスの書類整理など定期的に行う業務のことです。後者の突発的な業務とは、エンジニアやバックオフィスの方に個人的に依頼された仕事を行う内容になっています。


ーなるほど、という事は一日のスケジュールは毎日違うのですね。

本間さん:
そうですね、同じ事をしていることは、ほぼなくて。毎日違う業務をやっているという感覚のほうが正しいかもしれないですね(笑

■言いにくいことも気軽に話をしてほしい

リレーションスタッフの仕事風景


ー続いて、エンジニアの方たちが集中できる環境づくりで心掛けている事を教えてください。

本間さん:
リレーションスタッフでできることは全て巻き取れれば、自分の仕事以外で悩む事はなくなるのかなって思っています。 この仕事を始めた時、「エンジニアの方々を繋いで欲しい」と言われましたが、最初はそれがよく分かりませんでした。というのも、エンジニアや研究者など、技術系の方って自分から発信することが少ないんです。そこで、こちらからみんなの考えを理解するように努力、意識をしました。


―エンジニアの考えを理解して行動したエピソードなどありますか?

本間さん:
コーヒーメーカーを導入しているのですが、その管理は最初誰がやるか決まっておらず、エンジニアチームのメンバーが厚意で担っていました。ですが、正直、お手入れとか管理が疎かになっていくんですよね(笑。
その役割をリレーションスタッフで受け持てば皆さん仕事に集中できるんじゃないかと思いました。そこで、こちらから提案をして、私たちがお手入れとかを受け持つようにしました。
技術系のメンバーは、本当は自分達の業務に100%集中したいのだと思います。掃除や身の回りの、本当は頼みたいことをこちらで担当して、仕事以外の悩みをなくすことで、皆さんが本来の業務で最高のパフォーマンスを出すための力になれればと思っています。


ー意見を自分から発する事がない方には、どのように聞き出しているのですか?

本間さん:
エンジニアの方が一息ついている時に「何か欲しいものありますか?」と、ちょっとしたコミュニケーションをとって、意見や依頼を聞いたりしています。
エンジニア同士で言いづらい事でも私たちのポジションには言いやすいかなと思うので、積極的に声をかけるようにしています。


ーとても気を遣うポジションですよね。

本間さん:
いえ、結構好きでやっていますね。「お水いりますか?」「お菓子何欲しいですか?」とか皆さんから積極的に聞くことでこちらも考えすぎることなく、むしろ自分のタスクが楽になることが多いんです。
あと、私で判断できないこともあるので「聞いたほうが早いや」と思いながら取り組んでいます。

■毎日来たくなる会社!?

毎週行われているランチミーティングの様子


ーあと、最初の「エンジニア同士を繋ぐこと」についても教えてもらっていいですか?

本間さん:
リレーションスタッフがいる事で社内コミュニケーションが増えると思っています。普段エンジニアの方ってコードを書いたり、論文をリサーチをしたりで個人の仕事がほとんど。そこでメンバー間のコミュニケーションのキッカケ作りをすることでお互いの壁を無くすように努めています。そこから普段仕事の中で生まれない会話も生まれて社内の雰囲気がどんどん良くなっています。


―会社の雰囲気が良いなと思うことなどありますか?

本間さん:
そういえば、皆さん毎日楽しそうに会社に来ているように感じています。


ーそうなんですか?

本間さん:
芝生エリアやソファがあったり、立ち作業ができるスペースがあったり、気分で作業できる環境を選べることなど、仕事環境について心地よく感じている人が多いのではないかな、と思います。

(注: 2020年4月6日現在、新型コロナウィルスの影響により、NABLAS社では全社的にリモートでの作業をスタッフに要請しており、既にほとんどのスタッフは、リモートで作業をしております)


ーそれは絶対に、本間さんやリレーションスタッフのおかげっていうのはありますよね。そんなリレーションスタッフについて、みんなからどのように思われているのか分かりますか?

若山さん:
自分がエンジニアの方とご飯に行くと毎回、「リレーションスタッフのおかげでとても助かっているよね」って話になったりします。気を遣うというか、例えば「何かを買う時にも買いやすくなって、そういった声が届きやすくなるように力になってくれているんだなって」そんな声がありますね。

ースペシャリスト集団の“縁の下の力持ち”になるのは、役割としても存在としても大きいんですね。

■グローバルだからこその細かい心配り

ブランディング担当の若山さん横から登場


ーでは次に、スペシャリスト集団と一緒に働くことで、リレーションスタッフとしての本間さんの意識の変化や学びがあれば教えてください。

本間さん:
普段の生活では出会えない人とどうお互いを理解し、気持ちのいいコミュニケーション取っていくのかっていうことは考えたし、学びましたね。またグローバルな会社なので、簡単な日本語や英語での会話を通してコミュニケーションもとっています。

若山さん:
あと例えば、ランチミーティングの時、ベジタリアンの方に「うどんの出汁、大丈夫かな?」と詳しいところまで気遣ってくれています。グローバルな会社だからこそ、一人一人のバックグランドを考え行動しているのでみんなホントに感謝してます。

本間さん:
直接本人から「私これ食べられないから」とか言われることはないんですけど。様々なコミュニケーションをする中で、「〇〇さんお寿司とかあんまり得意じゃないらしいよ」と人伝いに聞いて全員が食べたいものを食べられる環境をつくっています。 食って本当に大切なことだと思うので!

ーなるほど。だからこそみなさん会社に来たくなるんですね!

■コミュニケーションを円滑にする潤滑油を目指す


ー今後のなりたい姿、理想の姿などありますか?

本間さん:
私の役割は「潤滑油」だと自負しています。社内のどこのコミュニケーションでも連携を上手くとって、「人と人を繋ぐことが本来のリレーションスタッフの目的」だと思いますし、そうなりたいと思っています。なので、理想は誰もが話しかけやすい存在、潤滑油になりたいですね。


ーリレーションスタッフの細かな気配りが、会社に来たい気持ちをつくっているんですね。 最後にリレーションスタッフに向いている方の特徴など教えてください。

本間さん:
まずは、人と話すのが好きな方が向いていると思っています。何度も言うように色々な方とコミュニケーションを取るので、それを苦だと思わない人が向いているかな。あとは、自分が前線に立って何かをやるよりも、誰かを支える事に喜びを感じる方も向いているかなと思います。注意したいのが、言われた事をやるだけではなくて、日々の仕事の中で気づいたことを発信することも重要です。
あと室内アレンジしたい方とかも。いま新しいフロアの改装途中で家具の相談とかもあったりするんです。コーディネーターとしても力が付きますね。他にも、マニュアルやオフィス運用に関するルールづくりなども任されることがあり、業務の幅が広いので、要望を聞いて、その意図を汲んだ上で提案できる力があるといいですね。

ーなるほど、内容は以上です。ありがとうございました。

NABLASではカジュアル面談を行っています。お気軽にお問い合わせください。

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